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ソニー「α7CR」実力チェック! 最先端AF搭載の小型・軽量な6100万画素カメラ

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「α7C II」と同じコンパクトボディを採用する高画素機「α7CR」

「α7C II」と同じコンパクトボディを採用する高画素機「α7CR」

ソニー「α7CR」は、2023年10月13日に登場した最新のフルサイズミラーレスカメラ。同日発売の「α7C II」の兄弟モデルにあたります。

兄弟モデルの「α7C II」は、小型・軽量を追求したコンパクトデザインが特徴だった「α7C」の後継モデルですが、今回紹介する「α7CR」は、ボディは「α7C II」と共通ながら、さらに高画素な約6100万画素センサーを搭載しているのが特徴です。

機動力に富んだ小さなボディで、約6100万画素もの高解像な写真が撮れるというのはすばらしいことですが、その実力はどれくらいのものなのでしょうか? 実際に確かめてみたいと思います。

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2023/10/12 08:55

「α7C II」と共通のコンパクトボディ

約6100万画素の「α7CR」は、約3300万画素の「α7C II」と共通のボディを採用しています。そのサイズは約124.0(幅)×71.1(高さ)×63.4(奥行)mm、重量は約515g(バッテリー、メモリーカードを含む)で、フルサイズ機としては非常にコンパクトです。

このサイズ感に補正効果7.0段のボディ内手ブレ補正を搭載しているのだから驚かされます。ちなみに、「α7CR」は「α7C II」よりも1gだけ重いですが、これは撮像素子などの内部ユニットの違いによるものとのことです。

左が「α7CR」で、右が「α7C II」。「α7CR」はブラックのみですが「α7C II」はブラックとシルバーの2色が用意されています

左が「α7CR」で、右が「α7C II」。「α7CR」はブラックのみですが「α7C II」はブラックとシルバーの2色が用意されています

グリップが大型化しホールディング性がよくなったこと、「α7C」にはなかった前ダイヤルが搭載されて操作性が向上したことは、「α7C II」と同じです。

「α7C II」と同じ握りやすいグリップと新しく搭載された前ダイヤル

「α7C II」と同じ握りやすいグリップと新しく搭載された前ダイヤル

動画撮影モードやS&Qモードの切り替えは、モードダイヤル上ではなく、モードダイヤル同軸下に設置された「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」で独立して設定できるようになりました。これも「α7C II」と同じです。

モードダイヤルと同軸に独立搭載された「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」

モードダイヤルと同軸に独立搭載された「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」

電子ビューファインダー(EVF)が倍率約0.7倍で約236万ドットというのも同じ。コンパクトなボディに搭載されたEVFとしては十分な広さと精細感があり、撮影していて大きな問題を感じることはありませんでした。

倍率約0.7倍で約236万ドットと十分な見やすさを確保した電子ビューファインダー

倍率約0.7倍で約236万ドットと十分な見やすさを確保した電子ビューファインダー

液晶モニターには、タッチパネル対応の3.0型バリアングル式(103万ドット)が採用されています。「α7CR」はマルチセレクターを搭載していないため、タッチ操作によるカメラの設定が多くなると思いますが、直感的なタッチ操作ができるように表示が工夫されていますので困ることはありません。

タッチパネル対応の3.0型バリアングル式(103万ドット)液晶モニターを搭載

タッチパネル対応の3.0型バリアングル式(103万ドット)液晶モニターを搭載

撮影待機時の画面は、左右にアイコンが並んでいますが、これらのアイコンをタッチ操作することで主だった設定を操作できます。設定が完了した状態で、シャッターボタンを半押しすれば左右のアイコンは消え、通常の撮影に適したモニター画面になるというすぐれもの。よく考えてあるなあ、と感心してしまいました。

撮影待機中はタッチ操作用のアイコンが左右に並びます

撮影待機中はタッチ操作用のアイコンが左右に並びます

メニュー画面もタッチ操作がやりやすく、好みのメニュー項目をタッチで長押し(または削除ボタンを押下)することで、そのままマイメニューに登録できるため、必要な機能の呼び出しも簡単です。と、これらの仕様も「α7C II」と共通です。

新しくなったメニュー画面。好みの項目をタッチで長押しすれば、ダイレクトにマイメニューに登録できます

新しくなったメニュー画面。好みの項目をタッチで長押しすれば、ダイレクトにマイメニューに登録できます

ボディ左側面に集められたインターフェイス類も「α7C II」とまったく同じで、上から順に、外部マイク端子(3.5mmステレオミニジャック)、USB Type-C端子(充電および給電に対応)、SDメモリーカードスロット(UHS-II対応)、HDMIマイクロ端子(Type D)が装備されています。

