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ロングセラーのミラーレス“Kiss”がリニューアル

キヤノン「EOS Kiss M2」登場! さらに使いやすくなった小型・軽量ミラーレス

エントリー向けのミラーレスながら当時最新の映像エンジン「DIGIC 8」を搭載し、コストパフォーマンスのよさでロングセラーとなったキヤノンの「EOS Kiss M」。その後継となる「EOS Kiss M2」が本日2020年10月14日に発表になった。従来モデルからどう変わったのかを紹介しよう。

「EF-M」マウントを採用するAPS-Cミラーレス「EOS M」シリーズの新モデルEOS Kiss M2。ホワイトとブラックの2色が用意されている

「EF-M」マウントを採用するAPS-Cミラーレス「EOS M」シリーズの新モデルEOS Kiss M2。ホワイトとブラックの2色が用意されている

基本性能を踏襲しつつAFなどが向上

EOS Kiss Mは、カメラ入門者向けの一眼カメラ「EOS Kiss」ブランドとしては初となるミラーレスとして2018年3月に発売になったモデル。小型・軽量な入門機ながら上位モデルに匹敵する基本性能を持つうえ、電子ビューファインダー&バリアングル液晶モニター搭載で扱いやすい操作性を確保したのも特徴で、画質と操作性にこだわる“Kiss”らしいミラーレスとして今でも高い人気を誇っている。

EOS Kiss M2は、約2410万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)、映像エンジン「DIGIC 8」、AF固定で最高約10コマ/秒連写、約236万ドットの電子ビューファインダー(EVF)、タッチパネル対応の3.0型バリアングル液晶モニター(約104万ドット)といったEOS Kiss Mの基本的なスペックを踏襲し、AFを中心に使いやすさが向上している。

従来と同じ小型・軽量なボディにAPS-Cサイズの2410万画素CMOSセンサーを搭載。ボディサイズは116.3(幅)×88.1(高さ)×58.7(奥行)mmで、重量はブラックが約387g、ホワイトが約390g(バッテリー、SDカード含む)

従来と同じ小型・軽量なボディにAPS-Cサイズの2410万画素CMOSセンサーを搭載。ボディサイズは116.3(幅)×88.1(高さ)×58.7(奥行)mmで、重量はブラックが約387g、ホワイトが約390g(バッテリー、SDカード含む)

瞳検出がサーボAFに対応

EOS Kiss M2のAFはセンサー面の約88%(横)×約100%(縦)を測距エリアとしてカバーする「デュアルピクセルCMOS AF」を従来モデルから継承。人物の瞳にピントを合わせる瞳AFが進化し、静止画撮影時のサーボAFに対応するようになり、カメラが自動的に瞳をとらえてピントを合わせ続けてくれるようになった。動画撮影時にも動画サーボAFでの瞳AFが可能となっている。

さらに、瞳検出の精度が向上しており、被写体がより遠くにいる場合でも瞳検出が機能するようになったのも進化点。従来はバストアップで撮る場合に瞳を検出できるレベルだったが、全身が写っている状態でも検出可能になった。遠くから近づいてくる人物を撮る場合でも、瞳にピントを合わせた写真が撮りやすくなっているという。

全身が写っている状態でも人物の瞳を検出できるようになった

全身が写っている状態でも人物の瞳を検出できるようになった

このほか、AF関連では、「1点AF」よりもさらに枠が小さい「スポット1点AF」でもサーボAFに対応。より小さな被写体に対する補足性能も向上しており、追尾するのが難しい「近づいてくる被写体」に対しても、被写体が遠くにいる状態からピントを合わせられるようになった。「シーンインテリジェントオートモード」は、カメラがシーンに最適なAF(ワンショットAF/サーボAF)を自動で切り替えることで、ピントが合った後に被写体が動いてもそれを検知してAFが追従するようになっている。

EOSシリーズ初のタップAF

操作性では、画面内で複数の人物を検出している際に、ファインダーを覗きながらタッチパネルをタップすることでピントを合わせる人物を切り替えられる「タップAF」を搭載したのがトピック。「EOSシリーズ」では初搭載となる機能だ。ファインダー撮影での操作性では、従来と同様、ファインダーを覗いたままタッチパネルの操作でピント位置を調整できるタッチ&ドラッグAFにも対応している。

ファインダーを覗きながらモニター画面をタップすることでピントを合わせる人物を切り替えられるようになった

ファインダーを覗きながらモニター画面をタップすることでピントを合わせる人物を切り替えられるようになった

動画デジタルズームを新搭載

動画撮影機能は従来モデルと同様、クロップでの4K/24p記録や、フルHD 120p/100pのハイムレームレート動画などに対応。新機能としては、画面中央部を約3〜10倍に拡大して撮影できる動画デジタルズームを搭載している。

また、「EOS M200」と同様、カメラを縦向きにして撮影した動画に縦位置情報を付加して、縦方向で再生する動画ファイルとして保存することが可能。撮影後の動画に縦位置情報を付加することもできる。カメラ本体のみでYouTubeのライブ配信が行える機能なども搭載している。

約236万ドットのEVFを搭載。液晶モニターはタッチパネル対応の3.0型バリアングル液晶(約104万ドット)

約236万ドットのEVFを搭載。液晶モニターはタッチパネル対応の3.0型バリアングル液晶(約104万ドット)

右側面にデジタル端子(USB Micro-B)、HDMI出力端子(タイプD)を搭載。左側面にはマイク入力端子が備わっている

右側面にデジタル端子(USB Micro-B)、HDMI出力端子(タイプD)を搭載。左側面にはマイク入力端子が備わっている

EOS Kiss M2のラインアップは、ボディ単体のほか、標準ズームレンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」が付属するEF-M15-45 IS STM レンズキット、標準ズームレンズと単焦点レンズ「EF-M22mm F2 STM」が付属するダブルレンズキット、標準ズームレンズと望遠ズームレンズ「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」が付属するダブルズームキットの計4種類。キヤノンオンラインショップの販売価格はボディ単体が77,000円、EF-M15-45 IS STM レンズキットが92,000円、ダブルレンズキットが108,000円、ダブルズームキットが115,000円(いずれも税別)。2020年11月下旬の発売が予定されている。

真柄利行

真柄利行

カメラとAV家電が大好物のライター/レビュアー。雑誌編集や価格.comマガジン編集部デスクを経てフリーランスに。価格.comではこれまでに1000製品以上をレビュー。現在、自宅リビングに移動式の撮影スタジオを構築中です。

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