いいモノ調査隊
今年の夏コミはこれでバッチリ!?

「同人誌を楽々搬入できる台車」を老舗メーカーに教えてもらった!

コミケの搬入に適した台車が欲しい!

今年の夏もいろいろなイベントが開催されますが、一部の大きなお友達たちにとっての一大イベントといえば、コミケをはじめとした、さまざまな同人誌即売会でしょう。

一般参加だけではなく、出展するサークル側として参加する人も多いんじゃないでしょうか?

余裕を持って原稿を入稿し、同人誌を宅配便などで会場に送ってある人はいいけど、入稿がギリギリで、大量の段ボールを自力で搬入しなければならないケースも。

……ボクも割とそのタイプですね。

普段はキャリーカートで段ボールを運んでいるんですが、コンパクトなのはいいものの、取り回しがしにくいし、積んだ段ボール箱が崩れちゃうときもあるしで、キャリーカートで薄い本がギッシリ詰まった重い段ボール箱を運ぶのは大変。

かといって台車は、会場内で置いておく場所がなくてじゃまになりそうだし……

かといって台車は、会場内で置いておく場所がなくてじゃまになりそうだし……

同人誌即売会の搬入に使うのに適した台車が欲しい!

まず、会場で使用される机のサイズを調べてみましょう。

※一般的な長机のサイズですが、会場などによって違いがある場合があります

※一般的な長机のサイズですが、会場などによって違いがある場合があります

コミケなんかだと、1サークルで使用できるスペースはこの長机の半分。結構狭いんですよね。

ギッシリと本が詰まったメチャクチャ重い段ボール箱をスイスイ運べて、会場に到着したら長机の下にしまっておけるようなサイズの台車、ないもんでしょうか?

台車のことを聞くなら台車屋! ……ということで、台車の老舗メーカー、花岡車輌さんで、そんな条件に合致した、同人誌即売会で使用するのにおすすめの台車を聞いてきました。

元祖台車メーカーでコミケ用台車を教えてもらおう

左から花岡雅(兄)、花岡尚(弟)。創業から4代目のご兄弟なんだそうです

左から花岡雅(兄)、花岡尚(弟)。創業から4代目のご兄弟なんだそうです

兄 弊社は1933年に創業し、農業機械などを作っていたんですが、1965年に日本初の量産型の台車「ダンディ」を販売したんです。

――おーっ、日本初なんですね。まさに台車の老舗!

弟 それまでは、町工場で手作業で作ったような台車はあったみたいですけど、規格を決めて量産化した台車という意味では元祖ですね。

初代「ダンディ」

初代「ダンディ」

そして今の「ダンディ」がこちら。持ち手や車輪など、さまざまなところが超進化しているそうです

そして今の「ダンディ」がこちら。持ち手や車輪など、さまざまなところが超進化しているそうです

さらに花岡車輌さんでは、空港で使われる巨大トレーラーなんかも作っているんだとか

さらに花岡車輌さんでは、空港で使われる巨大トレーラーなんかも作っているんだとか

――今回はコミケなどに同人誌を搬入するのに向いた台車を教えてもらいたいんですが。

弟 ウチではこれまで、プロユースの大きな台車しか扱っていなかったんですが、2年くらい前から一般ユースのラインアップも始めたんですよ。その中の「フラットカート(FLAT CART)」という台車がおすすめです。

これが「フラットカート」!(モデル:価格.comマガジン編集部・しえる)

これが「フラットカート」!(モデル:価格.comマガジン編集部・しえる)

弟 まず、台車というのはタイヤが大きければ大きいほうが、荷物を載せたときの取り回しが軽くなるんです。「フラットカート」では大きめの車輪を使っているので、一般的なキャリーカートなどより、はるかに取り回しが軽く感じますし、段差も乗り越えやすいんですよ。

確かに全体のサイズからすると大きめなタイヤ

確かに全体のサイズからすると大きめなタイヤ

兄 さらに最大の特徴は、車輪まで折りたためるということですね。持ち手の部分をたためる台車は多いですけど、タイヤまで折りたためて、コンパクトな1枚の板状態になる台車というのはなかったんです。

持ち手を縮めて……

持ち手を縮めて……

こうたたむ!