外部マイク端子、USB Type-C端子、SDメモリーカードスロット、HDMIマイクロ端子がカメラ左側面に集まっています

外部マイク端子、USB Type-C端子、SDメモリーカードスロット、HDMIマイクロ端子がカメラ左側面に集まっています

以上のように、本モデル「α7CR」は、細かいところを含めて兄弟モデルの「α7C II」と共通仕様のボディを使用していることがわかります。「α7R V」と「α7 IV」では、「α7R V」のほうが「α7 IV」よりもマグネシウム製部材を多く使うなどして剛性感を高めていましたが、「α7Cシリーズ」の2世代目ではそうした差別化はなく、違いは、単純に搭載する撮像素子だけのようです。

グリップエクステンション「GP-X2」が同梱

「α7CR」と「α7C II」で異なるのが、「α7CR」にはグリップエクステンション「GP-X2」が同梱するところです。実のところ、同じボディだけに「α7C II」にも装着できるのですが、やはり初めから同梱しているというのはうれしいもの。なんだか得した気分になります。

付属のグリップエクステンション「GP-X2」を装着したイメージ

付属のグリップエクステンション「GP-X2」を装着したイメージ

グリップエクステンションを装着すると、ちょっとあまっていた小指の置き場が決定的に安定するため、ホールディング性は如実に上がり、明らかにカメラを構えやすくなります。

グリップエクステンションなしでもホールディング性はちゃんと確保されているので問題ありませんが、グリップエクステンションを装着すれば「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」のような望遠レンズと組み合わせても、まったく躊躇することなく取り回せます。

グリップエクステンション「GP-X2」を装着した「α7CR」に望遠ズームレンズ「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」を組み合わせたイメージ

グリップエクステンション「GP-X2」を装着した「α7CR」に望遠ズームレンズ「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」を組み合わせたイメージ

ただ、グリップエクステンション「GP-X2」は、ロックスイッチを解除するとバッテリー室開閉部が開くように折れ曲がる仕様なのですが、この可動部分があるために、グリップを握ると少しだけカタカタします。もしかしたら、気になる人はどうしても気になってしまうかもしれません。

しかし、筆者もグリップを装着した当初は気になっていたものですが、実際に使ってみると撮影に夢中になってカタカタのことなどは忘れてしまい、ホールディング性が向上していることに大きくメリットを感じるようになるとまったく気にならなくなりました。

ロックスイッチを解除するとバッテリーが交換できるように屈曲します

ロックスイッチを解除するとバッテリーが交換できるように屈曲します

「α7R V」と同等の約6100万画素裏面照射型センサーを搭載

本モデル「α7CR」が搭載する撮像素子は、有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」です。画像処理エンジンは、処理スピードが従来比最大約8倍とされる最新の「BIONZ XR」で、「α7R V」と同じ組み合わせです。

有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」と画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載

有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」と画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載

実際に解像感を確認するために「α7CR」で撮影した画像が以下になります。さすがにこのクラスのミラーレスはどれも高画質であることが前提ですので、明確にどこの何が向上したかは示しにくいのですが、以前「α7R IV」を所有していた筆者の心象としては、より解像感にすぐれ細部の再現性が高くなっていると感じました。

少なくとも「α7R V」と同じく、フルサイズミラーレスの中でトップクラスの解像性能であるのは間違いないでしょう。

α7CR、FE 20-70mm F4 G、35mm、F8、1/125秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(9504×6336、47.4MB)

α7CR、FE 20-70mm F4 G、35mm、F8、1/125秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(9504×6336、47.4MB)

いっぽう、常用最高感度はISO32000で、兄弟モデル「α7C II」のISO51200と比べるとやや高感度性能が劣ります。これは、有効約3300万画素の「α7C II」に比べて、有効6100万画素の「α7CR」のほうが画素ピッチが狭い(=集光効率が低い)ことが反映されているのでしょう。

「α7CR」の常用最高感度はISO32000です

「α7CR」の常用最高感度はISO32000です

IS32000で撮影した作例

α7CR、FE 20-70mm F4 G、35mm、F8.0、1/20秒、ISO32000、+0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(9504×6336、46.1MB)

α7CR、FE 20-70mm F4 G、35mm、F8.0、1/20秒、ISO32000、+0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(9504×6336、46.1MB)

