レビュー

富士フイルム「X-H2S」発売前レビュー! 「Xシリーズ」史上最高性能のハイエンドミラーレス

富士フイルムの新型ミラーレスカメラ「X-H2S」は、APS-Cサイズの撮像素子を採用する「Xシリーズ」の最新モデル。第5世代の新しい撮像素子・画像処理エンジンを採用し、静止画・動画撮影ともに「Xシリーズ」史上最高性能を実現したフラッグシップ機だ。2022年7月14日の発売を前に、試作機をいち早く試すことができたので、主な特徴と使用感をレビューしよう。

※本記事では、製品版と機能面で違いのない試作機を使用しています。

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Xシリーズミラーレス最強の新フラッグシップ! 富士フイルム「X-H2S」にいち早く触ってきた

約4年ぶりのリニューアルとなる、「Xシリーズ」のフラッグシップモデル「X-H2S」(標準ズームレンズ「XF16-80mmF4 R OIS WR」を装着)。プロ・ハイアマチュアから注目されている、高性能なミラーレスだ

約4年ぶりのリニューアルとなる、「Xシリーズ」のフラッグシップモデル「X-H2S」(標準ズームレンズ「XF16-80mmF4 R OIS WR」を装着)。プロ・ハイアマチュアから注目されている、高性能なミラーレスだ

「X-H2S」と同日(2022年7月14日)に、超望遠ズームレンズ「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」も発売になる。35mm判換算で焦点距離229〜914mmの画角に対応する超望遠ズームながら重量は1605gと軽量。全長が変わらないインターズーム仕様、5.0段の補正効果を持つ手ブレ補正機能、温度上昇を抑制するマットシルバーカラー、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造など見どころの多い製品だ。2022年7月6日時点での価格.com最安価格は261,360円(税込)

「X-H2S」と同日(2022年7月14日)に、超望遠ズームレンズ「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」も発売になる。35mm判換算で焦点距離229〜914mmの画角に対応する超望遠ズームながら重量は1605gと軽量。全長が変わらないインターズーム仕様、5.0段の補正効果を持つ手ブレ補正機能、温度上昇を抑制するマットシルバーカラー、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造など見どころの多い製品だ。2022年7月6日時点での価格.com最安価格は261,360円(税込)

追従性にすぐれた被写体検出AFを新搭載。暗所でのAF性能も向上

「X-H2S」は、従来比約4倍の信号読み出しを実現した、裏面照射積層型の有効約2616万画素「X-Trans CMOS 5 HS」センサーと、従来比約2倍の処理速度を実現した画像処理エンジン「X-Processor 5」という、第5世代のデバイスを採用することで、あらゆる点が大幅に進化している。

数多くの性能向上の中で特に注目したいのがAFだ。ハードウェアとあわせてソフトウェアも刷新しており、富士フイルムは、動く被写体への追従性や、小さい被写体の捕捉などの性能が改善したことをアピールしている。実際に使ってみても、AFの速度・精度の両面が大きく底上げされていることを実感できた。

「Xシリーズ」初搭載となる被写体検出AFは、「動物」「鳥」「クルマ」「バイク&自転車」「飛行機」「電車」といった多彩な被写体に対応。設定画面で検出対象の被写体を選択すると、設定したフォーカスエリア内にいる被写体を優先的に検出しながら、一度とらえた被写体を画面全域で追尾する仕組みだ。被写体が小さい状態だと、時折、前後に細かくフォーカスがブレることがあるものの、動く被写体に対してもレスポンスよく検出・追従してくれる。初搭載の機能としては十分な性能を実現していると感じた。

被写体検出AFの設定画面。「動物」「鳥」「クルマ」「バイク&自転車」「飛行機」「電車」の中から選択する。なお、人物の顔検出/瞳AFは別メニューで選択するようになっており、被写体検出AFとは排他利用になる

被写体検出AFの設定画面。「動物」「鳥」「クルマ」「バイク&自転車」「飛行機」「電車」の中から選択する。なお、人物の顔検出/瞳AFは別メニューで選択するようになっており、被写体検出AFとは排他利用になる

離陸する飛行機と、移動する鳥を被写体に「X-H2S」の被写体検出AFをテストした動画。飛行機のテストでは、コクピットの窓にフォーカス枠が追従し続けてくれた。鳥のテストでは、素早く動く鳥に対応できているほか、手前に障害物がある状況でもピントが外れずに追従してくれた
※HDMI出力で撮影画面をキャプチャーした動画になります。一部、ファインダー内の撮影画面を記録した箇所があります

