最近はスマホでもかなりキレイな写真が撮れるようになりましたが、やっぱり写真専用の機材と言えばカメラですね。この記事をご覧の方の中にも、マイカメラをお持ちの方は多いことでしょう。そして、こんなお悩みをお持ちの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
「あの写真どのSDに入れたっけ…」
そう。記憶媒体「SDカード」。小さいナリして数百枚もの写真を保存してくれるニクい奴なんですが、いかんせん数が増えてくると、どれに何が入っているのか管理しきれない。まあパソコンやデジカメに挿して確認すればいいじゃんって話なんですが、それもちょっと面倒。
そんなあなたに朗報です。スマホをかざすだけで中の写真を確認できる、そんな魔法みたいなSDカードがあるんです。
東芝から発売された「NFC搭載SDHCメモリカード」です。NFCとは、おサイフケータイなどに利用されている、近距離無線通信技術のこと。一見普通のSDカードなんですが、専用アプリをインストールしたスマホをかざせば、あら不思議。
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NFCセンサーに近づけて読み取ると… |
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見える、見えるぞー!! |
SDカードに記録されている写真の中から、ランダムで16枚がサムネイル表示されます。今回は試しにぬいぐるみの写真を8枚撮っただけなので、8枚すべてが表示されています。
さらに! 写真が見えるだけじゃなく、撮影日や空き容量もすぐわかります!
超・便・利!
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写真がサムネイル形式で確認できるほか、撮影日や空き容量なども確認できます |
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カードの名前など、カンタンな情報ならアプリ上で編集も可能 |
ちなみに専用アプリである「Memory Card Preview」はAndroid専用アプリなのでその点だけご注意を。
また、このSDカードはカメラに挿して使う用にしたほうがよさそうです。というのも、PCに保存してあった画像をこのSDカードに入れたところ、「写真」として扱われず、「動画・その他」と認識されてしまい、サムネイル表示されなかったのです。びっくりして問い合わせたところ、カメラで撮影した時の「保存場所」、および「ファイル名」の「JPEGデータ」のみ、写真としてサムネイルや枚数を表示するんだそう。今回は保存場所を間違えたせいでうまくいかなかったようです。
PNGやRAWなどJPEG以外の拡張子の画像や、ファイル名を変更したり、保存する場所を間違ったりするとうまくいかないようなので、ご注意を。
いろいろ注意書きをいたしましたが、普通にカメラに挿して使うならまったく問題ありませんよ! これで写真をなくさないスマート撮影ライフを始めましょー!