とはいえ、ISO32000はそもそも常用最高感度として非常に高い設定ですし、実際撮れた写真を見てみても高感度とは思えないくらいきれいです。ISO32000とISO51200では1段分も変わりませんので、むしろ有効約6100万画素としては大いに健闘していると思います。

「AIプロセッシングユニット」搭載で高画素ながら高いAF性能

本モデル「α7CR」は「α7C II」と同様に、「AIプロセッシングユニット」を搭載し、被写体認識の性能が大幅に向上しています。「α7C II」のレビューでも説明していますが、「AIプロセッシングユニット」は人物の骨格や姿勢などの詳細に基づいた人物認識に加え、人物以外の被写体認識にも高次元で対応するという大変すぐれた機能です。

人物だけでなく動物や鳥、昆虫、列車など幅広い被写体認識に対応。動物と鳥の設定を切り替えずに設定できる「動物/鳥」も新たに加わっています

人物だけでなく動物や鳥、昆虫、列車など幅広い被写体認識に対応。動物と鳥の設定を切り替えずに設定できる「動物/鳥」も新たに加わっています

認識対象として、「人物」はもちろん、「動物/鳥」「動物」「鳥」「昆虫」「車/列車」「飛行機」など幅広い被写体をカバーしており、「AIプロセッシングユニット」を搭載した、ほかの「α7シリーズ」の最新モデルと同等の認識性能を誇ります。

「α7CR」の被写体認識AFの性能を確認してみました。この動画では、人物の動きに合わせて瞳が見えている限りは瞳を、瞳が見えていない状態では頭部を素早く正確にとらえ、捕捉し続けています。同じことを「α7C II」のレビューでも行っていますが、撮像素子が異なっても、被写体認識の性能は変わらず高いとことがわかると思います。

「AIプロセッシングユニット」は、人物の骨格や姿勢などを考慮しながら、顔や瞳の位置をとらえるのが特徴のひとつ。こちらも「α7C II」レビューのときと同じ方法で確認してみましたが、サングラスで瞳が見えていない状態でも、瞳の位置を正確に把握していることがわかります。

「AIプロセッシングユニット」の搭載によって、対象とする被写体の認識性能は明確に向上しています。試用してみて実感できるのは、やはりその正確さと速さ。今では多くのミラーレスが被写体認識AFに相当する機能を搭載していますが、本モデルの性能は、そのなかでもトップクラスにあると思います。

以下の作例は、認識対象を「動物/鳥」にしてネコを撮影したもの。もちろん何の問題もなく素早く瞳をとらえて正確にピントを合わせてくれました。「動物」と「鳥」を撮る機会の多い筆者としてはかなり便利な機能ですが、あまりそんな機会はないとはいえ、「動物」と「鳥」が画面内に同時にいるような場合には気をつけなければいけません。

α7CR、FE 40mm F2.5 G、40mm、F2.5、1/40秒、ISO800、-0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(9504×6336、35.2MB)

α7CR、FE 40mm F2.5 G、40mm、F2.5、1/40秒、ISO800、-0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(9504×6336、35.2MB)

認識性能が高いだけでなく、認識してからの追従性能にもすぐれています。これも「AIプロセッシングユニット」の搭載によって、「リアルタイムトラッキング」の性能が向上したことによる恩恵でしょう。ウミネコの飛翔程度でしたら、連写撮影でもほとんどピントを外すことなく被写体をとらえ続けてくれました。

α7CR、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS、300mm、F5.6、1/2000秒、ISO640、+1.0EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(9504×6336、29.7MB)

α7CR、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS、300mm、F5.6、1/2000秒、ISO640、+1.0EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(9504×6336、29.7MB)

ただし、AF/AE追従連写の最高速度は、兄弟モデルの「α7C II」では最高10コマ/秒だったところ、本モデル「α7CR」では最高8コマ/秒に制限されています。それでも、コンパクトな高画素フルサイズ機であることを考えれば、十分に高速だと言えるのではないかと思います。

そのほかの特徴を作例でチェック

レンズの性能差が顕著に画質に反映される

α7CR、FE 20-70mm F4 G、30mm、F4.0、1/160秒、ISO400、-0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(9504×6336、35.4MB)

α7CR、FE 20-70mm F4 G、30mm、F4.0、1/160秒、ISO400、-0.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(9504×6336、35.4MB)

最新の約6100万画素モデルということで画質が非常に高いことは繰り返し述べてきました。そうなってくるとレンズの性能差が顕著に画質に反映されてくるため、本モデルを使う際には、「G」レンズや「Gマスター」レンズなどの高性能レンズの使用を検討したほうがよいかもしれません。

