「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2021年後半に現在発売中の「PlayStation 5」(PS5)の大型システムアップデートを配信すると告知しました。さらに、ベータテストプログラムも実施される予定です。
こちらのアップデートではPS5の新機能が追加されますが、PS5初となるベータテストが実施されるため、これまでにない重要な機能が実装される可能性があります。
ベータテストは、応募で当選したユーザーのみが参加可能です。国内外で実施され、日本での応募条件は、18歳以上で、インターネットに接続されたPS5、PlayStation Network(PSN)のアカウントが必要とのこと。当選すれば、一般公開前の新機能をひと足先に体験できます。
ベータテストへは以下のリンクから応募可能です。
PlayStation 5システムソフトウェアのベータプログラムへの参加登録
アメリカのAmazon.comおよび、日本のAmazon.co.jpから、充電器やモバイルバッテリーなどを販売していたRavPowerの製品が一斉に削除されたことが明らかになりました。また、Taotronics、VAVAの製品も削除されています。
これらのメーカーの製品が削除された理由については、Amazonから公式の説明はありません。しかし、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者が、RavPowerの製品を購入したところ、Amazonでレビューを書くことを条件に35ドルのギフトカードを受け取った、という記事、そしてツイートを投稿。それからしばらくしてAmazonからRavPowerの製品が削除されたことから、ギフトカードの提供がAmazonのレギュレーションに違反しているため罰則を受けたのではないか、と予想されています。
Amazon、ならびにほかのECサイトでも問題となっている、フェイクレビュー問題ですが、Amazonは本気で解決しようと対応しているのかもしれません。
なお、RavPower、Taotronics、VAVAを手がける日本法人のSUNVALLEY JAPAN(サンバレージャパン)は、6月16日からAmazon.co.jpで同ブランドの製品が販売停止になったことを公式サイトにて明らかにしました。原因については、「調査の結果、一部の商品がAmazonプラットフォームのルールに違反している疑いのあるギフトカードを提示したことが原因である可能性があります」としており、今後はAmazonでの早期販売再開を可能な限りできるよう調整に努めているとのことです。
ソース:ウォール・ストリート・ジャーナル、SUNVALLEY JAPAN
大きな期待を背負って2020年12月に発売されたゲーム「Cyberpunk 2077」は、発売直後から進行不能バグなど多数のバグ、エラー報告が相次ぎ、特に動作が不安定だったPlayStation 4では、PS Storeでの販売停止、そして希望者への返金対応という前代未聞の事態を引き起こしました。
PS Storeでは現在発売日未定となっている「Cyberpunk 2077」
しかし、ポーランドにある親会社のCD Projektがワルシャワ規制当局に提出した書類に「2021年6月21日より、PlayStation Storeにて『サイバーパンク2077』デジタル版の販売を再開します」と記載されていることが判明しました。
ついにPS Storeでの販売が再開されるということで、楽しみにしていたプレイヤーにとっては朗報ではないでしょうか。バグやエラーが発生したタイトルとは言え、ゲーム自体はメディア、そしてユーザーから高い評価を得ています。この夏注目の作品になりそうです。
ソース:CD Projekt