家庭に1台あったら便利な、荷物を運べるカート。著者も以前はひんぱんに使っていました。飲み物を大量に箱買いしたり、新聞雑誌を捨てたりする時にカートがあると、かなり重宝するんですよ。しかし、最近は滅多に使わなくなってしまいました。理由は、以前住んでいたマンションはエレベーター前まで障害物がなくスムーズにカートで移動できたのですが、最近引っ越してきたマンションは、エレベーターにたどり着くまでに3段程の階段をクリアしなくてはならなくなってしまったからです。
![]() |
こんな感じで入口に階段があって、カートで越えるのが難しいんです |
どうしようか…と困っていたら、偶然ネットで巡り合ってしまいました〜、階段もラクラク登れるというカートに! 「ドリンクはネットで買えば?」「新聞はこまめに捨てれば?」そんな声が聞こえてきそうですが、ドリンクは近所のスーパーが異様に安いですし、新聞雑誌はいつのまにかタワーを築いているものなんですよ〜! 冬は灯油を運ぶのに役立ちそうだし。レジャーにも使えそうだし。
え〜、前置きが少々長くなりましたが、そんな私が最近購入したカートをご紹介させていただきます。
丈夫な軽量アルミ製で見た目もカッコいいと思います。耐荷重は50kgなので、重い荷物も大丈夫です! ただ本体の重さが3.9kgありますので、割と重量感があります。持ち手の高さは3段階に調整でき、全開時は100cm(写真は全開時)、一番短くした時は63.5cmです。著者の身長は172cmですが、一番長くした時でちょうどよく感じました。
荷物を固定できるゴムバンドも付属していましたが、長さが少々短く、細くて若干頼りないのが玉にキズ。おまけ程度に考えたほうがいいと思います。著者は100均で購入した自転車用のゴムバンドを兼用して荷物を固定していますよ。また、ゴムバンドのフックを引っ掛けられる所がないため(著者が見つけられていない可能性アリ)フックはアルミのメインの棒に引っ掛けられる位大きいのが付いている物を購入することをお薦めいたします。もしくは結束バンドなどを左右に設置してフック用の輪っかを作っておくのもいいかも。
![]() |
画像左:荷台収納時 画像右:横から |
このようにコンパクトに折りたたむことができます。折りたたみ方も簡単で、奥行きが9cmに変身しますので狭い隙間にも収納することができると思います(折りたたんだ状態では自立しません)。逆に正面から見た場合、通常時は幅47cmですが、折りたたむと車輪がはみ出すので、幅54cmと若干大きくなってしまいます。
![]() |
ダンボール大(横幅36cm)を2個縦に重ねて置いてみました |
タイヤとタイヤの間の長さは39cmでして、これに収まる長さのものしか上手に乗せることはできません。また荷台も少々小さいのでこのような縦置きになってしまいます。通常の大きいダンボールが縦置きでほぼピッタリ収まるサイズです。釣りなどのレジャーでクーラーボックスをこのカートで使用したいと思っている方は、横(一番長い辺)が39cm以下のクーラーボックスがベストです。
![]() |
たとえばダンボールを2個3個と重ねても、取っ手に指が引っかけられるように工夫されていますのである程度積み重ねしても大丈夫です |
![]() |
このカート最大の売り! この3輪に階段を登れる秘密があります! |
左右合わせて6個あるタイヤのうち、4個が常に地面や階段の段差、側面に触れていることにより、階段をスムーズに登ることができるようです。実際に階段を登り降りしている動画を見てください!
これは正直買いの商品です! 本当に楽チンで階段の登り降りが楽しくなりますよ! 先日仕事でダンボールをこのカートに2個乗せて電車に乗り、地下鉄渋谷駅の階段を登ったのですが、周りの人から「スゴイカートだな〜」という憧れの視線を多数感じました(多分)。今度は神社なんかの長い階段を意味もなく登ってみたいと思っています。