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ケンウッド 新「彩速ナビ」2022年モデルは「ワイヤレスミラーリング」など新機能を搭載!

JVCケンウッドは、カーナビゲーション「彩速ナビ」の最上位モデルである「TYPE M」シリーズの新製品を、2022年6月中旬に発売すると発表した。

高精細HDパネルの搭載やハイレゾ音源の再生など、ケンウッドのカーナビゲーション「彩速ナビ」の最上位モデルである「TYPE M」シリーズの2022年モデルが、6月中旬に発売される

高精細HDパネルの搭載やハイレゾ音源の再生など、ケンウッドのカーナビゲーション「彩速ナビ」の最上位モデルである「TYPE M」シリーズの2022年モデルが、6月中旬に発売される

ラインアップや市場想定売価については、以下のとおりだ。

■ケンウッド「彩速ナビ TYPE M」シリーズ 2022年モデルの市場想定売価
※発売日は2022年6月中旬
※価格はすべて税込
-9V型 フローティングモデル-
MDV-M909HDF:163,000円前後
-9V型 インダッシュモデル-
MDV-M909HDL:152,000円前後
-7V型 200mmワイドモデル-
MDV-M809HDW:105,000円前後
-7V型 180mmモデル-
MDV-M809HD:105,000円前後

彩速ナビ「TYPE M」シリーズの2022年モデルにおける特徴のひとつが、「ワイヤレスミラーリング」機能への対応だ。ミラーリング機能のワイヤレス接続に対応したAndroidスマホと、彩速ナビをWi-Fiで接続することによって、彩速ナビの画面上にAndroidスマホで再生している動画コンテンツなどをHD画質で映し出すことができる

彩速ナビ「TYPE M」シリーズの2022年モデルにおける特徴のひとつが、「ワイヤレスミラーリング」機能への対応だ。ミラーリング機能のワイヤレス接続に対応したAndroidスマホと、彩速ナビをWi-Fiで接続することによって、彩速ナビの画面上にAndroidスマホで再生している動画コンテンツなどをHD画質で映し出すことができる

彩速ナビ「TYPE M」シリーズの2022年モデルには、大きく2つの新機能が採用されている。ひとつは、Androidスマホとの「ワイヤレスミラーリング」機能に対応したことだ(※彩速ナビのワイヤレスミラーリング機能は、Android OSのスマートフォンにのみ対応)。彩速ナビと、ミラーリング機能のワイヤレス接続に対応したAndroidスマホをWi-Fiでつなげば、Youtube動画などの映像をカーナビの画面上にHD画質で映し出すことができる。これまでの彩速ナビでも、映像出力機能に対応したスマホとHDMI変換ケーブルを使うことによってミラーリングで接続することができた。だが、最近のAndroidスマホの多くは、ミラーリング機能のワイヤレス接続に対応している。カーナビとスマホをワイヤレスで接続できれば、後席へ座っている人のスマホの動画などをカーナビへ映したい時に、わざわざケーブルを伸ばして接続してもらうなどのわずらわしさが無くなる。カーナビに、スマホを手軽に接続できて、車内で動画を共有して楽しむことができるワイヤレスミラーリング機能は、Andoridユーザーにとって注目の機能と言えそうだ。ちなみに、現在大手メーカーが発売するカーナビで、ワイヤレスミラーリング機能に対応している機種は、今回の彩速ナビ TYPE Mシリーズ 2022年モデルが初という。

そして、もうひとつ注目したい機能が、デジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EMN5700」(以下、ミラレコ)や、2022年7月に発売される新製品の前後2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」と、HDの高画質で連携できるようになったことだ。

彩速ナビ TYPE Mシリーズの2022年モデルにおけるもうひとつの大きな特徴が、「DRV-EMN5700」(上)や「DRV-MN970」(下)といったドラレコとのHD画質での連携が可能になったことだ

彩速ナビ TYPE Mシリーズの2022年モデルにおけるもうひとつの大きな特徴が、「DRV-EMN5700」(上)や「DRV-MN970」(下)といったドラレコとのHD画質での連携が可能になったことだ

これによって、フロントカメラやリアカメラで撮影した記録映像をカーナビの画面で再生できたり、映像とともに記録されている位置情報を使って、映像を再生しながら撮影位置を彩速ナビの地図上に連動させることができるようになった。さらに、走行中のフロントカメラやリアカメラのリアルタイムな映像を、カーナビの画面上へ地図と同時に2画面で映し出すこともできる。

彩速ナビ「TYPE M」シリーズの2022年モデルでは、「DRV-EMN5700」や「DRV-MN970」で撮影した記録映像を、彩速ナビの画面上にHD画質で再生させることができる。さらに、再生映像は最大4倍まで拡大することもできて便利だ

彩速ナビ「TYPE M」シリーズの2022年モデルでは、「DRV-EMN5700」や「DRV-MN970」で撮影した記録映像を、彩速ナビの画面上にHD画質で再生させることができる。さらに、再生映像は最大4倍まで拡大することもできて便利だ

彩速ナビとドラレコの連携における大きなメリットのひとつが、記録映像を再生しながら撮影位置を地図上へ連動して表示させられることだ

彩速ナビとドラレコの連携における大きなメリットのひとつが、記録映像を再生しながら撮影位置を地図上へ連動して表示させられることだ

DRV-MN970はナビ連動型のドライブレコーダーで、本体に再生可能なディスプレイ画面が搭載されていないが、前述のように彩速ナビの画面上で再生できる。そのため、彩速ナビ TYPE Mシリーズを購入する際に、もしドラレコを持っていないのであれば、DRV-MN970の購入も一緒に検討してみるとよさそうだ。また、ミラレコのほうは、ルームミラー型の本体で記録映像を再生することはできるのだが、彩速ナビの大きな画面で映したほうがやはり見やすいだろう。ミラレコもDRV-MN970も、彩速ナビの画面上にHDの高画質で記録映像を再生できるのは、今回のドラレコ連携における大きな特徴となっている。

そのほかTYPE Mシリーズ 2022年モデルの新機能としては、病院や公園など地図のアイコンがより直感的でわかりやすいものへと変更されていたり、スマホとBlutoothテザリングで接続することによって、挿入されている音楽CDの楽曲名やアルバムジャケットなどの情報を自動で表示する機能などが追加されている。

彩速ナビ TYPE Mシリーズは2021年モデルにおいて、全面刷新された地図「HD・描画マップ」や3D地図の俯瞰を調整できる「3Dスライダー」が搭載されるなどの大きな改良が施されたばかりだが、2022年モデルではスマホやドラレコとの連携によって、これからのカーナビが向かう新たな方向へと進化を遂げたと言えそうだ。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

自動車関連を担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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