「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第45回は、「Google」の検索履歴を消去する方法を紹介します。
Googleで何かを調べようとして検索ボックスをクリックしてキーワードを入力したとき、過去に入力したキーワードが表示されて恥ずかしい思いをしてしまった苦い経験は誰にでもあるだろう。これはGoogleが検索精度を高める目的でユーザーの検索履歴を保存しているためだ。ほかにも自分が見たWebサイトやYouTubeで見た動画などさまざまな利用履歴が保存されている。つまり、検索履歴でその人のいろいろなことがわかってしまうのだ。しかも同じGoogleアカウントでログインしていると、ほかのパソコンやスマートフォンでも表示されてしまう。そこで、こうした検索履歴などを消去しておく方法を覚えておこう。
Googleの検索画面で、右上にある自分のアイコンをクリックして、「アカウント」をクリックする
Googleの設定画面が表示される。中央の「個人情報とプライバシー」をクリックする
「個人情報とプライバシー」が表示されたら「マイアクティビティ」をクリック
自分の利用履歴が日付ごとに表示される。日付部分の右端にあるメニューボタンをクリックして「削除」をクリックすると、その日の利用履歴を削除できる
1日分ずつではなく、日付や期間を指定して削除したり、全期間を指定してまとめて削除したりすることも可能。ちなみに、これはGoogleの特定のアカウントの情報を削除しているので、そのGoogleアカウントで使っているスマートフォンなどでも利用履歴は消えて表示されなくなる。
ウインドウ上部のメニューボタンをクリックして「アクティビティを削除する基準」をクリックする
表示が切り替わる。ここで日付や期間などを指定して「削除」をクリックすると利用履歴を削除できる
上の画面で「日付で削除」をクリックするとプルダウンメニューで今日、昨日、過去7日間などの日付を指定できる。すべて削除したい場合は「全期間」を選ぼう。その下は日付を2つ入力して、その期間の履歴を削除できる。下のプルダウンメニューでは、Android、Chrome、検索、画像検索など削除する履歴の種類を指定できる。全種類削除したい場合は「すべてのサービス」を選ぶ。
履歴を削除したい日付や、削除したい履歴の種類を指定する
全期間の全履歴を削除したい場合は、「日付で削除」で「全期間」、履歴の種類は「すべてのサービス」を選んで「削除」をクリックする
Androidスマートフォン・タブレットから削除する場合も、手順は基本的に同じだ。
Googleの検索画面を表示したら「三」をタップする
「設定」をタップする
「アカウントとプライバシー」をタップ
「マイアクティビティ」をタップする
右上のメニューボタンをタップする
メニューが表示されたら「アクティビティを削除する基準」をタップ
あとは「日付で削除」で日付や期間を指定したり、削除する履歴の種類を指定したりして、「削除」をタップする