選び方・特集

小型・軽量ミラーレス「マイクロフォーサーズ」の魅力を徹底解説。注目の4機種を厳選紹介!

OMデジタルソリューションズとパナソニックが手がけるマイクロフォーサーズシステム規格のミラーレスカメラ。小型・軽量で高性能・高画質なカメラシステムだ

OMデジタルソリューションズとパナソニックが手がけるマイクロフォーサーズシステム規格のミラーレスカメラ。小型・軽量で高性能・高画質なカメラシステムだ

ミラーレスカメラはフルサイズだけじゃない! プロ・ハイアマチュア向けのカメラ市場は、「右を見ても左を見てもフルサイズ」と言うと大げさかもしれないが、この数年の間にフルサイズミラーレスのシェアが一気に高まり、ラインアップの中心に位置するようになった。確かに、フルサイズミラーレスは画質も性能もハイレベルで魅力的だ。だが、そのほかのカテゴリーのカメラについても、それぞれに、ほかでは得られないような魅力がある。特にマイクロフォーサーズシステム規格(以下、マイクロフォーサーズ)のミラーレスは、撮影を楽しむうえで重要な「より軽快に写真が撮れる」という魅力が詰まっている。本特集では、OMデジタルソリューションズとパナソニックのマイクロフォーサーズミラーレスについて、5つの魅力を解説しよう。

魅力1 システムとして小型・軽量で機動力にすぐれる

マイクロフォーサーズとは、カメラの構造的にミラーレスであることを前提とした、4/3型(17.4×13.0mm)の大きさの撮像素子を採用する規格。フルサイズ(36.0×24.0mm程度、メーカーやカメラによって異なる)やAPS-C(23.5×15.6mm程度、メーカーやカメラによって異なる)と比べると、撮像素子のサイズが小さいこともあって、カメラボディが小型・軽量なのが大きな特徴となっている。

フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズなどの撮像素子のサイズを比較した図。コンパクトデジタルカメラやスマートフォンなどで採用されている1インチ(1.0型)や1/2.3型と比べると、マイクロフォーサーズはひとまわり以上大きい

フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズなどの撮像素子のサイズを比較した図。コンパクトデジタルカメラやスマートフォンなどで採用されている1インチ(1.0型)や1/2.3型と比べると、マイクロフォーサーズはひとまわり以上大きい

OMデジタルソリューションズは、マイクロフォーサーズの新ブランド「OM SYSTEM」を立ち上げ、2022年3月にフラッグシップモデル「OM-1」をリリースした。交換レンズのブランドは「M.ZUIKOシリーズ」だ

OMデジタルソリューションズは、マイクロフォーサーズの新ブランド「OM SYSTEM」を立ち上げ、2022年3月にフラッグシップモデル「OM-1」をリリースした。交換レンズのブランドは「M.ZUIKOシリーズ」だ

パナソニックは、本格的な動画撮影に対応するハイエンドモデル「LUMIX DC-GH6」など、「LUMIX Gシリーズ」としてマイクロフォーサーズのミラーレスと交換レンズを展開している

パナソニックは、本格的な動画撮影に対応するハイエンドモデル「LUMIX DC-GH6」など、「LUMIX Gシリーズ」としてマイクロフォーサーズのミラーレスと交換レンズを展開している

マイクロフォーサーズのミラーレスがどのくらい小型・軽量なのかは、モデルにもよるが、同クラスのフルサイズ機と比べるとよくわかる。たとえば、OMデジタルソリューションズの「OM SYSTEM」のフラッグシップモデル「OM-1」と、キヤノンのフルサイズミラーレスの上位モデル「EOS R5」を比べてみると、「OM-1」のほうがひとまわり小さく、撮影時の重量は100g以上軽い。

OM-1
サイズ:約134.8(幅)×91.6(高さ)×72.7(奥行)mm
重量:約599g(バッテリー、メモリーカードを含む、アイカップなし)

EOS R5
サイズ:約138.5(幅)×97.5(高さ)×88.0(奥行)mm
重量:約738g(バッテリー、メモリーカードを含む)

