レビュー

どれ買う? 「超高倍率なのにバッグに入るコンデジが欲しい!」の巻

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広角21mm〜望遠1365mmの“66倍ズーム”で、こんな写真が撮れました

ここでは「PowerShot SX60HS」で撮影した、バカンスで訪れた南仏でのスナップ写真を紹介します。筆者の最大の購入ポイントとなった“広角21mm”と超高倍率ズームを活用してみました。いずれも、プログラムモードで撮影したもので、露出補正以外はカメラ任せで行いました。

※作例として掲載する写真はすべて、JPEG形式の最高画質で撮影した画像を切り出しなどはせずにリサイズしたものになります。

焦点距離4mm(35mm判換算21mm)

焦点距離4mm(35mm判換算21mm)

焦点距離4mm(35mm判換算21mm)

焦点距離4mm(35mm判換算21mm)

焦点距離4mm(35mm判換算21mm)

焦点距離4mm(35mm判換算21mm)

焦点距離4mm(35mm判換算21mm相当)

焦点距離4mm(35mm判換算21mm相当)

焦点距離33mm(35mm判換算185mm相当)

焦点距離33mm(35mm判換算185mm相当)

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm相当)。3枚の写真はすべて同じ位置から撮影しています

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm相当)。3枚の写真はすべて同じ位置から撮影しています

広大な景色や遠くの物だけでなく、こういった機能とバリアングル液晶を生かして撮影すれば、動物や子供、見知らぬ人(笑)の自然な表情を捉えることもできます。旅先ではかなり役に立ちました。

焦点距離11mm(35mm判換算60mm相当)

焦点距離11mm(35mm判換算60mm相当)

焦点距離25mm(35mm判換算140mm相当)

焦点距離25mm(35mm判換算140mm相当)

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm相当)

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm相当)

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm)

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm)

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm)

焦点距離247mm(35mm判換算1365mm)

60pのフルハイビジョンでオート撮影した動画(リサイズされています)。ズーミングもスムーズでAFもちゃんとついてきてくれています。ちなみに、動画機能は1920×1080ドット(60/30fps)、1280×720(30fps)、640×480(30fps)。また、iMovieでの編集が簡単に行えるフォーマット「iFrame」にも対応しています

まとめ 「“広角からの光学65倍ズーム”は、“史跡好きスナップ派”の私の旅にピッタリ」

「重くて大きくてちょっとおっくう」。女性の一眼レフユーザーだと特にこんな思いを抱くこともあるのではないでしょうか。しかも、あらゆるシーンを想定してレンズをもう1本持っていくとなると、レンズのタイプにもよりますが、結構な重さになり……。しかし、21〜1365mmをカバーする「PowerShot SX60HS」なら、コレ1台であらゆるシーンを思いのままに切り取ることができてしまいます。さすがに一眼カメラと比較すると、センサーの大きさも違うのでディテールの描写力には物足りなさを感じる部分もあります。しかし、手軽にスナップ感覚でこれだけの写真が撮れてしまう楽しさは、一眼レフでは味わえない大きな魅力といえるでしょう。また、一般的にコンデジでは“背景ボケ”は難しいのですが、作例でもわかるように、焦点距離の長い「PowerShot SX60HS」では、そこそこの背景ボケを表現することもできます。AFの速さや精度も、昼間の撮影では不満を感じることはありませんでした。手振れ補正もしっかり機能していたと思います。

“旅先のどんなシーンでも後悔しないいい写真が手軽に撮れるオールマイティーでコンパクトなデジカメが欲しい”という筆者の個人的な要望から始まった今回のコンデジ選び。結果、筆者は「PowerShot SX60HS」を購入しましたが、旅先で10日間使いまくった率直な感想は、“今後、一眼レフの出番が少なくなりそう”です。

1つ、不満点をあげるとすれば、フォーカスリングがないこと(AFの精度がよいのでさほど需要はなかったのですが)。あと、アイセンサーが欲しかったかな。日差しの強い南仏では、液晶がよく見えないこともしばしば。そのたびに表示ボタンを数回押して切り替えるのがちょっと面倒で……でも、まぁ、価格からしたらちょっと贅沢……?

1365mm相当の状態でレンズ部が約6.5cmせり出しますが、重心のバランスがよく考えられているため、構えた際にレンズ側に傾くことなく安定しています。また、内蔵ストロボのほか、EOSシリーズ共通の外部ストロボを装着できるホットシューも搭載。ちなみに、レンズ筐胴部の上部に35mm判換算の焦点距離が書かれているあたりと、一眼レフライクなデザインや操作性が筆者的にはお気に入り

高橋美幸(編集部)
Writer
高橋美幸(編集部)
家電製品アドバイザー。家電製品を中心にレポート・レビュー記事を担当。趣味は、バイクとカメラと作業中の家電の働き具合を監視すること。特に洗濯機。
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