レビュー
最新のセンサーやテクノロジーを搭載し、すべてをリデザインした新モデル

コンパクトな新ドローン「Parrot Bebop 2」発表! 飛行時間が25分間になった!

スマホやタブレットとWi-Fi接続して操縦を行うドローン「Bebop Drone」などを展開している仏Parrot社は2016年3月1日、ドローンの新モデル「Parrot Bebop 2」(以下、Bebop 2)を発表しました。スマホやタブレットを使った操作性や、風速63km/hの向かい風に耐える安定性、安全に配慮した500gの超軽量設計、25分間もの連続飛行が可能になった新バッテリーやコネクトシステムなどが新しい特徴になっています。あわせて、飛行距離を最大2kmにまで伸ばすことができる専用コントローラー「Skycontroller Black Edition」も発表されました。

東京・品川で行われた製品発表会に行ってきましたので、その様子をお伝えします。Skycontrollerを使って実際に飛行させる体験もできましたよ。

Bebop 2。デザインが変わりました。カラーバリエーションは写真のホワイトと、レッドの2種類です

Bebop 2。デザインが変わりました。カラーバリエーションは写真のホワイトと、レッドの2種類です

発表会では、Bebop 2とSkycontrollerの体験ができました。筆者も操作してみましたが、ひとつ前の機種よりも、なめらかに操作できるようになっていて感動しました。より繊細なコントロールが可能になり、滑るように俊敏に飛ばすことができます。思い通りのルートを飛ばしたり、着地させたりということがやりやすくなったように感じます

Bebop 2を持つ Parrot社JPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージングディレクターのクリス・ロバーツさん

機体のすべてを再設計。軽量コンパクトを維持しつつ、飛行時間は11分間から25分間に!

Bebop 2は、「コンパクト」「頑丈」「安定動作」「超軽量」をコンセプトに開発されています。連続飛行時間25分間を実現しながら、重量は500gという軽量・コンパクト設計です。従来のBebop Droneでの連続飛行時間が11分、重量が400gだったので、2倍以上も長く飛行できるようになりました。機体のサイズは、プロペラが大きくなったため従来機よりひとまわり大きい32.8×38.2cmですが、プロペラをガードするハルが不要になったので、あまり大きくなったという感じはしませんでした。

プロペラの変更により、Bebop 2の最高速度は、水平速度で時速60km、垂直方向で時速21kmを実現。さらに、18秒で高度100mに到達できます。また、最大風速時速63kmの向かい風でも飛行することが可能です。

機体前方に搭載されている魚眼レンズカメラは、従来より30度下向きに変更になり、より多くの陸地を撮影できるようになりました。

価格は67,500円(税別)で、発売は3月下旬からとなっています。

重量500gで25分間の飛行時間を達成するために、本体のすべてをリデザイン。さらに、強力なリアLEDを搭載、新しい冷却システム、最新世代のGPS、新しいWi-Fiアンテナ、大きくなったプロペラ、グラスファイバーで強化されたPA12シャーシと耐衝撃性の脚部などあらゆる部分が新しくなりました

新しいバッテリーです。2700mAhのリチウムイオン充電池を使用しています

新しいバッテリーです。2700mAhのリチウムイオン充電池を使用しています

前から見てみると、プロペラが大きいのがわかります。新プロペラは6インチ=15.24cm。大きく、パワフルになりました。上に沿ったような形になってました

何かに触れるとすぐにプロペラが自動で停止する「カットアウト・セーフティ」機能を搭載した安全設計です

何かに触れるとすぐにプロペラが自動で停止する「カットアウト・セーフティ」機能を搭載した安全設計です

空洞実験の様子が紹介されていました。最大風速63km/hの風の中でも飛行することができるほどパワフル

空洞実験の様子が紹介されていました。最大風速63km/hの風の中でも飛行することができるほどパワフル

標高3300mの過酷な状況下でも動作のテストをしたそうです

標高3300mの過酷な状況下でも動作のテストをしたそうです

機体後方に搭載されているLEDは大きくなり、飛行中でも機体を視認しやすくなりました

機体後方に搭載されているLEDは大きくなり、飛行中でも機体を視認しやすくなりました

機体の裏には、機体とカメラの安定性を高めるラバー性の振動止めがついています。耐衝撃性の脚部、ガラスファイバーで強化された(20%)PA12シャーシにより、頑丈な作りになりました

従来機種と同じく、1400万画素の魚眼レンズを採用した特別設計のカメラが機体の前方に搭載されています。カメラの角度はよりよく陸地を撮影できるよう、30度変更されました。フルHD(1920×1080/30fps、H.264)での動画撮影が可能で、撮影した動画や画像は、機体に搭載されている8GBフラッシュメモリに保存されます。カメラの角度はアプリ「FreeFlight3」を通じて、最大180度のコントロールが可能です

Skycontroller Black Edition との接続で、FPVグラスとの接続や、最大2kmの通信操縦が可能

Bebop 2 はiOSやAndroid のスマートフォン・タブレットと接続し、FreeFlight3アプリを使って操縦します。専用コントローラーSkycontroller Black Edition と接続することによって、Bebop2 をより精密にコントロールすることができるようになります。さらに、Skycontroller Black Edition に接続することで、Wi-Fiによる通信可能距離が2kmにまで拡大。Skycontroller Black Edition は、FPV(First Person View)グラスの接続にも対応しており、Bebop2のコクピットに乗って操縦しているような没入感を味わえるとのこと。

Bebop 2とSkycontroller Black Editionがセットになった「Bebop2、Skycontrollerセット」が用意され、価格は102,500円(税別)です。Bebop 2単体と同じく3月下旬から発売となります。

Skycontroller Black Edition。ジョイスティックや離着陸スイッチの使い方は、従来機のスカイコントローラーとほぼ同じのようでした。使用するアプリも以前と同じFreeFlight3です

HDMI出力を装備しているので、FPV(First Person View)グラスの接続に対応しています

HDMI出力を装備しているので、FPV(First Person View)グラスの接続に対応しています

オープンアーキテクチャで、画期的なアプリ開発が可能

Bebop 2はオープンアーキテクチャーを採用しています。開発者専用のプラットフォームが用意されていて、自由にアプリを開発できるとのこと。発表会では、2つのアプリが紹介されていました。

ひとつは、Bebop 2を使って場所や建物を撮影し、それを3D化するというもの。もうひとつは、Bebop 2を使ったセルフィーです。対象物をトラッキングしつつ、写真を撮ります。ドローンを使ったセルフィーなので「ドローニー」と呼んでいるそうです。

こちらは、Pix4D社のソフトウェア。対象の場所や建物を自律飛行で撮影し、3D化します。工事現場や農業、自然環境のモニタリングなどに使われている技術のよう

こちらは Neurala社の開発した「Selfie Dronie」。アプリでBebop 2 を自律飛行させ、対象物をトラッキングして撮影します

堤 智代(編集部)

堤 智代(編集部)

ホビーやおもちゃを中心にレビュー記事を担当しています。ラジコンやプラモデル、フィギュアを取り上げることが多いですが、それら以外でも楽しそうな製品を紹介していきたいと思います!

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