2016年の大河ドラマ『真田丸』。皆様はご覧になっているでしょうか? 筆者も毎週楽しみにしておりますが、いよいよ年末に向けてクライマックスが近づいてきましたね。原稿を書いている時点ではまだ第2次上田城合戦放映の前で、非常にワクワクしている状態なのですが、そんな上田城がプラモデルで発売されていると知り、いてもたってもいられず購入してしまいました。しかもまさに『真田丸』コラボの商品でございます。ガンプラ以外のプラモデルを組むのは実に久しぶりなのですが、チャレンジしてみましたよ。
それがこちら「1/200スケール プラスチックキット 信州 上田城〜真田丸どーもくんセット〜」です。まさにタイムリーな商品ですね。内容は真田昌幸が築城した「信州上田城」の東虎口櫓門の部分を1/200スケールで立体化したプラモデルです。「信州上田城」全体のプラモデルではないのでご注意を。しかも『真田丸』コラボということで、真田信繁の甲冑衣装を着た「どーもくん」のフィギュアセット入りとなっております。また最新のプラモデルらしく、接着剤を使わないスナップキットとなっておりますよ。
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キットは大きく、パーツも少ないので簡単に組み上がりますよ |
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南北の櫓(やぐら)を組み立てていきます |
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後は土台にのせれば完成ですよ |
さてこの「信州上田城」ですが、『真田丸』では草刈正雄さん演じる真田昌幸が築城した平城で、徳川軍との2度にわたる攻撃に耐え抜いた天下の名城ですね。だがしかし、関ヶ原の戦いの後、破壊されてしまいます。現在は本丸、二の丸が公園となっており、本丸の隅櫓であるこの東虎口櫓門は昭和24年に復元され、有料で内部を見学できるようになっておりますよ。プラモデル自体は非常に簡単で、この南北の櫓を組み、櫓門を作り、土台にセットするだけで完成です。スナップキットですが、外れないように接着剤を使って固定しておくのがオススメ。
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真田信繁の赤備え衣装のどーもくんフィギュアがついてきます |
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完成です。所要時間はわずか30分ほどでした |
南北の櫓と櫓門、そして高い石垣で特徴的な東虎口櫓門が完成しました。立体物にして改めて見ると、石垣の高さや櫓の高さを実感できますね。きっとこの櫓から見る景色は絶景だったのではないでしょうか? ですが、ちょっとなんか味気ない。素組みだけではちょっと物足りないと感じてしまいました。そこで、今回は簡単な塗装にもチャレンジしてみることにしました。いやプラモデルの塗装なんて本当に久し振りです。最近のガンプラは塗装しなくても組むだけでキレイだったので、まったくやってなかったのですよ。さっそく、取扱説明書にあったプラモデル用の塗料を購入し、また簡単にウェザリングができるペンタイプの絵の具も買ってみました。
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塗料を使って城を塗装していきたいと思います |
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筆をつかってざっと塗ってみました |
といっても素人の塗装です。エアブラシなどは使わず、筆で雑に塗ってみました。お城ですからね、しかも平城ということで、少し汚れた感が合ったほうがよいかなと思い、櫓や石垣などは塗料で塗った後に、ウェザリングペンを使って汚しを追加してみました。この作業はなかなか楽しかったですよ。
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まずは石垣をざっと塗装し、乾燥したら… |
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ウェザリングペンを使って汚れを追加してみました |
ドラマも最終回に向けて、「関ヶ原の戦い」「大坂の陣」と盛り上がっていきますが、こうやって実際に戦の攻防があったお城の立体物を作るというのも非常に楽しいですね。ドラマなどでどうやって登場するのか見るのも楽しみです。ちなみに、付属のどーもくんフィギュアは単体でも発売されています。
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どーもくんフィギュアはクオリティが高く、これだけでも欲しくなりますよ |