勉強をする時に、興味があるものや好きなものを題材にすると学習効果が上がるといわれています。筆者の場合、今ならお酒やおいしい食べ物となりますが、男の子なら乗り物やメカ、女の子ならお人形やファッション関連ってところでしょうか。そんなことを意識したのか、鉄道を題材にした子ども用の算数ドリルが話題になっております。古くからの鉄っちゃんを自認する筆者。これは見逃せないと、さっそく手に入れてみました。
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こちらは小学1年生向けのドリル、幼児用のものもあります |
今回ご紹介するのは、「小田急電車ドリル」。すべての問題が、列車名や駅名など小田急電鉄にちなんだものになっています。たとえば、「TRAINS(小田急のグッズショップ)に VSEのNゲージが10台ありました。そのうち3台うれました。のこりはなん台でしょうか?」といった楽しげな問題ばかりで、鉄道好きの子どもなら夢中になること間違いなし。筆者が子どものころにこんなドリルがあったら、その後数学が苦手にならなかったかもしれません。
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問題には、解きやすいようにイラストが描かれるなどの工夫も |
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付属のシールを使って解答する問題もあります |
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最後までがんばった子どもには、「小田急算数はかせ」の認定書もあります |
ちなみに問題にあったVSEとは、Vault Super Expressのことで、2005年にデビューした小田急電鉄のロマンスカー。高いドーム型天井(Vault)や視界のよいロングスパンの窓ガラス、鮮やかなカラーリングのシートなどを採用した人気車両です。