今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、アップルの4.7型「iPhone 8」と5.5型「iPhone 8 Plus」、ASUSの5.5型「ZenFone 4」、BOSEのポータブルBluetoothスピーカー「SoundLink Micro Bluetooth speaker」を紹介する。
2017年9月22日(金)発売
アップルから、4.7型の「iPhone 8」と5.5型の「iPhone 8 Plus」が登場。ラインアップとして、それぞれ64GB/256GBモデルを用意する。
「iPhone 8」の価格は、64GBモデルが78,800円、256GBモデルが95,800円(いずれも税別)。
「iPhone 8 Plus」の価格は、64GBモデルが89,800円、256GBモデルが106,800円(いずれも税別)。
いずれも、前面と背面にガラス素材を採用し、ワイヤレス充電「Qi」に対応したのが特徴。フレームにはアルミニウム素材を採用。IP67等級の防水・防塵性能を備える。
ボディカラーのラインアップは、「iPhone 7/7 Plus」のブラックとジェットブラック、ローズゴールドがなくなり、ゴールド、シルバー、スペースグレイの3色となった。
Retina HDディスプレイは、広色域に対応するほか、新たにTrue Toneテクノロジーを搭載し、周囲の光に合わせてホワイトバランスを自動的に調整することが可能だ。
性能面では、CPUに6コアの「A11 Bionic」を採用。2つの性能コアと4つの効率コアから構成されるCPUで、「iPhone 7/7 Plus」が採用する「A10 Fusion」と比べて、4つの効率コアが最大70%、2つの性能コアが最大25%高速化している。
グラフィックス性能では、同社が設計した3コアのGPUを搭載し、「A10 Fusion」よりも最大30%高速化している。バッテリー駆動時間は、「iPhone 7/7 Plus」とほぼ同等となっているという。
カメラ機能では、両モデルに光学式手ぶれ補正を採用し、センサーサイズが大きくなった1200万画素のセンサーを搭載。「iPhone 8 Plus」はデュアルカメラ仕様で、F1.8の広角カメラとF2.8の望遠カメラを搭載しており、光学ズームにも対応する。
機能面では、ホームボタンに指紋認証を搭載した「Touch ID」を採用。Apple Payによる、Suicaなどでの電子決済に対応する。さらに、高速充電に対応し、30分で最大50%の充電が可能だ。
モバイルネットワークでは、最大800Mbpsの4G LTEをサポート。無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 5.0に対応する。
「iPhone 8」は、4.7型(1334×750、326ppi)のRetina HDディスプレイを搭載。本体サイズは67.3(幅)×138.4(高さ)×7.3(奥行)mm。重量は148g。バッテリー駆動時間は、連続通話が最大14時間、インターネット利用が最大12時間。
「iPhone 8 Plus」は、5.5型(1920×1080、401ppi)のRetina HDディスプレイを搭載。本体サイズは78.1(幅)×158.4(高さ)×7.5(奥行)mm。重量は202g。バッテリー駆動時間は、連続通話が最大21時間、インターネット利用が最大13時間。
2017年9月23日(土)発売
ASUSから、SIMフリースマートフォンの5.5型モデル「ZenFone 4 ZE554KL」が発売される。市場想定価格は56,800円(税別)。
なお、有機ELディスプレイや光学2倍ズームカメラを搭載した上位モデル「ZenFone 4 Pro ZS551KL」は、10月下旬以降の発売予定となっている。
前モデルの5.2型よりも大きな5.5型の画面サイズを採用するほか、デュアルカメラを搭載したのが特徴だ。機能面では、ハイレゾ音源の再生やデュアルSIMデュアルスタンバイ、3つの電波を束ねて高速通信を可能にするキャリアアグリゲーション、au VoLTEなどに対応する。
「ZenFone 4 ZE554KL」は、フルHD解像度(1920×1080ドット)の5.5型IPS液晶を搭載。画面には、Corning Gorilla Glass 3を採用する。
主な仕様は、プロセッサーが「Snapdragon 660」、メモリー(RAM)が6GB、ストレージ(RAM)が64GB。外部メモリーはmicroSDカード(最大2TB)に対応。OSは「Android 7.1.1」をプリインストールする。
カメラ機能では、背面にデュアルカメラを採用し、メインカメラが1200万画素で画角83度、セカンドカメラが800万画素で画角120度。前面カメラは800万画素となる。
無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 5.0をサポートする。
センサー類は、GPS、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、磁気センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサ、RGBセンサー、NFCを搭載する。
このほか、SIMスロットはNano SIM×2。接続端子はUSB Type-Cを採用する。
バッテリー容量は3300mAh。駆動時間は、Wi-Fi通信時が約18.7時間、モバイル通信時が約17.2時間、連続通話が約2160分(3G)/約1740分(au VoLTE)、連続待受が約297時間(3G)/約531.7時間(au VoLTE)。
本体サイズは75.2(幅)×155.4(高さ)×7.5(奥行)mm。重量は165g。ボディカラーは、ミッドナイトブラックとムーンライトホワイトの2色を用意する。
2017年9月22日(金)発売
ボーズから、ポータブルBluetoothスピーカー「SoundLink Micro Bluetooth speaker」が発売される。価格は12,750円(税別)。
同社製品の中で最小となるポータブルスピーカー。本体サイズは98(幅)×98(高さ)×35(奥行)mmで、重量が290g。手のひらにすっぽりと収まるボディながらも、パワフルでクリアなサウンドを再生できるという。
また、高い堅牢性を備えており、IPX7を上回る耐水性能を実現。ボディは、ソフトシリコンで覆われており、傷、へこみ、ひび割れ、衝撃、落下に強く、ほこりや土、砂の侵入も防止することが可能だ。裏面にはバッグやリュックなどに装着可能なストラップが付属する。
音質面では、新開発のトランスデューサー(振動板を含むフルレンジユニット)や、小型デュアル・パッシブラジエーター(低音用ユニット)を搭載する。
機能面では、SiriやGoogle Assistantに対応。Bluetoothのペアリングなどが簡単に行える音声ガイドのほか、ワンプッシュで内蔵スピーカーホンの受話/送話、VPAの起動が行えるマルチファンクションボタンを装備する。
さらに、無料アプリ「Bose Connect app」を使用し、ほかのSoundLink製品と2台同期させる「ステレオモード」(左右の音声チャンネルを2台のスピーカーに振り分けて再生)や「パーティモード」(2台のスピーカーから同じサウンドを同時再生)に対応する。
このほか、バッテリー駆動時間は最大6時間。本体サイズは98(幅)×98(高さ)×35(奥行)mm。重量は290g。ボディカラーは、ブラック、ミッドナイトブルー、ブライトオレンジの3色を用意する。