やらなきゃ……と思いつつも、ついつい面倒くさくてさぼってしまう窓拭き掃除。最近涼しくなってきて、窓を開ける機会が増えたので、見て見ぬふりをしていた汚れを直視することに……。
いつの間にか窓ガラスがショッキングな汚さに……
ただ拭くだけのも面倒ですが、それを両面やらなきゃならないというのはさらに面倒。外のほうが汚れるのに、場所によっては、そもそも外側を拭くのが難しいこともありますよね。
届かなかったり、格子付きだったり、押し開き窓だったり
窓用のロボット掃除機もあるみたいですけど、さすがにそれは大げさすぎるし。手動でいいから、窓拭き掃除が楽になるグッズはないもんでしょうか?
ありました。アドフィールドの「両面ガラスクリーナー」です
専用ケースに、いろんな道具がミッチリ入っています
一番重要なのはこのクリーナー
室内用、室外用と、2つセットになったクリーナー。それぞれに強力な磁石が入っていて、ガチッとくっつくようになっています。
要は、磁石の力で両面から押さえつけて、一気に両面を拭いてしまおうというわけですね。
とはいえ、どんなに強力な磁石でも外れるときは外れちゃう……ということで。
室外用のクリーナーが落下しないように、落下防止バンドを取り付けてから作業を始めるので安心
ではさっそく使ってみましょう。
まずは室外用クリーナーを窓ガラスの外側にピッタリと押しつけます
で、室内用のクリーナーを、本を閉じるようにゆっくり合わせます
これはおそらく、勢いよく付けると磁力でガラスが割れてしまう可能性があるから、という配慮だと思われます。
手を離しても落ちないくらい、ガッチリくっついています
あとは普通にガラスを拭くだけ
窓掃除用のスプレーを両面にかけて、拭いてみました。
室内用クリーナーを動かすと、室外用クリーナーも合わせて動きだす!
かなりしっかりと付いてくるので、何の問題もなく拭き掃除ができました。
ただ、拭いた跡が……
確かに窓ガラスを片面分拭くだけで、両面拭くことができるのですが、洗剤の跡を残さずキレイにするにはテクニックが必要かもしれません(元のガラスが汚すぎたかも)。
外側に水をかけて、ざっと汚れを落としてから「両面ガラスクリーナー」を使ったら、だいぶキレイになりました
もちろん、片面分は普通にガラス拭きする必要があるので、「すごく楽ちん!」という感じではありませんが、労力は1/2になっているのでは!?
拭く面積やスピードは、何も気にせず片面を拭くときと比べてどうしても効率が落ちてしまうので、楽ちんさを求めるというよりは、外側に手の届かない窓の掃除にこそ真価を発揮してくれそうです。
この「両面ガラスクリーナー」にはもうひとつの機能があります。
この「網戸用アタッチメント」を付けることで、網戸の掃除もできるんです
網戸の掃除って窓ガラス以上に面倒ですよね。
ウチの網戸も結構汚くなってました
普通に拭いたのでは、汚れが裏側に逃げるだけ。両側同時に拭かないとキレイにできないのですが、なかなかそれも難しい。
そんなときに「両面ガラスクリーナー(網戸用アタッチメント)」が活躍してくれるはず!
先ほどの「網戸用アタッチメント」をクリーナーに取り付けて……
あとはガラスと同様に使うだけ!
写真ではわかりづらいけど、ものすごくキレイに!
窓ガラスは跡が残らないよう拭くのにちょっとテクニックが必要でしたが、網戸は簡単に掃除することができました。
クリーナーが真っ黒になってて軽く引きました
「両面ガラスクリーナー」という名前ですが、網戸用としてのほうが本命なのかも!? 手の届かない外側まで、一気にキレイにできて気持ちいいですよ!
クーラーを付けずに、窓を開けて過ごせるこの季節。窓をラクにキレイにして、気持ちよく秋を迎えましょう!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。