あわせて、マイクロフォーサーズは、レンズが小型・軽量なのも押さえておきたいポイントだ。同等の画角をカバーするレンズで比べると、マイクロフォーサーズ用はフルサイズ用よりもひとまわり以上小さい。撮影時の負担が少ないというだけでなく、複数のレンズを持ち歩く際も、より小さなバッグの中に収めることができるのは、特に風景撮影など長距離の移動をともなう撮影で重宝する。

OMデジタルソリューションズは、高性能レンズとして「M.ZUIKO PROシリーズ」を展開しているが、その中で、特にコンパクトさが際立っているが望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」だ。F値固定の300mm相当(35mm判換算)対応の望遠ズームレンズとして世界最小・最軽量を実現。カメラに装着したイメージを見ると標準ズームレンズのようなたたずまいになっている

OMデジタルソリューションズは、高性能レンズとして「M.ZUIKO PROシリーズ」を展開しているが、その中で、特にコンパクトさが際立っているが望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」だ。F値固定の300mm相当(35mm判換算)対応の望遠ズームレンズとして世界最小・最軽量を実現。カメラに装着したイメージを見ると標準ズームレンズのようなたたずまいになっている

パナソニックのマイクロフォーサーズ用レンズ(Gシリーズ用レンズ)では、超望遠ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」が特にコンパクトだ。35mm版換算で焦点距離800mm相当の画角に対応しながら、1kgを切る軽量な鏡筒に収まっている

パナソニックのマイクロフォーサーズ用レンズ(Gシリーズ用レンズ)では、超望遠ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」が特にコンパクトだ。35mm版換算で焦点距離800mm相当の画角に対応しながら、1kgを切る軽量な鏡筒に収まっている

「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」で撮影した作例LUMIX DC-GH6、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S、124mm(35mm判換算248mm)、ISO160、F4.4、1/2500秒、ホワイトバランス:オート、フォトスタイル:スタンダード、JPEG

「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」で撮影した作例
LUMIX DC-GH6、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S、124mm(35mm判換算248mm)、ISO160、F4.4、1/2500秒、ホワイトバランス:オート、フォトスタイル:スタンダード、JPEG

魅力2 望遠撮影に強い

マイクロフォーサーズの撮像素子は、フルサイズと比べてふたまわりくらい、APS-Cと比べてひとまわりくらいサイズが小さい。画質についての詳細は後ほどまとめるが、基本的には、撮像素子のサイズが小さいと画質面では不利なことが多くなる。

だが、撮像素子が小さいことのメリットもある。それは、望遠撮影に強いことだ。マイクロフォーサーズの撮像素子は、35mm判と比べると対角線の長さは半分になり、35mm判換算の画角はレンズ焦点距離の2倍相当となる。100mmの焦点距離であれば200mm相当の画角が得られるというわけだ。

同じ焦点距離で撮影した場合の、フルサイズ、APS-C(1.5倍相当の場合)、マイクロフォーサーズの画角の違いのイメージ。マイクロフォーサーズはフルサイズに対して2倍の焦点距離相当の画角となる

同じ焦点距離で撮影した場合の、フルサイズ、APS-C(1.5倍相当の場合)、マイクロフォーサーズの画角の違いのイメージ。マイクロフォーサーズはフルサイズに対して2倍の焦点距離相当の画角となる

望遠域や超望遠域の使用がメインになる、動物や鳥、スポーツなどの撮影において、マイクロフォーサーズのミラーレスはかなり使い勝手がよいシステムだ。特に、遠くにいる被写体を撮ることが多い動物や鳥の撮影では、画角は狭ければ狭いほうがよいという状況が多くなる。そうした場合に絶大な威力を発揮してくれる。

「OM-1」に超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」を装着したイメージ。本レンズは、2倍テレコンバーター「MC-20」を組み合わせると、35mm判換算で焦点距離1600mm相当での超望遠撮影が可能になる

「OM-1」に超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」を装着したイメージ。本レンズは、2倍テレコンバーター「MC-20」を組み合わせると、35mm判換算で焦点距離1600mm相当での超望遠撮影が可能になる

