要らなくなった古新聞や古雑誌をヒモで束ねる作業。しっかり縛ったつもりが運んでいる途中にヒモが緩んでバラバラになってしまった経験はありませんか? かく言う筆者もこのヒモで束ねる作業が非常に苦手。なんとかうまくできるコツはないかな〜とこの作業のたびに思っていたところ、誰でも簡単に結束作業ができると噂のグッズを見つけて、早速試してみました。
イルカの姿をした手のひらサイズのこのアイテムが一体どうやって? と不思議に思いながらも、説明書どおりの手順でチャレンジ。
使い方は、新聞や雑誌などを端を揃えてまとめたものに、ヒモを上下に回し通し、20〜25センチほどのところで手に持ち、その真ん中あたりに本体の先にあるフックを引っ掛けたまま、ヒモの端を反対側に折り返します。あとはそのままフックをクルクルと回していくだけ。次第にヒモがよじれて細くなり、根元の部分まで来たらよじれたヒモを渦巻状に巻いていき、フックから外します。最後はカッターになった尾ひれ部分でヒモを切断して完了。
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雑誌の周りに掛けたヒモの中央をフックの先で引っ掛けて、反対側に折り返して、ひもくるりんをグルグル回してヒモをよじっていきます。上方に少し引っ張りながら回していくのがきつく縛るコツ |
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よじれたヒモが玉になってくるのでさらにグルグルと巻いていく |
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最後まで巻ききったところでフックを外して、ヒモをカット。尾ひれ部分がカッターになっています |
たったこれだけの作業で、しかもヒモを一度も結ぶことなく、本当に大丈夫なんだろうか? と半信半疑で束ねた雑誌を持ち上げてみたところ、バラけることなくしっかり束ねられたまま。最初は少しコツが要りますが、慣れればクルリクルリと巻くだけの作業で1分ほどで束ねることができ、今までの苦労はなんだったんだろう? という気になるほど、一度使うと手放せなくなるツールです。
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雑誌10冊を束ねたヒモを持ち上げたところ、バラバラになることはなく、しっかり持ち上がりました。結んでいないのに不思議です。重さの目安は5キログラム以下とのこと |
日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。