いいモノ調査隊の“防災マスター”の筆者。防災用品と名の付くものには常に敏感にアンテナを張り巡らせている中で、今回、そのコレクションの1つに加わったニューアイテムをご紹介します。
有事の時に携帯しておきたい、いわゆる“救助笛”です。普段、声が大きい人でも、災害などの緊急時に必ずしも大声を張り上げることができるとは限りません。極度の緊張感で声が出せなくなってしまったり、煙や砂埃などで口を大きく開けられない場合など、非常時には日頃想像もつかない極限の状況に陥ることが考えられます。
そんな時に有効なのが救助笛ですが、非常用持ち出し袋には入ってはいるものの、日常生活で常に持ち歩きはしませんよね。この商品は常に持ち歩くことを目的にネックストラップや携帯電話に取り付けておくことができるようになっているのです!
しかも、防災システム研究所の山村武彦所長が監修しているとのこと。救助の確率を高めるために、人間の耳にもっとも届きやすいとされる2種類の警告音を発生できるよう設定されているのです。また、吹き口にキャップが付いてるので、使用の際も衛生的です。
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ケータイやIDカードホルダーなどにぶらさげて常に携帯しておくのに便利 |
いつ遭遇するかわからない緊急事態。吹くだけというもっとも原始的な手段ではありますが、そういうアナログなものだからこそ、バッテリー切れやなどライフラインが絶たれてしまった時にこそ頼りになるアイテム。しかもキーホルダー感覚で身軽に身に着けておくことができ、いざという時には我が身を助けてくれるかもしれません。
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