AF-Cカスタム設定の画面。被写体の動きに合わせて、被写体保持特性(AFエリア内にほかの被写体が入ってきた場合の、追尾している被写体に対する保持特性)、速度変化特性(被写体が速度変化した場合の被写体位置の予測度合いを決める特性)、ゾーンエリア特性(ゾーンAFエリア内のどのエリアを優先してピントを合わせるか決める 特性)を設定できる

AF-Cカスタム設定の画面。被写体の動きに合わせて、被写体保持特性(AFエリア内にほかの被写体が入ってきた場合の、追尾している被写体に対する保持特性)、速度変化特性(被写体が速度変化した場合の被写体位置の予測度合いを決める特性)、ゾーンエリア特性(ゾーンAFエリア内のどのエリアを優先してピントを合わせるか決める 特性)を設定できる

また、動体の追従性の高さとあわせてお伝えしておきたいのが、暗所や低コントラスト下でのAF性能の向上だ。従来モデルであれば、「この暗さではピントが合わないだろう」と思うような暗い状況でも、気持ちよくピントが合うことが多く、印象に残った。

約40コマ/秒の超高速ブラックアウトフリー連写が可能。持続性も十分に高い

第5世代のデバイスのパワーを最も感じるのが連写性能だ。「X-H2S」は電子シャッターでの約40コマ/秒の超高速連写(AF・AE追従、ブラックアウトフリー)を実現。120回/秒の高速なAF/AE演算によって、約40コマ/秒の速度でも高精度なAF/AE追従連写が可能となっている。シャッターボタンを全押しする前を記録できるプリ撮影でも約40コマ/秒連写に対応している。

さらに、バッファメモリーを強化しており、十分な連写持続性を実現しているのも見逃せない。約40コマ/秒連写時の連続撮影可能枚数はJPEGが184枚、圧縮RAWが175枚、ロスレス圧縮RAWが170枚、非圧縮RAWが140枚。CFexpress Type Bカード(ProGrade Digital COBALT 1700R 325GB)で試してみたが、ほぼこのスペックどおりで、約40コマ/秒連写時は、撮影する被写体にもよるが、JPEGだと5秒近く、ロスレス圧縮RAWだと4秒程度連写を続けることができた。RAW+JPEG(ロスレス圧縮RAW)では、試した限り3秒程度(130枚程度)といったところ。JPEGでの約40コマ/秒連写時は、バッファフルの状態でも20コマ/秒程度で連写が継続するようになっているので、速度をそれほど落とさず、かつより長く連写を続けたい場合はJPEGを選択するとよいだろう。

RAWでも長く連写を続けたい場合は、連写速度を約20コマ/秒に設定すると、さらに満足のいく撮影が可能だ。約20コマ/秒連写時の連続撮影可能枚数はJPEG/圧縮RAW/ロスレス圧縮RAWが1000枚以上、非圧縮RAWが1000枚という、ほぼ際限なく連写できるスペックになっている。RAW+JPEG(非圧縮RAW)では、試してみたところ9秒程度連写が持続した。十分な持続性と言えるだろう。

電子シャッター時に約40コマ/秒の超高速連写(AF・AE追従、ブラックアウトフリー)が可能

電子シャッター時に約40コマ/秒の超高速連写(AF・AE追従、ブラックアウトフリー)が可能

CFexpress Type BカードとSDメモリーカード(UHS-II対応)のデュアルスロットを採用

CFexpress Type BカードとSDメモリーカード(UHS-II対応)のデュアルスロットを採用

光学系にもこだわった高性能EVFなど、ハイエンド機らしい上質な操作感

「X-H2S」のボディサイズは136.3(幅)×92.9(高さ)×84.6(奥行、最薄部42.8mm)mmで、重量は660g(バッテリー、メモリーカード含む)。従来モデル「X-H1」と比べると、幅は約3.5mm、高さは約4.4mm、奥行は約0.9mm小さく、重量は約13g軽くなっている。

その操作系は、上面に撮影モードダイヤルを採用するなど、一般的なハイエンドミラーレスに近い仕様だ。シャッタースピードダイヤル、感度ダイヤル、露出補正ダイヤルがない点を残念に思う富士フイルムファンもいるかもしれないが、操作感は非常によい。

撮影モードダイヤルを採用するなど、一般的なハイエンド機に近い操作系になっている。ストラップ取り付け部の形状も変更になった。また、グリップは従来以上に深い形状になっていて、より安定したホールド感が得られた

撮影モードダイヤルを採用するなど、一般的なハイエンド機に近い操作系になっている。ストラップ取り付け部の形状も変更になった。また、グリップは従来以上に深い形状になっていて、より安定したホールド感が得られた

