“真っ白”以外、ファミコンじゃないの。

ミニファミコンばりの“驚きの白さ”に? 黄ばんだファミコンを分解&クリーニングしてみた

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「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(以下、ミニファミコン)の発売によって、再び脚光を浴びている「ファミコン」。今回は、年末のおそうじ企画(?)として、30年分の汚れで黄ばんでしまったファミコンを分解、クリーニングして、“ミニファミコンばりの白さ”によみがえらせてみようと思います。はたして、無事に真っ白になるのでしょうか?

※今回は、記事制作用に、編集部員の私物を使って検証しました。記事中の分解、漂白などについては、絶対に真似をしないようお願いいたします。

長年の汚れによって、黄ばんでしまったファミコンをクリーニング! その結果とは?

長年の汚れによって、黄ばんでしまったファミコンをクリーニング! その結果とは?

【手順1】ファミコンを分解する

名作30タイトルを収録し、ファミコンの本体サイズを約60%に小型化した「ミニファミコン」が2016年11月10日に発売され、1か月半ほどが経ちました。実際に筆者も、このミニファミコンで遊んで“ピコピコ太郎”になっているわけですが、改めて思ったのは、「ファミコンって、こんなにも真っ白だったっけ?」ということ。自宅の押入れにあるファミコンは、30年分の汚れが積み重なって黄ばんでおり、白くて、無垢で、美しい輝きのある新品のミニファミコンと並べると、その汚れが一段と際立ちます。

ファミコン(写真左)とミニファミコン(写真右)。両者を比べてみると、新品のミニファミコンの白さが際立ちます

そこで今回は、黄ばんでしまったファミコンをクリーニングし、ミニファミコンばりの“驚きの白さ”によみがえらせてみようと思います。手順は、(1)ファミコンを分解して基盤を取り外す、(2)「ワイドハイター EXパワー」でファミコンのケースのみを漂白する、(3)洗い流した後にファミコンを復元する、という流れです。まずは、ファミコンの分解から始めましょう。「“真っ白”以外、ファミコンじゃないの!」。

プラスドライバーを使って、本体裏面にある6か所のネジをすべて外します

プラスドライバーを使って、本体裏面にある6か所のネジをすべて外します

裏面6か所のネジをすべて外すと、このような感じに

裏面6か所のネジをすべて外すと、このような感じに

1コン、2コンともに、コントローラー接続部のゴムを外します

1コン、2コンともに、コントローラー接続部のゴムを外します

基盤のネジなどを外します

基盤のネジなどを外します

基盤が完全に取り外せたように見えますが、電源スイッチ部分にもネジが固定されているので、ここも外します

基盤が完全に取り外せたように見えますが、電源スイッチ部分にもネジが固定されているので、ここも外します

外部機器用の接続端子は、基盤と一体化しているので外れません

外部機器用の接続端子は、基盤と一体化しているので外れません

ファミコン本体に続いて、コントローラーも分解。ネジのサイズが小さいため、細めのプラスドライバーにチェンジして作業を続けます

コントローラーを分解すると、このような感じに。写真上が1コン、写真下が2コンです

コントローラーを分解すると、このような感じに。写真上が1コン、写真下が2コンです

コントローラーの基盤を裏返すと、各ボタン用のゴムがありました。よく見ると、2コンにはマイクもあります。アツい!

うれしくなって、2コンのマイクをアップにして、撮影してみました。「たけしの挑戦状」や「ゼルダの伝説」、「ドラえもん」などのゲームで活躍した思い出がよみがえります! 「ありがとう2コンマイク!」

永久保存版! これがファミコンを分解した姿! レガシーな作りだったので、スムーズに分解できました

永久保存版! これがファミコンを分解した姿! レガシーな作りだったので、スムーズに分解できました

【手順2】ファミコンを漂白剤漬けにする

漂白のポイントとなるのが、「ワイドハイター EXパワー」。黄ばみ汚れを取り除くのに有効と言われている、過酸化水素や漂白活性化剤が配合されており、紫外線を当てることで、化学反応によって汚れが落ちるようです。というわけで、日当たりのよいベランダに、タライごとしばらく置いてみることにしました。

