文具プレゼンターKIDATE
「これ1本持っておけば助かる!」便利な最新多機能ペン3モデルをプレゼン!

「ブレン」「ニニピー」「イグザミー」ってポケモン? いえ、筆記効率がUPする最新「多機能ペン」です

本連載は、文房具ライターのきだてたくが、「価格.comマガジン」の編集担当・マキノに、便利な文房具をリモートで必死にプレゼンする様子を実況。もし紹介された製品の中で「欲しい」と思うものがあったら、それをマキノは実際に購入!……という自腹買い企画です。

第1回は、「これ1本持っておけば助かる!」という便利な最新多機能ペン3モデルをプレゼン!

左から、「ブレン」「ニニピー」「イグザミー」

左から、「ブレン」「ニニピー」「イグザミー」

●以前の文房具連載「文具対談」はこちら!
https://kakakumag.com/backnumber/?contents=110

きだて 最初に確認なんですけど、僕がプレゼンした文房具の中で本当に欲しくなったアイテムは、ガチで「自腹で買う」んですよね?

編集・マキノ もちろんです。買ったかどうかの結果は、ちゃんと記事の最後に報告するようにしますから、まずはプレゼンをお願いします!

きだて 企画の初回ということで、事前に「今気になっている文房具ある?」って確認したら、「多機能ペン」って言っていましたよね。何で多機能ペン?

リモート対談なので、編集・マキノ(左)はきだて(右)のプレゼンを聞くだけで、実物には触れない。使ってみたくなったら、自腹で買うしかないシステムです

リモート対談なので、編集・マキノ(左)はきだて(右)のプレゼンを聞くだけで、実物には触れない。使ってみたくなったら、自腹で買うしかないシステムです

編集・マキノ いや、最近は機会が減っているんですけど、新製品の記者発表会に持っていけたら便利だなと思っていたんです。新製品のパンフレットとかリリースとかの紙資料に黒ボールペンでメモとったり、重要なところは赤線を引いたり。あと、使用頻度は低いけど、シャーペンも入ってたほうが安心かな、と。

きだて あー、そういう使い方で。

編集・マキノ とにかく、外に出る時は大体リュックにペン1本だけ入れて動くので、それが多機能だと便利でしょ。なので、「これだけ持っていたら大丈夫!」みたいなペンだとうれしいです。

きだて 了解です。マキノさんが欲しくなるような多機能ペンをいくつか紹介しますよ。

ペン先がブレない=書きやすい!

きだて じゃあまずはこれどうですかね。ゼブラの「ブレン2+S」です。

筆記時のブレ低減機能が人気のゼブラ「ブレン2+S」。公式サイト価格は550円(税込)

筆記時のブレ低減機能が人気のゼブラ「ブレン2+S」。公式サイト価格は550円(税込)

編集・マキノ あっ、何か「ブレン」って聞いたことありますね。何かイイヤツでしたっけ?

きだて すっげぇ漠然とした情報(笑)。そう、これ、イイヤツです。「ブレン」って、単色ボールペンとしてまず2018年末に発売されたんですが、画期的な「ブレンシステム」というのを内蔵しているんです。

編集・マキノ めちゃカッコいい名前のシステムですね。

きだて ノック式のボールペンって、その構造上、どうしても書いている時にペン先が微妙にブレるんですよ。カチャカチャ揺れたりして。

編集・マキノ えー、いや……、気になったことないですけど。ブレてるんですか?

きだて 細かくですけど、実はブレているんですよ。「ブレンシステム」というのは、軸の中でリフィルが揺れないようにしたり、口金の先端でペン先をかっちり固定したりすることによって、そのブレを抑制する仕組みですね。特に、多色ペンや多機能ペンとかはよりブレが大きくなりがちなんですけど……。

白いリング状のパーツで、口金とペン先のすき間を埋めるようにリフィル固定。これでもうカチャカチャしない!

白いリング状のパーツで、口金とペン先のすき間を埋めるようにリフィル固定。これでもうカチャカチャしない!

編集・マキノ あ、僕が持っている多色ペンで今書いてみたら、確かにちょっとカチャカチャしているかも!