超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」と2倍テレコンバーター「MC-20」を組み合わせて撮影した作例OM-1、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+MC-20、800mm(35mm判換算1600mm相当)、ISO4000、F13、1/1000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:Natural、階調:標準、JPEG

超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」と2倍テレコンバーター「MC-20」を組み合わせて撮影した作例
OM-1、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+MC-20、800mm(35mm判換算1600mm相当)、ISO4000、F13、1/1000秒、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:Natural、階調:標準、JPEG

魅力3 解像力にすぐれた画質

マイクロフォーサーズのミラーレスカメラに対して「撮像素子が小さいためフルサイズやAPS-Cほどの高画質ではない」というイメージを持っている人もいるかもしれない。確かに、フルサイズやAPS-Cと比べると、ダイナミックレンジや高感度ノイズなど撮像素子の大きさがものを言う点については見劣りするところがある。ボケの量についても、同じ画角かつ同じ絞り値で比較すると、マイクロフォーサーズはフルサイズよりも2段分、APS-Cよりも1段分弱少なくなる。単純なボケの量ではフルサイズやAPS-Cに及ばないのは事実だ。

だが、実際にマイクロフォーサーズのミラーレスで撮影してみると、思った以上に高画質な写真に仕上がることがわかる。全体的にレンズの性能が高いこともあるのだが、解像力にすぐれ、画面全域でより均一な画質が得られるようになっている。ダイナミックレンジについても、RAWで記録して現像時に極端に明るさを変えるような画像編集をしない限り、実用的にはまったく問題ない。もちろん、厳密に比較すれば、フルサイズやAPS-Cのほうが有利なのは間違いないのだが、「マイクロフォーサーズだから画質がよくない」ということはない。

また、ボケの量が少ないというのも、見方を変えればメリットになる。それほど絞らなくても十分な被写界深度が得られるので、風景撮影では便利に使えるはずだ。また、絞らなくてもよいということは、薄暗いシーンでもシャッタースピードを稼ぎやすいというメリットもある。撮像素子が小さいことは一概にデメリットとは言えないのだ。

「OM-1」に「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を組み合わせて撮影した作例。画像の周辺まで非常にシャープな仕上がりだ。撮影写真を開いて解像感の高さをチェックしてみてほしい

「OM-1」に「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を組み合わせて撮影した作例。画像の周辺まで非常にシャープな仕上がりだ。撮影写真を開いて解像感の高さをチェックしてみてほしい
OM-1、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO、24mm(35mm判換算48mm相当)、F6.3、1/30秒、ISO200、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:Natural、シェーディング補正:オフ、高感度ノイズ低減:標準、ハイライト&シャドウコントロール:ハイライト+1、ミッドトーン+1、シャドウ-1、JPEG
撮影写真(5184×3888、11.8MB)

魅力4 連写やAF、動画撮影機能のレベルも高い

マイクロフォーサーズのミラーレスは撮影に関する性能・機能が充実しているのも魅力だ。以下に、連写性能、AF、手ブレ補正、動画撮影機能の特徴をまとめよう。

連写性能

マイクロフォーサーズのミラーレスは全体的に連写性能が高く、特に処理性能にすぐれるハイエンドモデルは、圧倒的な高速連写が可能なモデルがある。最新モデルでは、「OM SYSTEM」のフラッグシップモデル「OM-1」がAF・AE追従で50コマ/秒という超高速連写を実現している。パナソニックのモデルは、さすがに「OM-1」ほどではないものの、「LUMIX GH5M2」などが、約18Mで30コマ/秒連写が可能な「6K PHOTO」、約8.3Mで60コマ/秒連写が可能な「4K PHOTO」という独自の高速連写機能を搭載している。

AF性能

AFについては、OMデジタルソリューションズは像面位相差AFを積極的に取り入れているのに対し、パナソニックはコントラストAFにこだわっており、両メーカーで方向性が異なっている。両メーカーとも新モデルをリリースするたびにAFを強化しているのは共通しており、特にプロやハイアマチュア向けの最新のハイエンドモデルは、本格的な動体撮影に活用できるくらいの性能に達している。

