デジカメ初心者ライターである私、大木亜希子がカメラについて勉強していく本連載!
近頃は、オンライン飲み会を始めとした「お部屋のなかでできる娯楽や作業方法」を探している方も多いのではないでしょうか?
私自身、ライター業と平行してタレント活動をしていますが、同業の友達に聞いてみると、ライブストリーミングサービスを駆使して自宅から遠隔でファンの方とコミュニケーションをとる子がかなり増えた印象を受けています。
そんな今だからこそ、自撮りでも他撮りでも、室内でできるだけ女の子の顔をかわいく撮りたと思いませんか?
そんな願望をカメラマニア歴数十年のライターの先輩・ゴン川野さんに遠隔でお伝えしたところ…
スマホ付属ライト、丸型LEDライト、マクロリングライト、リングLEDと、キャッチライトを入れることができそうなアイテムを4つ教えてもらいました。
前編である本記事では、スマホライトと丸型LEDライトの2つを使って、その威力を検証していきます。
今回は、ソニーのデジタル一眼カメラ「α6400」を使って撮影していきます。使用したレンズは、ダブルズームキットの望遠ズームレンズ「55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210」と単焦点レンズ「E 50mm F1.8 OSS SEL50F18」。カメラと被写体の間は1mに統一して撮影しています。
まずは、アップル「iPhone 11 Pro」に付いているフラッシュライト(懐中電灯)の効果を見ていきましょう。
このライト、普段から小さな探し物をする時に手軽に使えてすごく便利ですよね。
それに、もしもスマホのライトだけできれいなキャッチライトが入るなら、照明機材を追加で買う必要がなくてコスパがいい…! そんな期待が高まります。
まずは、ライトを当てずに撮影してみます。
ふむ…。向かって左側に少しキャッチライトらしきものがチラついていますが、黒目にあまり立体感がありません。
続いて、ライトを当てて撮影してみると…
ガ、ガーン!!!
光がほとんど届かず、仕上がりに変化は見られませんでした。
しかし、気を取り直して丸型LEDのほうも挑戦してみます。
こちらは、カメラのホットシューに取り付け可能でき、3200K〜5600Kの間で無段階変更可能なタイプのLEDライト。
ちなみに「K」とはケルビンの略称で、色温度の尺度のことを指します。
やや大きいバッテリーを本体の後ろ側に付ける必要があるので、女子には少しだけ重く感じます。
まずは3200Kの暖色系 (黄色やオレンジ色)で調光して撮影してみると…
向かって右側の瞳に、キラーンっとキャッチライトが入っている感じがします。
ただ、ちょっぴりクマが目立ちますね…(涙)。
続いて、5600Kの昼白色(太陽の明るさに近い色)に近い色温度に変更すると…
少女漫画のようにキラキラさが増したような! 顔色も健康的に見えますよね。
被写体の顔の向きによって不安定さはありますが、先ほどのiPhone 11 Proより効果は断然ありますね!
キャッチライトから話は逸れますが、今度は丸型LEDを使って私の上半身を撮影してみることにしました。
こちらはLEDなしで撮影した写真。
陰影がハッキリと浮き彫りになり、少し顔が沈んで見えます。
続いて、LEDありで撮影してみると…
おぉ…。なんだか顔まわりに光が当たることで、美肌になった気がします。
後編では、さらに強力なアイテムを2つご紹介していきます!
次回もお楽しみに。
ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー数々のドラマに出演後、2010年SDN48として活動開始。2015年、しらべぇ編集部に入社しPR記事を担当する。2018年、独立。Twitterはコチラ。