今年も全国各地で桜が開花し始めましたね。そろそろお花見を計画している方も多いのではないでしょうか。美しい桜の花をめでながら会話や食事、お酒を楽しむは格別です。
でも…この時期に長時間、外で座っているのってどうでしょう。思いのほかお尻が冷たくって、体が冷えてしまうことありませんか。
そこで今回はお花見を想定したグッズをご紹介。長時間外で座っていても冷えないお助けアイテム「ほかほかざぶとん」です。
いわゆる携帯型カイロのざぶとんバージョンですね。
パッケージは釣りをイメージか
袋から取り出して、そのまま上に座っていれば自然と温かくなるんだそう。
最高温度は66度、平均温度は52度、持続時間は8時間とかなりの高スペック。
もまずに温かくなるようです
ときはまだまだ冬の寒さの厳しい2月。家の近くの公園にて、広げたブルーシートの上で「ほかほかざぶとん」に座って、どれだけ温かくなるのか調査してみました。
エア花見の準備完了です(撮影時は2月なので、当然ですがまだ桜は咲いていません)
当日は曇り空。強い風が吹き、絶好の調査日和。
調査前のブルーシートの温度は16.5度となっています。
この日は風が強く、体感温度はもっと低かったです
では「ほかほかざぶとん」袋から取り出し、座ってみます。携帯用のざぶとんとしてはちょうどいい大きさ。
タブレット端末と比べてこんな感じ
中身は不織布に包まれています
厚みもなかなか。クッション性もあり座り心地は悪くありません。
2cmほどの厚みです
大きめな筆者のお尻がはみ出てしまうことはありませんでした
袋から出して座っているだけで、徐々に自然と温かくなるお尻周り。普通なら地面から冷たさが伝わってくるところが、ざぶとんからどんどん温かさが伝わってきます。5分程度で22.7度と、プラス5度以上になりました。
じんわりと温かさを感じます
さらにここから、一緒に来ていた子供たちと公園に滞在すること数時間。
エア花見、なかなかできない体験です
残念ながら子供たちが公園にいることに飽きてしまい、持続時間のマックスである8時間の連続使用はできませんでしたが、帰る直前のざぶとんの温度は35.9度でした。常に地面からざぶとんに冷たさが伝わるせいか、パッケージに記載のあった平均温度52度には及びませんでしたが、そのままブルーシートに座るのに比べてプラス20度ほど。体感的にはぽかぽかでした。釣りのように、折り畳みイスに乗せて使うとまた温度が変わってくるのではないでしょうか。
人肌の温度をキープ
まだ8時間たっていなかったので、帰宅後もほかほかざぶとんは温かいまま。
就寝時に足元に置いたのですが、湯たんぽのように温かさをキープすることができました。
ただし、こういった商品では起こしやすい低温やけどには気を付けましょう。熱すぎると感じたときはタオルにくるむなどで対応すると、よりクッション性も上がっていいと思いますよ。
実際に使ってみて、お尻が温かいだけで体感温度がかなり違ってくると感じました。花見に限らず、スポーツ観戦、釣りなどのアクティビティーなんかにもよさそうです。春先の肌寒い季節のお出かけに、いかがですか?
おいしい食べ物、楽しく食事ができそうなものに興味あり。気になったら、値段や大きさ、ニオイは二の次。とりあえず調査。ときには体を張ったレポートも厭わない、アラフォー2児の父。