使ってみて特に印象に残ったのが、電子ビューファインダー(EVF)だ。倍率0.8倍(35mm判換算)、約576万ドット、120fps対応というハイスペックに加えて、すべて非球面レンズの新規光学系を採用し、中心から周辺までとてもクリアな“見え”を 実現している。間違いなく、「Xシリーズ」として史上最高のファインダーだ。アイセンサーの反応時間を約半分に短縮し、EVF/液晶モニターの切り替えがスピーディーなのも使いやすくなったポイントである。

背面の操作系も一般的なものに近い内容。EVFは、倍率0.8倍(35mm判換算)、約576万ドットの高性能を実現。クリアな見え方の すばらしいファインダーだ

背面の操作系も一般的なものに近い内容。EVFは、倍率0.8倍(35mm判換算)、約576万ドットの高性能を実現。クリアな見え方の すばらしいファインダーだ

120fps表示のほか、EVFの輝度は低くなるものの240fps相当の表示にも対応している

120fps表示のほか、EVFの輝度は低くなるものの240fps相当の表示にも対応している

コマンドダイヤル設定の画面。露出補正はダイヤル操作で行う

コマンドダイヤル設定の画面。露出補正はダイヤル操作で行う

製品発表時のレポートでも触れたが、シャッターボタンは、ストローク調整を行っていない初期状態の「X-H1」と比べると半押し/全押しのストロークが少し長く設定されている。「X-H1」ほどのフェザータッチではなく、適度な押し込み量があるため、より確実な操作感が得られる印象だ。シャッター動作の衝撃も抑えられており、とても良質なフィーリングだと感じた次第だ。

「X-H2S」のメカシャッターと電子先幕のシャッター音を収めた動画(※最後に電子シャッター時の音も収録)。カメラに装着しているレンズは標準ズームレンズ「XF16-80mmF4 R OIS WR」。全体的に静かなシャッター音となっている

操作感でボタンの唯一気になったのは、背面のフォーカスレバーの動作が若干軽く、フォーカスエリアを移動する際に、狙った位置から行き過ぎてしまうことがあったことくらい。それ以外は全体的に操作感がよく、ハイエンド機であることを感じさせてくれた。

富士フイルムのミラーレスではおなじみのフォーカスモード切り替えレバーに位置に、ファンクションボタンを採用

富士フイルムのミラーレスではおなじみのフォーカスモード切り替えレバーに位置に、ファンクションボタンを採用

Mモード時の露出補正機能(押下切り替え)をファンクションボタンに割り当てることで、マニュアル露出+オート感度設定時に、コマンドダイヤルで露出補正が行えるようになる

Mモード時の露出補正機能(押下切り替え)をファンクションボタンに割り当てることで、マニュアル露出+オート感度設定時に、コマンドダイヤルで露出補正が行えるようになる

別売オプションとして、防塵・防滴・耐低温-10℃仕様の縦位置バッテリーグリップ「VG-XH」を用意している

別売オプションとして、防塵・防滴・耐低温-10℃仕様の縦位置バッテリーグリップ「VG-XH」を用意している

実写作例&画質レビュー

X-H2S、XF33mmF1.4 R LM WR、33mm(35mm判換算50mm相当の画角)、F1.4、1/5000秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、JPEG撮影写真(6240×4160、10.2MB)

X-H2S、XF33mmF1.4 R LM WR、33mm(35mm判換算50mm相当の画角)、F1.4、1/5000秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、JPEG
撮影写真(6240×4160、10.2MB)

X-H2S、XF16-80mmF4 R OIS WR、22mm(35mm判換算33mm相当の画角)、F4、1/210秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ、ダイナミックレンジ:100%、カラークローム・エフェクト:強、JPEG撮影写真(6240×4160、11.2MB)

X-H2S、XF16-80mmF4 R OIS WR、22mm(35mm判換算33mm相当の画角)、F4、1/210秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ、ダイナミックレンジ:100%、カラークローム・エフェクト:強、JPEG
撮影写真(6240×4160、11.2MB)

X-H2S、XF16-80mmF4 R OIS WR、22mm(35mm判換算33mm相当の画角)、F8、1/58秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、JPEG撮影写真(6240×4160、9.3MB)

X-H2S、XF16-80mmF4 R OIS WR、22mm(35mm判換算33mm相当の画角)、F8、1/58秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、JPEG
撮影写真(6240×4160、9.3MB)

X-H2S、XF18-120mmF4 LM PZ WR、30mm(35mm判換算45mm相当の画角)、F8、1/400秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、ハイライトトーン:-2、JPEG撮影写真(6240×4160、15.2MB)

