レビュー

もう送料間違えない! 荷物のサイズや料金がわかるお助けグッズが地味に便利

配送サービス、ややこしすぎ問題

フリマアプリやオークションサイトなどを使っていると、いろいろな物を発送する機会が増えますが、配送方法がメチャクチャ多くてややこしくないですか?

把握しきれないよ!

把握しきれないよ!

送料込みで出品したのに、いざ送ろうとしたら意外と高くて赤字になっちゃった……なんてこともありがちです。

あらかじめ自宅でだいたいの送料が把握できればいいんですけど、料金システムが複雑で……。

ということで、だいたいの送料や適している配送サービスを調べるサポートをしてくれるグッズを集めてみました。

箱のサイズ区分がひと目でわかるメジャー

まずは「メジャまる」

まずは「メジャまる」

まあ、要はメジャーですな

まあ、要はメジャーですな

ただし、裏側が長さによって色分けされています

ただし、裏側が長さによって色分けされています

この色分けが重要で、主要な運送会社で使用されているサイズ区分がひと目でわかるメジャーになっているんです。

コンビニで大きめの箱を発送するときに、店員さんが使っているのを見たことがあるんじゃないでしょうか?

大きめサイズの配送サービスでは、箱の縦・横・高さの合計で送料が決まるケースが多いです

大きめサイズの配送サービスでは、箱の縦・横・高さの合計で送料が決まるケースが多いです

使い方はこんな感じ。

ということで、この場合は80サイズだとわかりますね

ということで、この場合は80サイズだとわかりますね

ヤマト運輸の宅急便で関東から関西へ送ると、1,260円となります(条件で変わってくる場合があります)。

正直、普通のメジャーでも代用はできますが……

正直、普通のメジャーでも代用はできますが……

「メジャまる」は色分けされていることで、サイズ区分がひと目でわかって、間違えも少ないというメリットがあると思います。

荷物の大きさ、厚さを調べるスケール

お次は、もう少し小さな荷物を送る際に役立つアイテム。

こういうの、フリマアプリユーザーなら使ったことありますよね

こういうの、フリマアプリユーザーなら使ったことありますよね

小物類を送る場合、「宅急便コンパクト」や「ゆうパケット」など、小さなサイズ専用の配送サービスで送ることになりますが、この手のサービスは大きさや厚みなどの規定が厳格!

発送するためにコンビニに持って行ったのに、厚さオーバーで送れなかったりしたらへこみますよね。

そこで役立つのがこちら。

「SYNC 郵便スケール」

「SYNC 郵便スケール」

いろいろな配送サービスに適したサイズや厚みを調べるためのスケールです。

たとえばこんな本を送る場合、「ネコポス」あたりがいいかなと思いますが……

たとえばこんな本を送る場合、「ネコポス」あたりがいいかなと思いますが……

「ネコポス」のサイズ規定は、縦31.2cm以内、横22.8cm以内、厚さ2.5cm以内、重さ1kg以内となっています(メルカリやヤフオク!などで送る場合は、フリマサイト連携特約で厚さ3cm以内まで可)。

……ということで、スケールに本を合わせてみます。縦横がこの枠内に収まって

……ということで、スケールに本を合わせてみます。縦横がこの枠内に収まって

この2.5cmの穴を通る厚みだったら、サイズ的にはOKということ

この2.5cmの穴を通る厚みだったら、サイズ的にはOKということ

あとは重さが1kg以内だったら「ネコポス」で発送可能です。

特に、「宅急便コンパクト」や「レターパック」など、専用の箱や封筒を買う必要があるサービスの場合は、あらかじめ発送可能なサイズかどうか調べておける「郵便スケール 配送定規」があると便利そうです。

迷いがちな郵便料金も一発でわかる!

最後は、普通郵便で送る場合に役立つアイテムです。

これもまた、フリマアプリユーザーあるあるですね

これもまた、フリマアプリユーザーあるあるですね

シールやバッジなど、さらに小さな小物を送る場合は、普通郵便で送っちゃうこともあるかと思いますが、これも結構ややこしい。

いわゆる普通の封筒で送る「定形郵便」のサイズは、最大で縦23.5cm、横12cm、厚さ1cm、重さ50g以内となっていますが、84円切手で送れるのは25gまでなんですよね(50gまでは94円切手)。

84円切手を貼るか、94円切手を貼るか、結構迷うんですよね……

84円切手を貼るか、94円切手を貼るか、結構迷うんですよね……

この25gという制限、割と簡単にオーバーしてしまうため、送ったつもりが自宅に戻ってきてしまったりして、トラブルにもつながりかねません。

そこで役に立つのが「デジタルレタースケール」

そこで役に立つのが「デジタルレタースケール」

まあ、普通の重量計なんですが

まあ、普通の重量計なんですが

この料金表が付いているのがポイント

この料金表が付いているのがポイント

実際に量った重量と照らし合わせることで、84円切手で送れるのか、94円切手が必要なのか、それともさらに重くて大きな物が送れる「定形外郵便」を使う必要があるのか、簡単に判別できます。

11.5g。これだったら「定形郵便」として84円切手で発送可能です

11.5g。これだったら「定形郵便」として84円切手で発送可能です

25gを超えると94円切手が必要

25gを超えると94円切手が必要

さらに50gを超えると「定形外郵便」になるのですが……

さらに50gを超えると「定形外郵便」になるのですが……

これがまたすごく細かく料金が分かれてるんだ

これがまたすごく細かく料金が分かれてるんだ

たとえば、243.5gのものを「定形外郵便」(規格内)で送るとすると、250円分の切手を貼る必要があるということです

たとえば、243.5gのものを「定形外郵便」(規格内)で送るとすると、250円分の切手を貼る必要があるということです

1kgまで送ることができる「ネコポス」をメルカリで使用すると175円、ヤフオク!で使用すると170円。場合によっては「定形外郵便」よりも「ネコポス」を使ったほうがお得になるんですよね。

でも、「ネコポス」は領収書や免許証、表彰状といった信書を送ることができなかったり、「定形郵便」「定形外郵便」は問い合わせ番号で配達状況を追跡することができなかったり……。

各サービスで一長一短といったところ。

発送の手間が少しラクになるかも?

サービスが多すぎてややこしいというのはもうどうしようもないですが、発送用の手助けグッズを使うことで、サービス選びが少しスムーズになるかもしれません!

常備しておくと何かと便利

常備しておくと何かと便利

年末に向けて、不要品を売ったり処分したりする機会が増える時期なので、発送手助けグッズを活用して、少しでもその手間を軽減しましょう!

北村ヂン

北村ヂン

藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。

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