デジカメ初心者ライターである私、大木亜希子がカメラについて勉強していく本連載!
前回は、ソニー「α6400」とシグマのレンズ「16mm F1.4 DC DN」を自腹購入した私が、ビギナー視点でカメラの機能について触れていきました。
今回もα6400を使って、持っておくと便利なカメラアクセサリーを大調査! カメラマニア歴数十年のライターの先輩・ゴン川野さんに、動画撮影に便利な機材を教えてもらいました。
ゴン川野さんがセレクトしてくれたのは以下の4つ。
左から順番に、シューティンググリップ、マイクマウント、外部ビデオマイク、トラベル三脚になります。
まずはソニー純正アクセサリーのひとつ、シューティンググリップ「GP-VPT2BT」です。
このシューティンググリップの特筆すべきところは、ワイヤレスリモートコマンダー機能付きであるところ。
Bluetoothに対応していて、α6400との接続にはケーブルも不要。ボタンひとつでご覧の通り収録が始まります。
α6400はバッテリーとメモリカードを含めると約403gあり、レンズを含めるとそれ以上の重さに。カメラを取り付けると重さで不安定になりそうと予測しましたが…
グリップにがっちりとしたホールド感があり、握力が弱い女子(私)がカメラを装着しても軽く両手を添えるだけで持ち上げることができました。
さらに感動したのは、グリップ自体が三股に分かれて三脚機能付きなところ。
被写体に対してかなり細かく角度を調整することもできて、自撮りにも他撮りにも幅広く対応しているところは高ポイントだと思いました。対応カメラを持っている人は、1本あると重宝しそうです。
次にご紹介するのは、マンフロット製のトラベル三脚「Befree Advance」。
カーボン素材を使用しており、重厚なカッコいいデザインに反し、手に持つと軽量な点には驚きます。
ゴン川野さんいわく、この三脚の着目すべき点はなんといってもアングルの豊富さ。
たとえばハイアングルでは、カメラ装着時150cmほど伸びてくれますし…(私の身長と同じくらい!)
ローアングルでも、地面と並行ギリギリのラインまで攻めることができます。
これだけ多彩なアングルが使えると、さまざまなシーンに合わせて使えそうですよね。
本体を一番小さく畳んだ時は約40cmまで縮んでくれて、折りたたみ傘のようにキャリングケースで持ち運べるところもうれしいです。
この三脚は「ツイスト式脚ロック」といって3つのロックを同時に約90度回転して一気に脚を引き出すことが可能ですが、コツをつかむのに少し時間がかかりました。
お次は、YouTuberやブロガーに人気のあるRODEの外部ビデオマイク「VideoMic Pro+」。
こちらに、今回取り上げるもうひとつのアクセサリー、Ulanziのマイクマウント「PT-9」を取り付けます。
このマイクマウントのおかげで、α6400の特徴でもある自撮りもできるチルト可動式液晶モニターにマイクが干渉することなくカメラ本体に装着できるというわけです。
さっそくRODEのVideoMic Pro+をカメラに取り付けてマイクテストをしてみました。
まずは、カメラ本体の内部付けマイクで収録してみたものがコチラ。
うーん。十分に声は聞き取れますし、基本的には問題ないのですが、環境音のノイズがやや気になります。
動画の最後に飛行機が飛んでいる音も、しっかりと入ってしまっている…。
次にRODE VideoMic Pro+を装着して同じ条件下でマイクテストしてみると…
おぉ…! なんだか自分の声がシャープに聞こえてくる感じがします。周辺の環境音などのノイズも、先ほどよりグンと減ってますね。
YouTuberやブロガーなどに人気なのも納得です。本格的に動画を撮りたい人は、外部マイクもぜひ手に入れておきたいですね。
ここまでα6400で使えるアクセサリーをいくつかご紹介してきましたが、カメラは買ったら「終わり」ではなくて、買ってからどのように付き合っていくかが大事なんだなぁ…と、自腹で購入した現在は染み染みと思っています。
これからもいろいろなアイテムを駆使しながら、自分なりにマイカメラと向き合っていきたいと思います!
ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー数々のドラマに出演後、2010年SDN48として活動開始。2015年、しらべぇ編集部に入社しPR記事を担当する。2018年、独立。Twitterはコチラ。