その中で、特にAF性能にすぐれるのが「OM-1」。新開発の「1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF方式」を採用し、高速かつ高精度なAFが可能だ。これまでのマイクロフォーサーズとは別モノと言うと少し大げさかもしれないが、動体追従性能にすぐれ、フルサイズ機やAPS-C機の上位モデルと比べてもそん色のないAFとなっている。

「OM-1」は被写体検出機能も強化されており、新たに「動物 (犬、猫)」が追加された。「フォーミュラカー・バイク」「飛行機・ヘリコプター」「鉄道」「鳥」にも対応している

「OM-1」は被写体検出機能も強化されており、新たに「動物 (犬、猫)」が追加された。「フォーミュラカー・バイク」「飛行機・ヘリコプター」「鉄道」「鳥」にも対応している

手ブレ補正機能

OMデジタルソリューションズ、パナソニックともに、ボディ内5軸手ブレ補正を搭載したモデルを展開しているのもスペック面でのポイントだ。特にOMデジタルソリューションズは、上位モデルにおいて非常に高性能な手ブレ補正を実現している。フラッグシップモデル「OM-1」では、ボディ単体で最大7段、レンズとのシンクロ補正で最大8段というクラス最高レベルの補正効果を達成した。「OM-1」などの上位モデルであれば、遠景を広角域で撮る分には、数秒の遅いシャッタースピードであっても手ブレの発生を十分に抑えた写真を撮ることが可能となっている。

「OM-1」に標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」を組み合わせて、広角端で手持ち撮影した作例。シャッタースピードは5秒と遅いが、画像の周辺まで手ブレのない写真に仕上がっているOM-1、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II、12mm(35mm判換算24mm相当)、F11、5秒、ISO200、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーモード:Natural、シェーディング補正:オフ、高感度ノイズ低減:標準、JPEG撮影写真(5184×3888、11.8MB)

「OM-1」に標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」を組み合わせて、広角端で手持ち撮影した作例。シャッタースピードは5秒と遅いが、画像の周辺まで手ブレのない写真に仕上がっている
OM-1、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II、12mm(35mm判換算24mm相当)、F11、5秒、ISO200、ホワイトバランス:晴天、ピクチャーモード:Natural、シェーディング補正:オフ、高感度ノイズ低減:標準、JPEG
撮影写真(5184×3888、11.8MB)

動画撮影機能

動画撮影に強いのもマイクロフォーサーズの見逃せない特徴である。OMデジタルソリューションズ、パナソニックの現行モデルはすべての4K解像度での動画撮影に対応している。特に動画に力を入れているのはパナソニック。本格的な映像制作用に活用できるモデルを展開しており、最上位モデル「LUMIX DC-GH6」は、5.7K/60p、C4K/120pなど多彩な動画記録に対応。静止画・動画のハイブリッドモデルとなっている。

「LUMIX DC-GH6」は、5.7K/60p、C4K/120pなど非常に多彩な動画記録モードに対応している。ProRes 422 HQ/ProRes 422での5.7K/30p内部記録も可能だ

「LUMIX DC-GH6」は、5.7K/60p、C4K/120pなど非常に多彩な動画記録モードに対応している。ProRes 422 HQ/ProRes 422での5.7K/30p内部記録も可能だ

魅力5 豊富なレンズラインアップ

マイクロフォーサーズは、世界初のミラーレスとして商品化されたカメラだ。パナソニックは2008年、OMデジタルソリューションズはオリンパス時代の2009年に第1弾モデルをリリースしており、現時点で10年以上の開発の歴史がある。カメラだけでなく交換レンズも多くの製品が発売されており、超広角から超望遠まで幅広いラインアップとなっている。

マイクロフォーサーズのよいところは、オープンな規格であるため、メーカーの枠を越えてレンズを使用できることだ。他メーカーのレンズをカメラに装着する場合でも、レンズ内に補正データがあれば、周辺光量や歪曲収差などの補正が自動的に働くようになっている。