きだて それが、ブレです。で、多機能ペンでもブレないのが「ブレン2+S」というわけです。黒と赤のエマルジョンインクボールペンと、0.5mmのシャープペンシルの組み合わせですね。

編集・マキノ 何か、早くもちょっと気になってきました……。

きだて マキノさん、記者発表会で使いたいって言ってたでしょ。紙資料をヒザの上とか不安定な場所にのせて書き込むのに、ブレないペンを使うと「おっ?」と思うぐらいには書きやすいんですよ。

特に、10分以上の連続筆記で真価を発揮する「ブレンシステム」。腕の疲れにも差が出てきます

特に、10分以上の連続筆記で真価を発揮する「ブレンシステム」。腕の疲れにも差が出てきます

編集・マキノ マジっすかー! それヤバい。

きだて 「ブレンシステム」って、2〜3分ちょろっと使うだけだと真価がわかりづらいんですけど、発表会で10〜20分とメモをとり続けると、書きやすさがジワジワ染みてくるはず。で、その後で普通のペンを使うと「ブレる!」ってすごく実感できる。

編集・マキノ 筆記時のブレなんて知らなければ、気づかなかったのに……。もうブレないペンしか、使いたくなくなってきた。「余計なことを教えやがって」みたいな感じです。うわー! 使ってみたい! もう我慢できない!

後端の大きなノックノブがシャープペンシル用。ここからさらに押し込むと、芯が出る仕組み

後端の大きなノックノブがシャープペンシル用。ここからさらに押し込むと、芯が出る仕組み

きだて 手帳でも、3mm方眼にみっちり細かい字を入れようとすると、ブレがかなりジャマになるし。ボールペンだけではなく、シャーペンもブレないので、これは手帳用にも使いやすいですよ。

編集・マキノ ……あ、すみません。僕、手帳は使っていないんで、そこはピンと来ないです。

きだて (最後の詰めでミスったか……)

マーカー × 細字サインペンが取材に使える!?

きだて 次は、一般的な多機能ペンとはちょっと異なるんですけど、マキノさんには響きそうな気がするから、紹介させてください。サンスター文具の「ニニピー」です。

一見すると、単なるラインマーカー。しかし、その実体は、サンスター文具の多機能ペン「ニニピー」

一見すると、単なるラインマーカー。しかし、その実体は、サンスター文具の多機能ペン「ニニピー」

編集・マキノ んー、確かに見た目は多機能ペンって雰囲気じゃないですね。

きだて マキノさんがさっき、紙の製品資料の気になるところに赤線入れるって言ってたでしょ。それ、ボールペンで線を引くよりも、ラインマーカーのほうが、あとから確認しやすいと思うんだ。

編集・マキノ そりゃそうでしょうけど、ラインマーカーとボールペンの多機能って、そんなの可能なんですか?

きだて ボールペンじゃないんですけど、これ、ラインマーカーと細字のサインペンが合体した多機能ペンなんです。

編集・マキノ あー、はいはい。軸の前後に細字と太字が振り分けられたみたいな感じですか。割と昔からありますよね。

きだて そういうのは今さらって感じでしょ。これは、キャップを外してみると……。

ひとつのペン先から、マーカーとサインペンが、こんにちは。斬新すぎるシステムです

ひとつのペン先から、マーカーとサインペンが、こんにちは。斬新すぎるシステムです

編集・マキノ えっ、何すか、これ! 同じところからペン先が2つ生えているけど、どうやって書くんですか?

きだて ラインマーカーを使う時は、従来のように使うだけ。で、細字サインペンを使う時は、クルッと180°回転させてやるだけ。

編集・マキノ ホントだ。細字のペン先がちょっと曲がっているから、これでちゃんと書けるんだ……。これだけでめっちゃ便利っぽい気がしてきた。

きだて 基本的には、中高生の勉強用ツールだと思うんですけど、実は取材用にも便利かなと思って。これ、細字サインペンとラインマーカーが、0.5秒あれば切り替えられますよ。ノックして切り替えるよりも速い。

