学生や甘い恋人同士ではワクワクするイベントであるバレンタインですが、大人になると年中行事として会社の上司や同僚に贈る方も多いようで、毎年どんなチョコを選ぶのかは結構大変な作業になっているようですね。正直、大量にいただいてしまうと食べるほうもちょっと大変。そこで、今年は筆者が選んだ、とっておきのチョコ? も候補に加えてはいかがでしょうか?
こんなシックな感じのパッケージで届けられました
筆者が選んだのは、株式会社アスカムの「炭のチョコラ」。チョコメーカーとしてはあまり聞いたことがない会社ですね。しかも「炭のチョコラ」ってどういうこと? まずは写真をご覧ください。
箱を開けるとおいしそうなチョコが並んでいます♪
しかし、なんだか真っ黒ですね。カカオがたっぷりすぎるためでしょうか?
付属の袋に入れて、1つずつ配るとか??
でも、よく見ると「たべられません」と書かれています。チョコなのに???
冗談はさておき、実はこの「炭のチョコラ」、文字どおり炭でできております。原料は静岡県産のひのきや杉のかんばつ材を5〜8mmの形状に揃え、特殊セラミックを加えてブレンド・コーティングし炭化したセラミック炭。燃料用の炭と異なり、脱臭や除湿機能に優れているのが特長です。ちなみに、「炭のチョコラ」の「ラ」は、静岡県内の方言で「〜でしょ」という意味だそうです。
セラミック炭を成形しているので、いろんな形にできるというわけです
このキラキラした金箔っぽい感じも芸が細かいですね。おいしそうですが、残念ながら食べられません…
小さな袋に入れて消臭剤として靴の中に入れたり…
下駄箱やトイレに置いて使います
また、アロマをたらすのもいいですよ。さわやかな香りがお部屋に広がります
箱を開けた瞬間は、定番のチョコレートだと思いきや、実は意外なフォルムの炭だなんて、贈った相手の驚いた顔が想像できそうですね。甘い物が苦手な方へのバレンタインやホワイトデーはもちろん、ちょっとしたプレゼントやお土産にもいいですね。ただし、何度もいいますが、食べ物ではないのでご注意を。
2月14日のバレンタインデーは、ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だというのが一般的なようですね(諸説あるようですが)。一方、日本では、いつのまにか女性が好きな男性にチョコレートを贈る日として定着しております。ただし、チョコレートを贈るきっかけとなった起源については、モロゾフ説、メリーチョコレートカムパニー説、森永製菓説、ソニープラザ説など、こちらもさまざまな説があるようです。あまり細かいことは気にせず、行事として楽しむのが日本人のいいところではないでしょうか♪