スマートフォンで動画を撮る時、どうしても発生してしまう手ブレ。それを解消できて、まるで映画のようななめらかな動画が撮れるアイテムを発見しました! 「3軸電子制御カメラスタビライザー」です。ただ持つだけで誰でも簡単に、手ブレのないヌルっとした動画撮影ができます。実際に使ってみて、クオリティの高さにびっくりしたのでご紹介させてください。
詳細を説明する前に、どんな動画が撮れるのかをぜひご覧ください。ハンディーで撮影したとは思えない、なめらかな映像が撮れます。
浜辺を歩きながら友人を撮影してみました
なかなかすごいと思いませんか? 初めて使った時は感動しました。アプリのダウンロードや、接続の設定などの特別な作業はいっさい必要ありません。ただスマホを取り付けるだけでいいんです!
では詳細をご説明していきますね。検証動画も撮影してみましたので、ぜひその目で実力をお確かめください。
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左から、iPhone 6 Plus用ホルダー、GoPro用ホルダー、本体(スマートフォンホルダーセット済み)、バッテリー充電用アダプター |
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専用バッグと説明書(英語版と日本語版) |
スマートフォンホルダーの対応サイズは、5インチ推奨。iPhone 5、iPhone 5s、iPhone 6、Xperia Zシリーズ(Xperia Z Ultra除く)、Nexus 5などがぴったりです。厚さ10mm以下であれば、ケースを付けたままでもOK! 大きいスマホをお使いの場合も安心してください。iPhone 6 Plus用のホルダーや、GoPro用ホルダーも付属しています。
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ここにスマホを挟み込みます |
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iPhone 6をセット。しっかりと挟まるので、落ちることはありませんでした |
あとは本体のスイッチを入れるだけ! 細かいバランス調整や操作テクニックは、いっさい必要ありません。電動でパン(水平・左右)、チルト(垂直・上下)、ロール(回転)の3軸を制御するので、安定度は抜群です。持ち手が揺れたり傾いたりすると、下の動画のように自動でバランスを保ってくれます。
自動でバランスをとってくれる様子
普通に手で持って撮影した時とどれくらい違うのか、気になりますよね? 同じ条件で動画を撮ってみましたので、手持ちの時とスタビライザーを使った時の違いをぜひご覧ください。
まずは、歩きながら撮影した時の比較です。
スマホを手で持って歩きながら撮影した時
スタビライザーを使って歩きながら撮影した時
続いて、走りながら撮影した時の比較です。
スマホを手で持って走りながら、動く対象物を撮影した時
スタビライザーを使って走りながら、動く対象物を撮影した時
いかがでしょうか、すごくないですか? 最近テレビでも、ロケに行っている人がこのスタビライザーを手に撮影しているのを時々見かけます。スマホの画質もいいですし、これはもう、ビデオカメラがいらなくなるんじゃないかと思いました。
このスタビライザーは電動なので、充電が必要です。本体の連続駆動時間は約3時間、充電時間は約1.5時間です。お値段は安くはありませんが、スマホの未来を感じさせてくれるスゴい商品だと思いました。
最後に、渋谷のスクランブル交差点を撮影してみました。ぬるっとした動画をお楽しみください。
スクランブル交差点を撮影してみました