編集・マキノ いや、すごい使えるんじゃないですか。切り替えが秒なのも絶対にラクですよ。

きだて メモをとりたい時は、細字サインペンで書きます。チップ径は0.5mmなので、ほぼボールペンと同じぐらいの感覚で使えます。

編集・マキノ 太さはちょっと気になっていました。0.5mmならいつもどおりに書けそう。

書類への書き込みに使うと、メモした情報が文字に埋もれずハッキリ

書類への書き込みに使うと、メモした情報が文字に埋もれずハッキリ

きだて あと、メモは黒ボールペンで書くとも言ってましたよね。紙資料のテキストは黒で書かれているのに、そこに黒ボールペンで書くと、まぎれちゃいませんか? 違う色を使ったほうがいいですよ。

編集・マキノ それもそうだ。実際、まぎれちゃいます。

きだて この「ニニピー」は、たとえば「ピンク」なら、ラインマーカーが淡いピンク、細字ペンが濃いピンク、という感じで、同系色で濃淡が分かれたインクを使っているんです。濃い色だから、文字情報を書いてもちゃんと読みやすい。

編集・マキノ ちなみに、色のラインアップはどんな感じですか?

きだて 「ピンク」、「イエロー」、「ブルー」、「グレー」、「バイオレット」、「グリーン」の6色かな。基本的には、濃/淡の組み合わせなんですけど、「バイオレット」は細字がネイビー、「グリーン」は細字がピーチピンクと、別カラーを採用しています。

「ニニピー」のカラーラインアップ6色。サインペンの上からマーキングすると、目立ち度がさらにアップ

「ニニピー」のカラーラインアップ6色。サインペンの上からマーキングすると、目立ち度がさらにアップ

編集・マキノ グレーのラインマーカー、いいですね。ToDoリストとかで、完了した業務の項目を消すのに、最適ですもんね。あー、これも欲しい気がしてきた。

きだて これ1本持っておけばOK、という感ではないかもしれませんが、取材用に使うにはなかなか面白いアイテムだと思うんすよ。

学生必見! シャーペンがメインの多機能ペン

編集・マキノ それにしても、多機能ペンもいろいろあるもんですねー。

きだて 最近は、用途に合わせて考えられた多機能ペンがいろいろ出ていますからね。マキノさんは使わないって言ってましたけど、手帳用に細かい書き込みをするなら、以前に紹介したパイロット「ドクターグリップ4+1 」なんか最高ですしね。ボールペンもシャーペンも0.3mmどおしの激細で。

●手帳用ペンについてはこちらをチェック!
https://kakakumag.com/houseware/?id=16756

編集・マキノ 多機能ペンって、漠然と「これ1本でどんな状況でもOKのヤツ」ぐらいに思ってたんですけど、自分の使い道に合わせて選ぶのも面白いもんですね。

きだて じゃあ、最後はそういう系で、用途特化型の最新多機能ペンも紹介しときましょうか。たぶん、マキノさんには刺さらないヤツなんで、ちょっと企画の意図からは外れますけど。

編集・マキノ いや、そういうのも興味あります。やっておきましょう。

きだて 実は、ここ最近に出た多機能ペンで僕がいちばんのお気に入りというか、面白いと思ったものなんですけども。先ほどの「ニニピー」と同じく、サンスター文具から発売されている「イグザミー シャープ&シャープ&赤ボールペン」というペンです。

シャープペンシルを多用する人には最強!?な、サンスター文具「examy(イグザミー) シャープ&シャープ&赤ボールペン」

シャープペンシルを多用する人には最強!?な、サンスター文具「examy(イグザミー) シャープ&シャープ&赤ボールペン」

編集・マキノ シャープアンドシャー……え、何?

きだて そもそも、従来の多機能ペンって、基本的にボールペンがメインなんですよ。だってホラ、「2+S」とか「4+1」とか、名前の後半に付く「プラス」の部分がシャーペンを表してるわけで、どう見てもオマケ扱いというか。

編集・マキノ うーん、そうですよね。

きだて ところがこの「イグザミー」は、シャーペンの0.5mmと0.3mmが1本に収納されていて、あとは赤ボールペンが付いているという構成で。これは確実にシャーペンがメインでしょ。

従来品にはなかったシャーペン×2の構成。ボールペンが赤なのも、重要なポイントです

従来品にはなかったシャーペン×2の構成。ボールペンが赤なのも、重要なポイントです

編集・マキノ そういうのもあるんですね。シャーペンが0.5mmと0.3mm両方付いているっていうのがよくわからないんですけど……。

きだて 最近の中高生の人たちって、シャーペンをちゃんと使い分けているんですよ。板書とかガーッと書く用には0.5mmで、細かい作図とか、小さい文字を書く場合は0.3mmを使う。

編集・マキノ へー!

