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ニッチだけど需要はある!?

スマホ2台持ち必見! 専用スマホケースを買ってみた


「仕事で必要だから」という口実のもと、筆者はアップルのiPhoneシリーズとAndroidスマホをどちらも利用しています。現在プライベートで所有しているのは「iPhone 6s」と「ZenFone 5(ZE620KL)」の2台です。

スマホの2台持ちをしている人は、意外と多いようです。2018年8月にジャストシステムが発表したレポートによれば、格安スマホユーザーの17.7%が「他のスマートフォンとの2台持ち」をしているのだとか。筆者の周辺でも、勤務先から貸与されたスマホとプライベートのスマホを両方とも持ち歩いているという人を、よく見かけます。

スマホの2台持ちで悩ましいことの1つが、端末の持ち運び方法ではないでしょうか。最近のスマホは昔に比べて薄くなりましたが、ディスプレイサイズは大型化しています。2台のスマホを持ち歩くとなれば、それなりのスペースが必要です。

そこで筆者が注目したのは、2台持ちに対応したスマホケースです。1つのケースに2台のスマホを収納できれば、持ち歩きが楽になるのではないでしょうか。今回は筆者が気になった2種類のケースを購入して、使い勝手をチェックしてみました!

本革製の手帳型ケースは2台のスマホをスリムに収納

最初に購入したのは、オンラインショップ「モテモテCase」の手帳型2台持ちケースです。牛革で作られているこのケースは、システム手帳や書籍のカバーのように2つ折りできる構造をしています。

価格は1,800円ほど。4色のカラーバリエーションから「キャメル」を選びました。サイズは3種類から選べましたが、今後のことも考えて、6.5インチまで対応するという一番大きなものを選びました。

モテモテCaseの手帳型ケースは手帳や本のカバーにそっくりです

モテモテCaseの手帳型ケースは手帳や本のカバーにそっくりです

ケースを開くと、左右にそれぞれ1台ずつスマホを収納できるポケットが現れます。スマホは内側からスライドさせるようにして出し入れします。

手帳型のスマホケースといえば、ケースとスマホを固定するために樹脂製のカバーが貼り付けられていたり、折れないように芯の入ったカバーが付いていたりして、装着すると厚くなるイメージがあります。

いっぽう、このケースは牛革を縫い合わせただけのシンプルな造り。丈夫にできているケースに比べて衝撃には弱いものの、2台を収納してもそれほど厚くならないのが特徴です。

ケースを開いたところ。左側のポケットには3枚分のカードポケットも付属しています

ケースを開いたところ。左側のポケットには3枚分のカードポケットも付属しています

スマホは内側の開口部から横方向にスライドさせて出し入れします

スマホは内側の開口部から横方向にスライドさせて出し入れします

早速、筆者のスマホ2台を収納してみました。いまや小型と言ってもいい4.7インチディスプレイのiPhone 6sはもちろん、6.1インチのZenFone 5もすんなりと入ります。

閉じたケースを留めるためのマグネットやホックなどはありませんが、そのぶんスマホを素早く取り出せます。取り出すまで画面が見えなくなるのはデメリットですが、「仕事用は右、プライベート用は左」といったように、どちらにどのスマホを収納するかルールを決めておけば、電話の着信時などに慌てることもないでしょう。

iPhone 6sとZenFone 5を収納して閉じたところ。ケースが薄くできているので、それほど厚みはありません

iPhone 6sとZenFone 5を収納して閉じたところ。ケースが薄くできているので、それほど厚みはありません

2台を収納して閉じたときの厚さは、およそ21mmでした。スマホの厚さはiPhone 6sが7.1mm、ZenFone 5が7.7mmなので、ケース自体で6mmほど増えたことになります。

一番大きなサイズを購入しましたが、厚さが抑えられていることもあり、ジーンズのポケットにもスムーズに入りました。長さがあるので少しはみ出してしまいますが、1つのポケットで2台のスマホを持ち歩けるのはとても便利です。

3分の1ほどはみ出してしまいますが、ジーンズのポケットにも簡単に収まります

3分の1ほどはみ出してしまいますが、ジーンズのポケットにも簡単に収まります

ただ、このケースの収納部分にはマチがありません。スマホにカバータイプのケースを装着した状態でも収納はできるものの、やや取り出しにくくなります。カバーを外して収納するか、あるいは薄型のカバーと併用するのがいいでしょう。

付属のソフトケースを装着したZenFone 5を収納したところ。厚さと滑り止め効果のおかげで、少し取り出しにくくなります

アズデックのベルトケースは厚めのスマホでもらくらく収納

続いて購入したのは「アズデック」の「2台収納スマートフォンベルトケース」です。素材は合皮で、中に芯材が入っています。カラーバリエーションは黒1色のみで、重厚感のある外観です。

