ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、加熱式タバコ「glo(グロー)」の専用ブランド「neo(ネオ)」から、新フレーバー2銘柄を2018年12月3日より発売開始した。
新フレーバーは、「まろやかクリーミーの満足レギュラー」の「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」と、「爽快トロピカルの満足カプセルメンソール」の「ネオ・ブースト・トロピカル・プラス・スティック」の2銘柄で、どちらも20本入り1パック490円(税込)となる。
「ネオ」全種類。1番手前左が「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」で、右が「ネオ・ブースト・トロピカル・プラス・スティック」
「ネオ」は、加熱式タバコ「グロー」のために開発された喫味濃いめのタバコブランド。従来のラインアップは、レギュラー2種にメンソール4種の6種類で展開されていた。
従来のラインアップ
【レギュラー】
“深みの満足レギュラー”
「ネオ・ダーク・プラス・スティック」(写真左奥)
“香ばしい満足レギュラー”
「ネオ・ロースト・プラス・スティック」(写真左手前)
【メンソール】
“グレープのように香る満足メンソール”
「ネオ・ダークフレッシュ・プラス・スティック」(写真中央奥)
“爽快満足メンソール”
「ネオ・フレッシュ・プラス・スティック」(写真中央手前)
【カプセル入りメンソール】
“爽快ミントの満足カプセルメンソール”
「ネオ・ブースト・ベリー・プラス・スティック」(写真右奥)
“ベリーのように香る満足カプセルメンソール”
「ネオ・ブースト・ミント・プラス・スティック」(写真右手前)
そして、今回、「まろやかクリーミー」というコンセプトのレギュラーフレーバー「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」と、同社の「KENT(ケント)」シリーズでおなじみの、フィルター内のカプセルを押しつぶして味を変えられるメンソールタイプの新フレーバー「ネオ・ブースト・トロピカル・プラス・スティック」が追加となった。
そこで気になるのは、「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」は、レギュラーフレーバーの中でどんな立ち位置なのか。いっぽうで「ネオ・ブースト・トロピカル・プラス・スティック」はどんな“味変”が楽しめるのか。早速吸ってみたので、その味わいをレポートする。
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パッケージには、「CREAMY +」と表示された「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」
メーカーによると、「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」は「まろやかクリーミーの満足レギュラー」。「吸い応えにこだわったタバコ葉をブレンドし、満足感プラスのまろやかな香りとほのかな甘み」が感じられるフレーバーに仕上がっているという。
スティックのポイントカラーには、上質感のあるゴールドを採用
「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」のパッケージを開けてまず驚くのが、スティックから漂ってくるキャラメルのような甘い香りだ。
実際に吸ってみると、これまたビックリ。スティックから漂っていたまろやかな香りと、やさしい甘みが口の中に広がった。その中にほんの少しポップコーンのような香ばしさ。ただ、スロートキック(のどへの圧)の強さは、ほかのレギュラーフレーバーとそこまで違わない。つまり、しっかりとタバコの吸い応えが楽しめた。
レギュラーフレーバー3種類。左から、「ネオ・ダーク・プラス・スティック」「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」「ネオ・ロースト・プラス・スティック」
新レギュラー「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」の味わいは、スモーキーな「ネオ・ダーク・プラス・スティック」や、芳醇な香ばしさとほんのり酸味を感じる「ネオ・ロースト・プラス・スティック」といった既存のレギュラーフレーバーとはまったく異なる。両者が“タバコらしさ”を追求しているいっぽうで、「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」はタバコらしさを残しつつも、スイーツのようなフレーバーをほんのりとつけ加えたまったく新しい味わいと言える。
パッケージには、「BOOST TROPIC +」の表示と、「電源マーク」のようなカプセルメンソールを表すマークがあしらわれている
メーカーによると、「ネオ・ブースト・トロピカル・プラス・スティック」は「爽快トロピカルの満足カプセルメンソール」。「吸い応えにこだわったタバコ葉をブレンドしつつ、満足感プラスの爽快メンソールに、カプセルをつぶすとさらに広がるトロピカルな香り」が特徴だという。
スティックのポイントカラーは、ほかのカプセルメンソールと同じ濃紺と水色。フィルターには、カプセルが入っている位置にオレンジのマークが施されている
スティックから漂ってくる香りは、メンソールタバコらしいスーッとしたミント。この時点では、特にトロピカルさは感じられない。
実際に吸ってみると、ほどよいメンソール感が口の中に広がりながら、のどが冷えていくような冷涼感がしっかりと感じられた。いわゆるメンソールタバコの喫味だ。ここでもまだトロピカルさは感じられなかった。次にカプセルをつぶしてから吸ってみた。
フィルターのオレンジマークをグッと押すと、カプセルがプチッとつぶれる
すると、ひと吸い目から驚いた。マンゴー、パパイア、パイナップルなどの熱帯産の果物をミックスしたようなフルーティーな味わいがしっかりと口の中を占領していく。トロピカルフルーツの爽やかな甘みと、ほどよいメンソール感のバランスがいい。むしろトロピカルなフレーバーが、メンソールのミント感を少し抑えてくれているようだ。そのうえ、吸い応えも、いつも加熱式タバコのレギュラーフレーバーを吸う筆者でも満足できるほどしっかりとしていた。これは素直においしい。
新フレーバー「ネオ・クリーミー・プラス・スティック」は、従来のレギュラーフレーバーとはひと味違う味わいで、「ネオ・ブースト・トロピカル・プラス・スティック」はしっかりとトロピカルフルーツフレーバーが味わえるメンソールタイプ。どちらも従来フレーバーでは味わえない喫味なので、「グロー」および「ネオ」ユーザーは1度試してみてほしい。「グロー」の新しい魅力を発見できるはずだ。
新フレーバーを加えた「ネオ」の全銘柄。上段がレギュラーで、下段左がメンソールタイプ、下段右がカプセルメンソールタイプだ
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