きだて メイン筆記具がシャーペンだと、黒ボールペンは必要ないけど、テストの自己採点でマル付けしたり、ノートに重要なことを書いたりする時に赤ボールペンは欲しい。つまりこの構成って、学生さんが欲しいものをオールインしているわけ。

編集・マキノ 確かに、僕が中高生だった頃も、黒のボールペンはほとんど使わなかったですもんね。

シャープの細/太は、使い分けるとノートが見やすくなって快適。社会人の資格試験勉強にもおすすめです

シャープの細/太は、使い分けるとノートが見やすくなって快適。社会人の資格試験勉強にもおすすめです

きだて 最近は、ボールペンでノートをとる派の学生も、だいぶ増えてはいるんですけどね。その場合は、普通に3色とかの多色ボールペンを使えばいいだけだし。シャーペンでノートをとる派の人が使うなら、「イグザミー」がベストでしょ、と。

編集・マキノ うわー、これはすべての学生が買ったほうがいいヤツじゃないですか。面白いなー。

きだて しかも、確実に使うペン3種が1本にまとまっているから、ペンケースがパンパンにふくれがちな学生にうれしいヤツですよ。

【まとめ】最新多機能ペン、どれを買う?

きだて どうっすか、マキノさん。リクエストにお答えして、多機能ペンを3モデル紹介してみましたけれど……、気になるの、ありました? 最近の多機能ペンは、使うシーンに合わせた進化をしているので、かなり面白いんですよ。

編集・マキノ 「ブレン」、「ニニピー」、「イグザミー」……って、並べると「ポケモン」の名前みたいに思えてきたなー。

きだて 「多機能ペンの名前言えるかな?」じゃねえよ(笑)。

編集・マキノ いちばん使えそうなのは、「ニニピー」ですね。いちばん使ってみたいと思ったのは「ブレン」で、機能にいちばん驚いたのは「イグザミー」。「ブレン」は、きだてさんがさっき言っていたみたいに、発表会とか不安定な場所で使ってみたいかも。

きだて おっ、買っちゃう?

編集・マキノ う〜ん、熟考します!

【結果発表】マキノ、「自腹買い」なるか!?

編集・マキノは、熟考の結果、いちばん使ってみたいと思った「ブレン2+S」を自腹買い! 0.5mmの軸色「グレー」と0.7mmの軸色「ブラック」を購入した。試し書きしてみると、確かにペン先が固定されている印象で、手元が狂うことなく、文字がしっかりと書けた。従来の「3+1」のペンと使い比べてみたが、従来品のほうはペン先が多少“ゆるい”印象。今まで気づかなかったが、使い比べてみると、ペン先の「ブレ」というものを認識できるようになった。ちなみに、しっかりと文字をノートに書き込みたい時は0.5mm、ザザッとメモなどを走り書きしたい時は0.7mmがおすすめ

編集・マキノは、熟考の結果、いちばん使ってみたいと思った「ブレン2+S」を自腹買い! 0.5mmの軸色「グレー」と0.7mmの軸色「ブラック」を購入した。試し書きしてみると、確かにペン先が固定されている印象で、手元が狂うことなく、文字がしっかりと書けた。従来の「3+1」のペンと使い比べてみたが、従来品のほうはペン先が多少“ゆるい”印象。今まで気づかなかったが、使い比べてみると、ペン先の「ブレ」というものを認識できるようになった。ちなみに、しっかりと文字をノートに書き込みたい時は0.5mm、ザザッとメモなどを走り書きしたい時は0.7mmがおすすめ

きだてたく

きだてたく

最新機能系から雑貨系おもちゃ文具まで、何でも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は大手文房具店の企画広報として企業ノベルティの提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。

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