円安ではありますが、今年の夏休みに海外旅行に行かれた方、多いですよね。また、9月には3連休が2回。お盆休みがなかった〜という方は、その間に夏休みをはめて、大型連休で海外へ……なんて狙っているんじゃないでしょうか。
そんな海外で多いトラブルの一つ、お札のすり替えって、ご存知ですか?支払でお札を渡すと、偽札と疑われ、突き返され、違うお札を要求される……。実はこのとき、既に最初に渡したお札は、偽札にすり替えられているという詐欺です。こんな詐欺にはあわなくとも、スーパーのレジでいちいちお札をかざしてチェックしているという光景を見た方は多いでしょう。それくらい日本と違って海外では紙幣の偽札が横行しているということなのです。こんなトラブルから自分の身を守るのが、ハンディタイプのブラックライトです。というのも、お札には、大抵ブラックライトで浮かび上がる仕掛けがあります。試しにいくつか見てみましょう。
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ドル札の場合、ラインが浮かび上がります。古い紙幣や、1ドル紙幣にはないらしいです |
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ウォンの場合、1000Wには仕掛けがなさそうですね… |
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タイバーツの場合、模様以外に、紙幣に使われている紙の中に糸屑のようにカラフルな繊維が混ぜ込まれています |
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今回見た中で一番きれいだったのは、マレーシアの1リンギット札でした |
特に偽札が多いと言われている中国元ですが、残念ながら手元になく、確認できませんでした。中国元の場合、その紙幣の額面の数字が書かれているうえに、同じ額面の数字が浮かぶとのこと。
尚、トラブルに巻き込まれないようにするためのコツは、支払時にブラックライトをあて、本物だと相手に確認させて支払い、おつりで渡された紙幣も、その場で相手と一緒に確認すること。また、両替やATMなどで現地通貨を入手した場合にも、その場で確認し、少しでもおかしいと思った場合には即座に異議を申し立てることだそうです。
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(回遊舎/番場由紀江)