X-H2S、XF18-120mmF4 LM PZ WR、30mm(35mm判換算45mm相当の画角)、F8、1/400秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、ハイライトトーン:-2、JPEG
撮影写真(6240×4160、15.2MB)

X-H2S、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、484mm(35mm判換算737mm相当の画角)、F7.1、1/3200秒、ISO2500、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、JPEG撮影写真(6240×4160、12.6MB)

X-H2S、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、484mm(35mm判換算737mm相当の画角)、F7.1、1/3200秒、ISO2500、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、JPEG
撮影写真(6240×4160、12.6MB)

X-H2S、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、600mm(35mm判換算914mm相当の画角)、F8、1/5000秒、ISO5000、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:Velvia/ベルビア、ダイナミックレンジ:100%、JPEG撮影写真(6240×4160、14.4MB)

X-H2S、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、600mm(35mm判換算914mm相当の画角)、F8、1/5000秒、ISO5000、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:Velvia/ベルビア、ダイナミックレンジ:100%、JPEG
撮影写真(6240×4160、14.4MB)

「X-H2S」は、第5世代のデバイスを採用しており、画質面でもアップデートが図られている。具体的には、前世代と比べて低感度での解像度向上と高感度でのノイズ抑制を実現しているとのこと。試用してみての感想としては、ディテールの再現性が高く、オートホワイトバランスの精度がよいことが印象に残った。富士フイルムのカメラらしく、その場の雰囲気をより忠実かつ印象的に再現してくれる。

「Xシリーズ」としては初めて、仕上がり設定の「フィルムシミュレーション」に「アメリカンニューカラー」の色再現を特徴とする「ノスタルジックネガ」を搭載している

「Xシリーズ」としては初めて、仕上がり設定の「フィルムシミュレーション」に「アメリカンニューカラー」の色再現を特徴とする「ノスタルジックネガ」を搭載している

「X-H2S」は、4:2:2 10bitでの4K/120p記録に対応するなど動画撮影機能もハイレベル。本格的な映像制作に対応できるプロ仕様の機能性を誇っている

「X-H2S」は、4:2:2 10bitでの4K/120p記録に対応するなど動画撮影機能もハイレベル。本格的な映像制作に対応できるプロ仕様の機能性を誇っている

アナモルフィックレンズ使用時に威力を発揮する6.2K/30p動画(3:2のオープンゲート)の記録が可能なほか、ProResの内部記録にも対応している

アナモルフィックレンズ使用時に威力を発揮する6.2K/30p動画(3:2のオープンゲート)の記録が可能なほか、ProResの内部記録にも対応している

別売オプションの外付け冷却ファン「FAN-001」を装着することで、高温環境下でも長時間の撮影を可能になる。冷却ファンの設定は、ファンの動作音を抑えることを優先する「AUTO1」、カメラの温度上昇を抑えることを優先する「AUTO2」、常に低速で動作する「低速」、常に高速で動作する「高速」の4

別売オプションの外付け冷却ファン「FAN-001」を装着することで、高温環境下でも長時間の撮影を可能になる。冷却ファンの設定は、ファンの動作音を抑えることを優先する「AUTO1」、カメラの温度上昇を抑えることを優先する「AUTO2」、常に低速で動作する「低速」、常に高速で動作する「高速」の4

「X-H2S」で撮影した4K/120p動画。24p記録のため5倍のスローモーションムービーとなる。超望遠ズームレンズ「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」を使用し、鳥が移動する様子や捕食の様子を記録した

まとめ 「1台で何でも撮りたい」という人に注目してほしい高性能なカメラ

「X-H2S」は、「Xシリーズ史上最高性能」を実現した「Xシリーズ」の新しいフラッグシップモデルということで、かなり期待値の高い製品である。今回試用してみて、その期待に応える、すばらしい仕上がりのカメラという印象を受けた。性能が高いのはもちろんのこと、EVFを含めて操作感がよいのが魅力で、使っていて楽しくなるカメラだ。2022年7月6日時点の価格.com最安価格で311,850円(税込)という価格に見合う価値のある製品と言ってよいだろう。

主に動体撮影用として選ばれるハイエンド機ではあるが、画質を含めてトータルで完成度が高いので、動体撮影以外でも活用したくなるというもの。動画撮影が大幅に進化しているのもポイントで、動体だけでなく、スナップや風景などを含めて、「1台で何でも撮りたい」という人にぜひ注目してほしい製品である。

真柄利行(編集部)

真柄利行(編集部)

フリーランスから価格.comマガジン編集部に舞い戻った、カメラが大好物のライター/編集者。夜、眠りに落ちる瞬間までカメラやレンズのことを考えながら生きています。

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