昼間、仕事や作業をしていても、どうにもこうにも眠くてはかどらないことってありますよね?
そんなときは思い切って昼寝しちゃったほうが結果的に効率が上がります。
しかし真っ昼間に寝る難点は……
まぶしいッ!
カーテンやブラインドでしっかり暗くできる部屋だったらいいですけど、なかなかそうもいきません。
こんな感じでお昼寝することもありますが……息苦しいッ!
眠いけど明るくて眠れない……そんなときに活躍してくれそうなグッズがありました。
「おやすみ潤う防寒・遮光ドーム」!
開くと、超小型のテントといった雰囲気
要は、ここに頭を突っ込めば周囲の明るさが気になりませんよーというグッズです。
すがすがしいほど単純な発想ですが、効果はどんなもんでしょうか?
バカバカしいビジュアルですが遮光効果は……
微妙!
息苦しくならないように……という配慮なんでしょうけど、頭の入口がガッツリ開いているので、光が思いっきり入ってきちゃうんですよね……。何もないよりはもちろんまぶしくないのですが。
しっかりと遮光するためには入口にタオルをかけるなど、もうひと手間かける必要がありそうです
タオルをかけると、たいぶいい感じの暗さに
まあ、タオルを直接、顔にかけるよりはかなり快適です。寝顔を隠したいというときにもよさそうですね。
さらに、このドームの中には、こんなポケットが付いています
こっちの透明ポケットにはスマホを入れておくことができます
透明なので、寝転びながら動画を見ることもできます。まあ、あったらあったで便利なんですけど、快適に眠るために暗くしてるのに、スマホやってたら意味ないだろうという感じも……。
寝てるときに電話がかかってきて、寝ぼけ状態で「スマホはどこだ!?」と大あわてしちゃうこともあるので、そんなときには役立ってくれそうですが。
いっぽう、こちらのメッシュのポケットにはメガネや濡れタオルなどを入れるようになっています
濡れタオルを入れておくと、ドーム内の湿度が上がって、顔の乾燥を防げるという仕組みです。
どの程度湿度が上がっているのかわかりませんが、確かにこの状態で寝ると、クーラーキンキンの中でも目や喉がカピカピになっちゃうことがありませんでした。
クーラーつけっぱなしで寝ちゃうと、喉がヤバくなりがちですよね
夏や冬に、エアコンで体は冷やしたい(温めたい)けど、顔や喉は乾燥させたくない……。
そんなときには、直接エアコンの風が当たらないし、保湿もできるこのドーム、便利かもしれません。
遮光用途としての効果はいまひとつでしたが、エアコン対策としてはよさそうです。
もしかすると、会社のデスクでこうやって眠ることを想定しているのかもしれませんが
さすがにコレは、いくら仮眠でも怒られそうだけどね……。
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。