地球をモチーフにしたちょっと神秘的なガラスの球体。ただの置物かと思いきや、ただものじゃありませんでした。管の部分の水位でお天気を予測してくれる、その名も「晴雨予報グラス」です。
なんでもこれ、文豪のみならず科学者としても有名(らしい)なゲーテが発明したといわれる水タイプバロメーターの原理を採用しているとか。気圧の変化によって管の水位が上下することを利用して天気を予測するワケです。たとえば、低気圧が接近した時には水位が上がるので「おっ、雨が降るのだな」と、預言者めいたことが言えたりします。
天気予報を見れば簡単にわかることを、あえてこの球体を使って予測してみるのも一興。また、「どうして水位が上がるんだろう」「低気圧って何?」と、失ったはずの探究心が一気によみがえってくるかもしれませんよ。