OMデジタルソリューションズ、パナソニックともにマイクロフォーサーズ用レンズのラインアップは非常に充実している。オープン規格のため、基本的に、異なるメーカーのレンズを装着した場合でもレンズ補正が有効になるようになっている

OMデジタルソリューションズ、パナソニックともにマイクロフォーサーズ用レンズのラインアップは非常に充実している。オープン規格のため、基本的に、異なるメーカーのレンズを装着した場合でもレンズ補正が有効になるようになっている

マイクロフォーサーズは、ズームレンズだけでなく、単焦点レンズもユニークなものがそろっている。このレンズは、「M.ZUIKO PROシリーズ」の「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」。35mm判換算で焦点距離50mm相当の標準レンズで、開放F1.2の明るさを持つのが特徴だ。美しくにじむボケを楽しめるレンズである

マイクロフォーサーズは、ズームレンズだけでなく、単焦点レンズもユニークなものがそろっている。このレンズは、「M.ZUIKO PROシリーズ」の「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」。35mm判換算で焦点距離50mm相当の標準レンズで、開放F1.2の明るさを持つのが特徴だ。美しくにじむボケを楽しめるレンズである

「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」で撮影した作例OM-1、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO、25mm(35mm判換算50mm相当)、F1.2、1/2000秒、ISO200、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:Natural、シェーディング補正:オフ、高感度ノイズ低減:標準、JPEG

「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」で撮影した作例
OM-1、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO、25mm(35mm判換算50mm相当)、F1.2、1/2000秒、ISO200、ホワイトバランス:オート、ピクチャーモード:Natural、シェーディング補正:オフ、高感度ノイズ低減:標準、JPEG

パナソニックはユニークなスペックのレンズをいくつも展開している。このレンズは、35mm判換算で焦点距離50〜100mm相当の画角をカバーするズームレンズ「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm/F1.7 ASPH.」。ズーム全域で開放F1.7の大口径を実現している

パナソニックはユニークなスペックのレンズをいくつも展開している。このレンズは、35mm判換算で焦点距離50〜100mm相当の画角をカバーするズームレンズ「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm/F1.7 ASPH.」。ズーム全域で開放F1.7の大口径を実現している

「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm/F1.7 ASPH.」で撮影した作例LUMIX DC-GH6、LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm/F1.7 ASPH.、50mm(35mm判換算100mm)、ISO100、F1.7、1/125秒、ホワイトバランス:オート、フォトスタイル:スタンダード、JPEG

「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm/F1.7 ASPH.」で撮影した作例
LUMIX DC-GH6、LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm/F1.7 ASPH.、50mm(35mm判換算100mm)、ISO100、F1.7、1/125秒、ホワイトバランス:オート、フォトスタイル:スタンダード、JPEG

注目のマイクロフォーサーズミラーレス4機種

最後に、OMデジタルソリューションズとパナソニックの現行モデルから、注目度の高い4機種を紹介しよう。

本格的な動体撮影で活躍するフラッグシップモデル「OM-1」

「OM SYSTEM」のフラッグシップモデル「OM-1」(レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」)

「OM SYSTEM」のフラッグシップモデル「OM-1」(レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」)

OMデジタルソリューションズの新ブランド「OM SYSTEM」のフラッグシップモデル。新開発となる、有効約2037万画素の裏面照射積層型Live MOSセンサーを採用することで、画質、AF、連写、撮影機能など幅広く、かつ大幅に進化したハイスペックなカメラだ。特に、AF・AE追従で最高約50コマ/秒の超高速連写と、オールクロス仕様のAFシステムによって、本格的な動体撮影に対応できるのが魅力となっている。画質性能も進化しており、対応する感度は常用でISO200からISO25600(拡張設定でISO80相当までの減感、ISO102400までの増感)と、最高感度が従来比で2段分向上している。

価格.comマガジンのレビュー記事「新型ミラーレスOM-1の画質を超速攻レポート。待望の裏面照射積層型センサーを搭載」をチェック

本格的な映像制作に対応できるハイエンドモデル「LUMIX DC-GH6」

充実した動画撮影機能を実現した「LUMIX DC-GH6」(レンズは「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」)