ハイライトの微妙な階調も表現できる

α7CR、FE 20-70mm F4 G、70mm、F5.6、1/2000秒、ISO100、+0.7EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(6336×9504、29.5MB)

α7CR、FE 20-70mm F4 G、70mm、F5.6、1/2000秒、ISO100、+0.7EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(6336×9504、29.5MB)

海の上に広がる空と雲の繊細な表情を切り取ってみました。露出補正を+0.7に設定しましたので白飛びが不安でしたが、結果はハイライト部分の階調も見事に写してくれています。こうした微妙なトーンを表現できるのは、最新のフルサイズミラーレスを使う醍醐味と言えるでしょう。

正確な露出とホワイトバランス

α7CR、FE 20-70mm F4 G、44mm、F4.0、1/50秒、ISO100、+1.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(9504×6336、31.3MB)

α7CR、FE 20-70mm F4 G、44mm、F4.0、1/50秒、ISO100、+1.3EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(9504×6336、31.3MB)

「α7C II」のレビューでも述べているように、本モデルにおいても、露出とホワイトバランスの安定性がすばらしくよいことに実用的なうれしさを感じます。以前は思ったよりも青味が強めで暗く写りがちな印象を個人的に感じていましたが、「α7R IV」以降のカメラは思ったとおりの適切な明るさと色味に仕上がるため、露出補正やホワイトバランス調整も方向性がつかみやすいです。

重さを意識することなく軽快に撮影できる

α7CR、FE 20-70mm F4 G、70mm、F4.0、1/320秒、ISO400、+1.0EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST撮影写真(9504×6336、35.0MB)

α7CR、FE 20-70mm F4 G、70mm、F4.0、1/320秒、ISO400、+1.0EV、ホワイトバランス:オート、クリエイティブルック:ST
撮影写真(9504×6336、35.0MB)

試写中は、本モデルが約6100万画素の高画素機であることを忘れてしまうくらい、リズムよく軽快に撮影を続けられました。恥ずかしながら、一緒に試写していた「α7C II」と取り違えてしまうことがあるくらいに、高画素モデルとしての“重さ”を意識することのないカメラです。そのうえで、それが本モデル最大の特徴であることに改めて気づかされました。

まとめ 次々に撮りたくなる“楽しい”高画素コンパクト機

「α7CR」は、小型・軽量を徹底追求した「α7C II」と共通のボディに、フルサイズミラーレスとしては最高クラスの解像性能を誇る「α7R V」と同じ撮像素子を搭載するモデルです。こう考えると、恐ろしくなるくらいソニーらしさが詰め込まれたカメラだなと感じます。

しかし、実際に使ってみた感想は、何も難しいことはなくいろいろなものを次々に撮りたくなる楽しいカメラでした。それでいて出てくる画像は超高解像で高画質なのですからたまりません。

コンパクトなだけに操作性を心配するかもしれませんが、タッチ操作に配慮した設計が取られ、グリップエクステンションも同梱してくるのでそれほど問題を感じることはありませんでした。むしろ「このほうがよい」と感じる人も多いかもしれません。

あえて言うなら、ファインダーの性能やインターフェイス類が「α7シリーズ」の上位モデルほどでないことが欠点になるかもしれません。ただ、逆に言えば、それらは必要のない人には必要のないものであり、その場合はコンパクトなほうが長所になります。

価格.com最安価格は約40万円(2023年11月2日時点)とそれなりの価格ではありますが、まだ発売から間もないことを考えると、むしろコストパフォーマンスは高いと思います。ただし、記事中でも述べていますが、ボディが持つ高画質を引き出すためにはそれなりに高性能なレンズが必要になることはご注意ください。

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2023/10/12 08:55

曽根原 昇
Writer
曽根原 昇
信州大学大学院修了後に映像制作会社を経てフォトグラファーとして独立。2010年に関東に活動の場を移し雑誌・情報誌などの撮影を中心にカメラ誌などで執筆もしている。
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真柄利行(編集部)
Editor
真柄利行(編集部)
フィルム一眼レフから始まったカメラ歴は、はや約30年。価格.comのスタッフとして300製品以上のカメラ・レンズをレビューしてきたカメラ専門家で、特にデジタル一眼カメラに深い造詣とこだわりを持っています。フォトグラファーとしても活動中。パソコンに関する経験も豊富で、パソコン本体だけでなく、Wi-Fiルーターやマウス、キーボードなど周辺機器の記事も手掛けています。
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