こんにちは! ペパーミントです。この季節は気温も湿度も高いため、家の中で気になることがあります。それは……
ゴミのニオイ!!!
ゴミを捨て忘れてしまった日には、ゴミ箱、特に生ゴミゾーンからなんとも言えないニオイがプ〜ンと漂ってしまい、毎度ひどく「やってしまった感」に襲われます……。
そんなゴミ臭をなんとかできないかと思っていたところ、救世主に出会いました。
芳香剤などで有名な「エステー」から出ている、「脱臭炭」ってご存じでしょうか? 冷蔵庫に入れておくだけでニオイがとれる便利なアイテムですね。これはその「紙」バージョンなんです!
箱の中には灰色のトイレットペーパーのようなロール紙が
サイズは98mm幅×40m巻き(シングル)。トイレットペーパーよりもやや小ぶりですね。
こんな風に外箱にセットして、ティッシュのように使います。15cmごとにミシン目が入っていて、トイレットペーパーのようなティッシュのような……
紙の質感は、あまりやわらかくないトイレットペーパーのような感じ。ニオイを嗅いでみましたが、特に炭の香りがするわけでもありません。これでどうやってニオイをとるのか、本当にとれるのか、気になりますよね。
さっそくニオイの気になる場所で使ってみたいと思います!
多くのご家庭にあるであろう三角コーナー
卵の殻、チキンの骨、フルーツの皮、野菜の皮、日がたって少し腐ってしまったおかずなどなど……1日半ほど放置してみました。そのままだとちょっとお見せできないビジュアルなのでモザイク処理しています。
おそるおそる顔を近づけてニオイをチェック! 記事ではどうしてもニオイの感じが伝わりにくいため、表情で少しでもお届けできればと思います……!
ぎゃ!すっぱい……!
うーん、これはなかなかの強力なスメル……思わず苦い顔になってしまいます
ではさっそくニオイとり紙を使ってみましょう!
ミシン目2つ分をちぎりました
ニオイとり紙の使い方は、ニオイの気になるものと一緒にして封したり、包んだり、上からかぶせたり、くしゃっと丸めて気になるところに突っ込んだりと、自由自在。
三角コーナーには上からかぶせてしまうのがいいそうなので、かぶせそうなぐらいの大きさにちぎりました。
上からかぶせて、はい完了!
これだけです。めちゃめちゃ簡単で手軽です。大丈夫でしょうか。生ゴミが水分を含んでいるため少し濡れていますね。これで少し時間をおいてニオイをチェックしてみましょう。
約1時間経過しました。見た目には変化がなく、ニオイとり紙がゴミの水分を少し吸ってくれているぐらいです。はたしてニオイは……?
くんくん
あれ? 臭わない!
驚き! 臭いません! さっきは生ゴミ特有のすっぱ〜いニオイがしたのに、今は紙のニオイ(ほぼ無臭ですが、元々紙っぽい香りは少々あります)しかしません。
三角コーナーを直嗅ぎしてるとはまったく思えないぐらいに、ニオイがなくなっています!
次はもっと大きなニオイ源に使ってみましょう。
今度はキッチンのそばのゴミ箱で検証。
バナナの皮、納豆のパック、すっぱめのお総菜が入っていた容器、調味料の付いたティッシュなどなど……
そしてこれをまた1.5日ほど放置してニオイチェック。
うぅう……これまた納豆のパックがだいぶパンチ効かせてくれてます(笑)
いろんなゴミと納豆が混ざってもうかなりクサい! ニオイとり紙に頑張ってもらわなきゃです……。
ゴミ袋に使う場合は、ゴミ袋10Lに対して60cm程度が目安とのこと。ここに設置してるゴミ袋は30Lですが、ゴミ自体はまだ半分くらいなので、60cm程度にちぎって入れてみましょう。
ミシン目4枚分を適当にゴミ箱へ
ただ紙をゴミ箱にポイっと捨てるような要領で入れます。これで果たして、納豆パックなどの強力なゴミ臭はとれるのでしょうか?
約2時間経過したところでニオイチェック!
お? ……ほぼ臭いません!
完全に……というわけではないですが、イヤーな納豆臭や生ゴミっぽいニオイはほとんどなくなって、リビングのゴミ箱のような、紙ゴミやほこりといった程度のニオイになりました。これなら開けたときにふわっと広がるあの不快なニオイはかなり軽減されますよ!
こんな風に後からゴミ箱に入れてももちろんいいですが、ニオイが強そうなものは捨てる際にニオイとり紙にくるんで捨てるとよりいいそうです。
これでペパーミントの悩みであったゴミ臭を手軽に撃退できそうです! ……が、せっかくなのでほかにも使ってみました。
靴や玄関って、なんとな〜く特有のニオイがしませんか? これもニオイとり紙でとれるんじゃないでしょうか。
ペパーミントが普段履きしているスニーカーをくんくん……
めっちゃクサいということもなく、もちろん、いいニオイということもなく……。なんというか、毎日履いていれば汗もかいて蒸れて雑菌が発生していくので、そんな感じの“使用しているスニーカー”のむわ〜っとしたニオイです! 一応、ほら、女性なので、「くっさい」とか、書きたくないじゃないですか、ご理解ください……。
靴に使う場合は、左右各60cmほどとのこと。くしゃくしゃに丸めて靴の中にinします!
これを半日くらい放置してニオイチェックしてみましたところ……。
おぉ……ほぼ無臭です!
いわゆる靴臭がしません! 新品のニオイになったわけではないですが、気になる不快なニオイがほぼしなくなりました。ニオイとり紙は紙なので、ニオイだけでなく、湿気も吸いとってくれるのがありがたい。雑菌が発生しにくくなって、ニオイ予防にもなりそうです。
さてさて、いろんな場所で使ってみて、ニオイがとれることはわかりましたが、その仕組みはなんなのでしょうか。「脱臭炭」シリーズなのでもちろん炭の力を使っています。
炭には、肉眼では見えない穴が無数に開いていて、その表面積は100gあたり約10,000m2にも及ぶそうなのです! その穴に悪臭成分を吸着することで脱臭するんだとか。
そんな炭を独自製法で紙に配合したのがこのニオイとり紙というわけです。要は紙の形をした炭だと思っておけばよさそうですね。
炭と違って、丸めて詰めたり、包んだり、かぶせたりできるのがいいところ。
なんとなく、水に濡れると効果が薄くなってしまいそうな気がしますが、効果はそのまま。生ゴミ対策には本当にもってこいです! ゴミ箱の一番下に敷いておけばゴミ汁対策にもなりますね♪
水に濡れても効果は変わらない!
今回ペパーミントが使用した以外の用途としては、赤ちゃんのオムツゴミやペットのトイレゴミ対策にも便利そう! 物に対してだけでなく、たとえば丸めて容器に入れておいておくだけでも、その空間に対して脱臭効果を発揮してくれるそうです。
一度開けてしまうとどんどんニオイを吸着してしまうからか、開封後は2〜3か月、長くても半年ほどで使い切ることが推奨されているので、遠慮せずにガシガシ使ったほうがいいと思います!
特に三角コーナーのニオイが消えたのには感動しました! 好きな形、長さでさまざまな使い方ができる紙の脱臭炭。かなり重宝しそうな予感です……!