価格はオンラインショップで3,186円(税込)でした。縦型と横型の2種類が用意されており、今回は縦型を選びました。

業務用の端末を収納するような、どちらかといえば男性向けのデザインです

業務用の端末を収納するような、どちらかといえば男性向けのデザインです

ケースの上部には、跳ね上げ式のフリップカバーが付いています。閉じるとマグネットで固定されるので、収納したスマホが意図せず飛び出してしまうようなことはありません。

カバーはマグネットで固定されるので、開きっぱなしになることはありません

カバーはマグネットで固定されるので、開きっぱなしになることはありません

スマホを収める部分には仕切りがあって、2台を重ねるように収納します。収納部分のスペースにはかなり余裕があり、仕切りとケース本体をつなぐ部分には伸縮性もあるため、カバータイプのケースを装着したスマホでも無理なく収納できます。

ZenFone 5の場合、付属のカバーケースを付けた状態でもぴったり収まりました。最近多く見られる6インチ前後のスマホに、ちょうどよいサイズ感です。

2台のスマホは重ねるように収納します。カバーケースを付けたままのZenFone 5でも問題なく入りました

2台のスマホは重ねるように収納します。カバーケースを付けたままのZenFone 5でも問題なく入りました

いっぽう、ぴったり収まったZenFone 5とは対照的に、iPhone 6sはケースを傾けるだけで滑り落ちてしまいました。カバーを閉じていれば問題ありませんが、取り出すときにうっかり落としてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

フリップカバーを開けた状態で傾けると、iPhone 6sはスルッと落ちてしまいます

フリップカバーを開けた状態で傾けると、iPhone 6sはスルッと落ちてしまいます

ベルトケースの名前からもわかるように、本ケースは裏面のベルトクリップを使ってベルトに装着できます。脱落防止用のストッパーも付いているので、椅子に座るとき座面にケースが当たったくらいでは外れません。

ただ、落下する心配は少ないのですが、クリップの強度が強いので、素材によってはベルトを傷めてしまうかもしれません。ベルトクリップを常用する場合は注意しましょう。

ケースの裏面にはベルトクリップが付いています

ケースの裏面にはベルトクリップが付いています

ベルトに装着したところ。ケース自体が大きめなので、常に装着させたい人は横型のケースを選んだほうがいいかもしれません

個人的に気に入ったのは、ケースの底面に設けられている開口部です。スマホを収納すると、ちょうど外部インターフェイスが姿を見せるポジションなのです。ここからケーブルを通すことで、スマホを収納したままで充電ができます。

取り出しにくいスマホを指で押し出すためと思われる開口部ですが、ここからケーブルを差して充電ができます

取り出しにくいスマホを指で押し出すためと思われる開口部ですが、ここからケーブルを差して充電ができます

この開口部は、スマホの2台持ちをしていない人にとっても便利に活用できます。スマホと一緒に薄型のモバイルバッテリーを忍ばせておけば、スマホとバッテリーをつないだままでも持ち歩きやすくなるのです。

短めのケーブルを使えばすっきりまとまりますし、長めのケーブルを使えば充電中のスマホを取り出して操作することも可能です。

1台のスマホとモバイルバッテリーを収納して、充電しながら持ち歩けます

1台のスマホとモバイルバッテリーを収納して、充電しながら持ち歩けます

スリムに持ち歩くなら手帳型ケース、機能性重視ならベルトケース

今回購入した2つのケースは、どちらも「スマホの2台持ち用」という共通の目的を持ちながら、モテモテCaseの手帳型ケースはスリムな持ち運びやすさ、アズデックのベルトケースは機能性の高さと、それぞれ特徴が異なります。

シンプルにまとめて持ち歩くことを重視するなら、手帳型ケースがいいでしょう。ポケットにも収まるので、バッグを持ち歩く習慣がない人でも扱いやすいのがメリットです。ケースの色も4種類あるので、好みに合わせて選べます。

ただし、素材が牛革のみなので、ケースを付けたままのスマホを収納するのは難しいのがデメリット。中身のスマホを守れるほど頑丈でもないので、ケースごと落下させてしまうなどのアクシデントには要注意です。

機能性を重視するのなら、ベルトケースがいいでしょう。伸縮素材が使われているので、大きめの機種やケースを装着したままのスマホでも収納しやすいのがメリットです。ベルトに装着しておけば、着信があったときなどにスマホを手早く取り出せるでしょう。

いっぽう、ケースそのもののサイズが大きいので、ジーンズのポケットなどには入りません。色も黒しか用意されていないので、どちらかといえば男性向けの製品と言えます。プライベート用と仕事用で2台のスマホを使っている、スマホを活用していてモバイルバッテリーが欠かせない、そんなビジネスマンにピッタリでしょう。

なお、2台持ち用ケースはこの2製品だけではありません。今後も魅力的なケースの登場を待ちわびつつ、引き続き注目していきたいと思います。

松村武宏

松村武宏

信州佐久からモバイル情報を発信するフリーライターであり2児の父。気になった格安SIMは自分で契約せずにはいられません。上京した日のお昼ごはんは8割くらいカレーです。

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