ファミコンを分解し、プラスチック製のケースをワイドハイター EXパワーで漬け込みます

ファミコンを分解し、プラスチック製のケースをワイドハイター EXパワーで漬け込みます

ケースだけとは言え、ファミコンに水をかけると、ものすごい背徳感を感じます

ケースだけとは言え、ファミコンに水をかけると、ものすごい背徳感を感じます

タライに水をためた後は、ワイドハイター EXパワーを投入。今回は試しに、40mlキャップで6杯入れてみました。日当たりのよいベランダに置いてみましたが、はたしてどうなることやら……

【手順3】ファミコンを復元する

日当たりのよいベランダにタライを置くこと、3週間。前述の通り、日光に当てておく必要がありますが、今回検証した12月1日から12月21日までの自宅近辺の天気は、「快晴が7日、晴れまたは曇りが9日、雨が5日」(日本気象協会ホームページより)と、まずまずの天候でした。幸いにも、日光に当たる機会が多かったようなので、順調に漂白されているのでは、と期待してしまいます。

ワイドハイター EXパワーに3週間漬け込んでいたファミコン。よく見ると、枯葉や虫の死骸が浮かんでいます……

シャワーを使って、ファミコンをよく洗います。3週間も漬け込んでいたので、これで終わりかと思うと、何だかさびしくなってきました

ワイドハイター EXパワーをよく洗い流して、乾燥させました

ワイドハイター EXパワーをよく洗い流して、乾燥させました

再び、ファミコンを組み立てます。復元する手順を忘れてしまった時は、分解時に撮影した写真がたいへん参考になりました

【結果】確かに白くなったが、“ミニファミコンばり”には、あと一歩およばず

ワイドハイター EXパワーを洗い流し、しっかりと乾燥させた後は、再びファミコンを組み立てていきます。復元にかかった時間は、本体の組み立てに20分、コントローラーの組み立てに10分と、合計30分ほどでした。さぁ、白くよみがえったファミコンの姿がこちらです!

びっくりぽん! ワイドハイター EXパワーに3週間漬け込んで、かなり白くなりました

びっくりぽん! ワイドハイター EXパワーに3週間漬け込んで、かなり白くなりました

クリーニング前(写真左)とクリーニング後(写真右)によるビフォーアフター。黄ばみ汚れは、かなり落ちたのでは?

おぉ! あの黄ばんだファミコンが、かなり美白になっているようです。クリーニング前とクリーニング後を見比べれば、その差は明らか。ワイドハイター EXパワー、かなり神ってるのではないでしょうか。これは大成功か?

クリーニングしたファミコン(写真左)と、新品のミニファミコン(写真右)を見比べてみると……

クリーニングしたファミコン(写真左)と、新品のミニファミコン(写真右)を見比べてみると……

次に、クリーニングしたファミコンとミニファミコンを見比べてみましたが、ミニファミコンの美白には、どうしてもあと一歩およばず、という印象です。ファミコンの先端部分に薄汚れが残っているようにも見えます。「紫外線の量が少なかったのか?」、「ワイドハイター EXパワーの量が少なかったのか?」、「漂白剤漬けの時間が3週間では短かったのか?」など、さまざまな反省点が浮んできます。

とは言え、ミニファミコンのピチピチとした美白にはおよばなかったものの、大健闘と言えるレベルまで白くなったのでは? 幼いころ楽しんだ、思い出たっぷりのファミコンだからこそ、いつまでもきれいに保存しておきたいものです。自宅では、ミニファミコンの横に、クリーニングしたファミコンをそっと置いて、大切に飾っておきたいと思います。だって、“世界に一つだけのマイファミコン”ですから。

<関連記事>ファミっ子“再集合”! 任天堂「ミニファミコン」は、歴代ファミコンと何が違う?
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松田真理(編集部)

松田真理(編集部)

デジタル製品全般からホビーやカップ麺・スナック菓子まで、オールジャンルをカバーする編集部員。大のプロレス好き。読み方は、まつだ・しんり。

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2017.5.25 更新
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