夏休み、帰省の車中で子どもをおとなしくさせるならコレしかない! おなじみ「妖怪ウォッチ」の最新作は、日本(ジャポン)だけでなくUSAへと舞台を広げた意欲作。ジャポンではオタク女子のイナホを、USAではおなじみケータを操作してワールドワイドな冒険を楽しめる。「お友達は海外旅行に行ってるよ!」とか言う子どもには、「うちはうち、よそはよそ」という言葉とともにこのゲームを渡してメリケン気分を味わってもらおう。
登場妖怪は、なんと600体以上! そばかす&金髪の「トムニャン」やパンを焼いてくれる「カントリーバァバ」など、どことなくメリケン風な妖怪も仲間になってくれる。さらにバトルシステムも新しくなり、戦況に応じて妖怪メダルを操る「タクティクスメダルボード」を採用。自由に戦う妖怪たちに指示を出すのはこれまでどおりだが、今回は下画面のメダルを動かして、マス目にいる妖怪を移動させながら戦うことになる。味方と隣り合うよう移動させて、特殊効果を狙いながら戦おう。
なお、「スシ」と「テンプラ」では、仲間にできる妖怪、オープニング曲などが異なる。違うバージョンとの妖怪交換もできるので、どちらを購入するか友達と相談してからゲットするのがおすすめだ。2バージョンを連動させれば、妖怪の高級料亭「妖楽」が出現する!
メダルをどこに移動させるかで戦況が変わる。味方をつないで協力させたり、メダルを入れ替えて妖怪を交代させたり、バトルはより戦術的に!
自分だけのネコ妖怪「マイニャン」も作れる。作ったマイニャンを鍛えて、バトルに挑め!
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2077年、核保有国による戦争が勃発し、世界の文明は崩壊した……と「北斗の拳」ばりのナレーションを入れたくなるのが「FALLOUT」シリーズ。一子相伝の暗殺拳伝承者こそ出てこないが、力こそ正義というヒャッハーな世界はヤバさ全開! 自由度も高く、英雄のようにふるまうもよし、無法者として生きるもよし、どんな楽しみ方をしてもOKだ。根幹となるストーリーはあるので何をすればいいのかわからなくなることはないが、できることが多いので何十時間あっても遊び足りない。「夏休みだし、話題のゲームを遊んでみるか」と軽い気持ちで始めたら、いつのまにか年を越してた、なんてこともあり得るので要注意!
手に入る武器の種類も、実にバリエーション豊か。しかも、本作からクラフトシステムが導入され、自分好みに改造できるので、戦闘が苦手な人でも武器の改造により威力を上げれば問題なく楽しめる。また、このクラフトシステムもとんでもなく自由度が高く、これだけで延々遊べるほどだ。フィールド上の廃車や電化製品からパーツを持ち帰って新たなアイテムを生み出したり、家やビルを建てたり……なんでもできてしまう。冒険、バトル、クラフトなど、さまざまな楽しみ方でやり込める。
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「夏休みはどこにも行けないけれど、冒険感を味わいたい」「暑い夏をスカッと爽快に乗り切りたい」という人にぜひプレイしてほしいのが、このゲームだ。「ドラゴンクエストヒーローズ」シリーズは、「無双」シリーズなどを開発するコーエーテクモゲームス「ω-force(オメガフォース)」と「ドラゴンクエスト」のコラボによって誕生したアクションRPG。簡単操作で手軽に技を発動でき、テンションゲージが溜まれば必殺技で敵を一掃! トルネコ、マリベルといった歴代「ドラゴンクエスト」の人気キャラクターも多数登場し、しかも彼らを操って戦うこともできる。とにかくバッサバッサと敵を倒すのが気持ちよく、夏の疲れも吹き飛ぶはずだ。
前作は拠点からバトルへ向かうステージクリア型だったが、今回はフィールドを導入している点も見逃せない。アイテムを探したり、遠くに見える敵めがけて突撃したり、冒険気分を思う存分味わえる。しかも「モンスターコイン」というアイテムを使えば、主人公が一定時間モンスターに変身することも! スライムになって野原をぴょんぴょん跳ね回ったり、ももんじゃになってしっぽを回転させながら空を飛んだりでき、これが楽しいやらかわいいやら。ほかにも、膨大なクエストや主人公の転職、最大4人までのマルチプレイなどやりこみ要素はいっぱい。主人公もストーリーも一新されているので、「U」から始めても問題なし!
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他人には理解され難い現代的な人の心の病理に迫る、異色のジュブナイルRPGが誕生した。自我を持つバーチャルアイドル「μ」により仮想世界メビウスにとらわれた主人公たちは、「帰宅部」を結成し元の世界を目指すことに。その過程で明かされていく、彼らのトラウマや苦悩とは? 「禁止されるほどその行為が魅力的に映る」という意味の心理用語「カリギュラ効果」をタイトルに冠しているだけに、ストーリーは心のやわらかいところをグサグサ突いてくる。時間を忘れてゲームの世界にどっぷり浸りたい人には、うってつけのタイトルだ。
バトルには、「空想力」を使ってコンボをつなぐ「イマジナリーチェイン」を実装している。戦闘中は仲間の行動をあらかじめ確認できるため、どうすればコンボがつながるか丸わかり! ひとりが敵を空中に打ち上げて無防備になったところに別のキャラが攻撃を叩き込み、さらに別の仲間が追い討ちをかける……と畳みかけるように攻撃できる。じっくり考えて組み立てたコンボが、バチッと決まった時は超気持ちいい! さらに、強敵が待つダンジョンでは、ネットの動画サイトで活躍するサウンドクリエイター9名の書き下ろし楽曲がバトルを盛り上げる。メビウスからの脱出を目指しつつもバトルがやみつきになり、この世界から逃れられなくなるかもしれない。
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タイトルからしてゴリッゴリの骨太RPGだが、中身もやっぱりゴリッゴリ! 古き良きRPGの魅力を詰め込んだ「新釈・剣の街の異邦人」は、オールドゲーマー感涙のハック&スラッシュ系ゲーム。まずは自由にカスタマイズしたキャラでパーティーを編成し、ギミックがしかけられたダンジョンの最深部へ。敵との戦いで強力な装備品を手に入れ、武器強化や転職により最強のパーティーへと鍛え上げよう。ランキング機能をはじめやり込み要素も充実しているので、ついつい時間を忘れてプレイしてしまうはずだ。
剣と魔法のダンジョンRPGというだけでもゲーマーのツボをグイグイ押してくるが、グラフィックもどことなく往年のRPG風。数量限定版の特典が「小説ウィザードリィ 隣り合わせの灰と青春」でおなじみ、ベニー松山の書きおろし小説(しかも表紙まで「隣り合わせ〜」っぽい!)というあたりも心憎い。かつて「ダンジョンズ&ドラゴンズ」や「ウィザードリィ」にハマった四十路ゲーマーがプレイすればこの懐かしさがうれしいし、子ども世代がプレイすれば新鮮な気持ちで楽しめるだろう。本編にデータを引き継げる体験版も配信中なので、まずはお試しで遊んでみるのもあり!
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