あなたもしたくなったこと、ないですか?

「便意を催す本屋の香り」を再現する“珍スプレー”をかけてみた

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ご存じですか? 「青木まりこ現象」

みなさん「青木まりこ現象」というのはご存じですか? この現象の存在は古くから多くの方に知られており、また実際にその現象を体感している方も多いようです。かくいう筆者も体験者の1人であります。多くの研究者や専門家がその原因を追究しようと努めていますが、いまだ解明されることなくその理由は謎のままだそうです。実は先日、そんな「青木まりこ現象」を自宅でも体感できることを目指して開発された商品「本屋の香りスプレー」を発見。もちろん購入しましたとも!

それがこちら。ちなみにこのアメコミ風のおじさんは青木まりこさんとは関係ありません♪

それがこちら。ちなみにこのアメコミ風のおじさんは青木まりこさんとは関係ありません♪

本屋に行くと現れる「突然自覚される耐えがたい便意」

ところでみなさん、書店に行って、急に便意(突然自覚される耐えがたい便意)を催したご経験はありませんか? 筆者はよくあります。実はこれが「青木まりこ現象」と呼ばれる現象のこと。筆者のようなおじさん世代なら誰でも知っているはずですが、念のため調べてみました。中でもよくまとまっているウィキペディアによれば、「青木まりこ現象」とは、1985年に当時29歳だった青木まりこさんが『本の雑誌』(本の雑誌社)の読者欄に投稿した自身の体験談がきっかけで生まれた言葉だそうです。彼女が送った「理由は不明だが、2、3年前から書店に行くたびに便意を催すようになった」との投稿を、当時編集長だった椎名誠さんが『本の雑誌』に掲載。すると、同様の悩みを抱える多くの読者から編集部に意見が寄せられため、次号では「いま書店界を震撼(しんかん)させる現象」と銘打った特集を組んで対応、それを契機に日本全国に広がったというのが経緯です。その後も、さまざまな雑誌やテレビなどで検証がなされましたが、結局は明確な結論を得られることなく現在に至っている、とのことです。

“本屋の香り”を再現したユニークなスプレー

さて、前置きが非常に長くなってしまいましたが、今回の商品はそんな「青木まりこ現象」を逆手にとったとてもユニークな商品。便意を催すといわれる原因には諸説あってまだ真相は不明ですが、その中で有力な仮説として知られるのが、本の紙やインクなどが原因とする臭い刺激説。つまり、「本屋の香りを再現することで、便秘気味の方にも便意を催していただこう」というのが目的の商品なわけです。

本体はこんな感じのスプレーになっています。直径は36mmで高さは122mm、容量は60mlです

本体はこんな感じのスプレーになっています。直径は36mmで高さは122mm、容量は60mlです

こんな感じで立てておくこともできます。本棚に入れるのもありです

こんな感じで立てておくこともできます。本棚に入れるのもありです

紙やインクの臭いが混ざり、書店独特の臭いになるというのですが…

紙やインクの臭いが混ざり、書店独特の臭いになるというのですが…

使うときはトイレの中でシュッとひと吹きするだけ

使うときはトイレの中でシュッとひと吹きするだけ

室内で使って、本屋の雰囲気を味わうのもありかも!?

室内で使って、本屋の雰囲気を味わうのもありかも!?

筆者はスッキリ快便とはいきませんでしたが…

ところでこの「本屋の香りスプレー」、名前だけのなんちゃって商品ではなく、近畿大学工学部、野村正人教授監修のもとで作られています。野村教授は、れっきとした工学博士で、専門は天然物有機化学(生理活性物質)。「本屋の香りスプレー」は、実際に数えきれないほどの本屋・図書館を訪問して香りを収集、数百種類の中から香りサンプルを研究し、「青木まりこ」現象の根幹である本屋の香りを突き止めたうえで商品化された根性の1本なのです。実際にトイレでスプレーしてみると、当初は「こんな香りだったっけ?」と感じたのですが、そのうち「言われてみれば本屋っぽいかなぁ〜」と心境に変化が起こり、さらに時間がたつと「うん、これは本屋だ」と確信する結果に。普段使っているアロマとはまったく違う別世界の香りなので、たとえようがないのですが、ほんのりとした甘みの中に、若干のインクっぽい油や用紙の香りが混在してるって感じでしょうか。不快になるような香りではまったくありません(かといって、クセになる香りでもないですが…)。
さて気になるその効果の程ですが、残念ながら(?)スプレー即トイレというわけにはいきませんでした。でも、心なしかトイレに行く回数が多くなったような…。スッキリ快便とはいかなくても、スプレーをプッシュするだけで、膨大な量の本に包まれた充足感というかやすらぎ感を醸し出してくれるかもしれませんよ♪

わたる

わたる

主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。

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2017.12.16 更新
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