毎度おなじみ、ガンプラ紹介のお時間がやってまいりました。2016年4月に発売されたばかりの新作です。しかも今回は初代ガンダムの亜種ともいうべきガンダムで、よくいえばミリタリー系重武装、悪くいえばゲテモノに近いガンダムをご紹介しますよ! でもこれが、またなんとも言えない格好よさ! 重兵器好きにはたまらない仕様になっております。ノーマルなガンダムにはない魅力をお届けしていきますよ!
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従来のガンダムにはないダーク系の色が多いガンプラになっています |
今回紹介する「フルアーマー・ガンダム」は最新の配信アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場する主役機となっています。初代ガンダムの一年戦争におけるサイドストーリーで、登場人物の生い立ちや設定などがかなりハードな内容になっており、“戦争”という負の一面を押し出している物語でもあります。筆者も作品を見ましたが、これがなかなかヘビーな展開でしたよ! さてそんなアニメに登場する「フルアーマー・ガンダム」ですが、名前のとおり重武装を施した仕様となっております。まずは完成品からご覧ください。
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見よ! この重装備! ゴッテゴテの迫力です! |
いかがですか? 巨大なビームライフルにミサイルランチャーなど重武装仕様。しかも4枚のシールド装備に巨大なバックパックと、従来のガンダムのイメージをぶち壊すスタイルとなっております。「フルアーマー・ガンダム」という名前のガンダムはほかにもあるのですが、このサンダーボルト版はそれ以上にゴッテゴテの武装となっております。
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ノーマルスタイルです。初代ガンダムをベースに肩、足などが強化されています |
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初代ガンダムと比較すると一目瞭然! |
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最新ガンプラらしく、手足はきれいに可動します |
注目すべきは、巨大なバックパックやシールドなどを装備していながら、パーツのポロリがなく、バックパック装備状態でも自立可能なところです。また安定して手足が可動します。最新のガンプラ技術が盛り込まれており、作っていても楽しいですよ。またスタンドも付属しているので、フルアーマー状態にした場合のポージングもきれいに決まります。飾っておくのにも便利ですね。
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これだけの武装を本体に取り付けていきます |
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フル装備でも自立可能です |
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両手の武装は2か所で固定されており、ポロリはありません |
さらにこの武装よりも目がいってしまうのが、4枚のシールドです。2枚は両手の武器に重ねて装備することができます。残りの2枚はバックパックにアームをとりつけてそこに装備します。アームは自在に動くので、シールドのポージングも可能になっていますよ。バックパック上部についている大きなビーム砲とミサイルランチャーも可動します。さらにビームサーベルも2本付属しており、武装状態でもサーベルを手に持つことができるようになっています。
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バックパック上部の武装も可動します |
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シールドも可動! こんなポーズも取れちゃいます |
とにかく初代の「いわゆるガンダム」とはまったく別物のガンダムとなっております。色合いも武装も何もかもが斬新に感じますね。プラモデル自体も組みやすく、またシールも2種類が付属しており、ディテールアップも簡単にできます。個人的には作る前に完成状態の写真を見て「うえっ! やりすぎだろう!」と思ったりもしたのですが…これが作って、飾ってポーズを取らせていくとなかなか格好よく決まるので楽しくなってきました。アニメも絶賛配信中、コミックも連載中とのことで、新たなガンダムの世界観を楽しめるアイテムとなっています。たまにはスタイリッシュではない武骨なガンダムを楽しむのはいかがでしょうか?
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このゴテゴテ感がたまらなくなってきます |