充実した動画撮影機能を実現した「LUMIX DC-GH6」(レンズは標準ズームレンズキットに付属する「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」)

パナソニックのマイクロフォーサーズミラーレスの上位シリーズに位置する「LUMIX GHシリーズ」の最新モデル。マイクロフォーサーズとしては高画素になる、新開発の有効2521万画素Live MOSセンサーを採用している。静止画撮影機能も向上しているが、このカメラの最大の注目点は動画撮影機能だ。“コーデックモンスター”を開発キーワードとし、5.7K/60pやC4K/120pなど非常に多彩な記録モードに対応している。広ダイナミックレンジかつ広色域な記録が可能な「V-Log/V-Gamut」にも対応しているので、ポストプロダクションでのグレーディングがやりやすいのもポイント。本格的な映像制作を行う場合に選択したいミラーレスだ。

価格.comマガジンのニュース記事「先進的な撮影機能に注目。パナソニックのマイクロフォーサーズ最上位LUMIX GH6が正式発表」をチェック

上質なシンプルザインを追求したコンパクトモデル「PEN E-P7」

「PENシリーズ」の最新モデル「PEN E-P7」のホワイトカラーモデル(レンズは14-42mm EZレンズキットに付属する「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」)。カラーバリエーションとしてシルバーとホワイトの2色が用意されている

「PENシリーズ」の最新モデル「PEN E-P7」のホワイトカラーモデル(レンズは14-42mm EZレンズキットに付属する「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」)。カラーバリエーションとしてシルバーとホワイトの2色が用意されている

OMデジタルソリューションズが手がける、小型・軽量なマイクロフォーサーズミラーレス「PENシリーズ」の最新モデル。「PENシリーズ」の最大の特徴は、クラシカルな雰囲気のデザインを追求していること。「PEN E-P7」は、その最新形で、無駄のないシンプルなフォルムに作り込み度の高いディテールを組み合わせることによって、持つ喜び、撮る喜びを感じる完成度の高いデザインに仕上がっている。コンパクトな単焦点レンズ「M.ZUIKO PREMIUMシリーズ」と組み合わせて使いたいカメラだ。

価格.comマガジンのレビュー記事「こんなPENを待っていた! 上質&軽量なミラーレスOLYMPUS PEN E-P7レビュー」をチェック

Vlog撮影向けの機能を搭載する小型・軽量モデル「LUMIX DC-G100」

5軸ハイブリッド手ブレ補正や高音質マイクなどを搭載する「LUMIX DC-G100」(レンズは標準ズームレンズキットに付属する「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」)

5軸ハイブリッド手ブレ補正や高音質マイクなどを搭載する「LUMIX DC-G100」(レンズは標準ズームレンズキットに付属する「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」)

一眼カメラでVlog撮影を行いたい人に注目してほしい、パナソニックの小型・軽量モデル。歩きながらの動画撮影時に発生する大きな手ブレの補正力を強化した5軸ハイブリッド手ブレ補正や、手軽にシネマティックな撮影が可能なスロー&クイック撮影専用モードなど、Vlog撮影向けの機能をいくつも搭載している。Nokia社製の「OZO Audio」を採用した高音質な内蔵マイクや、顔・瞳認識AFに連動して自動で収音範囲を調整する内蔵マイクモードなど、音声収録にこだわっているのも特徴。ラインアップとして、自分撮り時に便利なトライポッドグリップが付属するキット「LUMIX DC-G100V 標準ズームレンズキット」が用意されているのもユニークな点である。

価格.comマガジンのレビュー記事「軽量小型のマイクロフォーサーズ機LUMIX DC-G100超速攻インプレ!」をチェック

真柄利行(編集部)

真柄利行(編集部)

フリーランスから価格.comマガジン編集部に舞い戻った、カメラが大好物のライター/編集者。夜、眠りに落ちる瞬間までカメラやレンズのことを考えながら生きています。

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