こうたたむ!

持ち手と一緒にタイヤも収納され、真っ平ら状態に

持ち手と一緒にタイヤも収納され、真っ平ら状態に

たたみ方は、お兄さんが自ら出演する公式動画でも詳しく説明されています

「たたんだ状態なら、持ち運ぶのも楽そうですね!」

「たたんだ状態なら、持ち運ぶのも楽そうですね!」

会場の長机の下に収納したイメージ。余裕を持って収納することができそうです

会場の長机の下に収納したイメージ。余裕を持って収納することができそうです

さて、コンパクトにたためるのはわかりましたが、台車の肝は重い荷物を簡単に運べるかどうかということ。

女の子でも(薄い本がミチミチに入った段ボール箱のように)重い荷物を載せて押すことができるのか試してみました。

「うーん、手では持ち上げられないですね」

「うーん、手では持ち上げられないですね」

手では持ち上げられないような重い荷物も、台車を使えば……。

このくらいの段差なら、簡単に乗り越えられる!

このくらいの段差なら、簡単に乗り越えられる!

ちなみに、段差を降りるときにはうしろ向きに引いたほうが安全なんだそうです(荷物が滑り落ちないように)

ちなみに、段差を降りるときにはうしろ向きに引いたほうが安全なんだそうです(荷物が滑り落ちないように)

実際に同人誌の入った段ボール箱を運んでみたら……

さて、おすすめ台車を教えてもらえたので、ボクも夏コミに向けて「フラットカート」を買ってみました!


実際に今年の夏コミに持ち込む予定の段ボール箱を載せて運んでみましょう。

大人の事情で中身はお見せできませんが、薄い本がギッシリと入っている重〜い段ボール箱

大人の事情で中身はお見せできませんが、薄い本がギッシリと入っている重〜い段ボール箱

段ボールの重さは約23kg!

段ボールの重さは約23kg!

段ボール箱を2個積むと、重さは約50kg

段ボール箱を2個積むと、重さは約50kg

この量になってくると、普通に手で運ぶのはちょっと無理! イベントが始まる前からHPゼロになっちゃいますよ。

しかし、台車を使ったら楽々運べました!

しかし、台車を使ったら楽々運べました!

台車の上に載せるのだけでひと苦労だった段ボール箱なのに、思った以上に軽々と押すことができてビックリ。台車ってこんなに楽なのか……。

ちなみに、複数の荷物を重ねる場合は、重いものを下にして積み重ねると安定するそうです。

それでは、動かすのにどのくらいの力が必要なんでしょうか?

停止した状態から動きだすまでには、若干力が必要ですが……

停止した状態から動きだすまでには、若干力が必要ですが……

いったん動きだすと、平均2kgくらいの力で動かせる! 50kg近い荷物が載っかってることを考えるとメチャクチャ軽いです

もちろん、会場についたら車輪を折りたたんでコンパクトに

もちろん、会場についたら車輪を折りたたんでコンパクトに

こんな感じで、在庫の入った段ボール箱と一緒に机の下へ収納することも可能そうです

こんな感じで、在庫の入った段ボール箱と一緒に机の下へ収納することも可能そうです

これで今年の夏コミはバッチリだ!

……というか、余裕を持って原稿を仕上げ、宅配便などで搬入できたほうがいいとは思いますが(みなさん、頑張って!)。

もちろん同人誌即売会だけじゃなく、自宅マンションの駐車場から部屋までの荷物運びやゴミ出し、引っ越しなどなど、普段使いするのにも便利ですよ。というか、元々はその用途が多いそうです。使わないときは小さくたたんでおけるので自宅でもじゃまにならないですし。

コミケにサークル参加する人はもちろん、そうでない人も、一家に一台「フラットカート」!

北村ヂン

北村ヂン

藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。

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