隔週スマホニュース
スマホ業界の最新ニュースをお届け!「隔週スマホニュース」

空、海上、宇宙を目指す6G時代に向けた動きを見せるNTTドコモ

直近2週間に発表された、スマートフォンなどをはじめとするモバイル業界に関わるニュースや、各社のスマートフォンのアップデート情報をまとめて紹介する連載「隔週スマホニュース」。今回は、5Gのさらにその先、6Gに向けて動き始めたNTTドコモなどを取り上げる。

NTTドコモが「5G Tokyo Bay Summit 2019」で、6Gのコンセプトを提案

NTTドコモは、2019年5月29〜31日に開催された「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2019」で、「5G Tokyo Bay Summit 2019」と銘打つ展示を行った。今年中にプレサービスの始まる5Gをふまえた実践的な展示が中心で、会場では実際に28GHz帯の5Gの通信も行われていた。

そんな中で目を引いたのは、6Gを想定した「ビヨンド5G」のコンセプトだ。NTTドコモが掲げる「ビヨンド5G」は、1.100Gbps程度の超高速通信、2.空や海上、宇宙など今までカバーできなかった領域を通信圏内にすること、3.さらなる超低消費電力の追求、4.超多接続対応、5.信頼性の向上、6.超低遅延を追求するという6点がコンセプトとなっている。それを実現するための手段のひとつとして90GHz帯というミリ波を使った通信を検討しているほか、他社の技術ではあるものの、人工衛星や成層圏通信プラットフォームも有望な技術になるとしている。

6Gを想定したビヨンド5Gのコンセプト。5Gのコンセプトを発展させたものだが、空、海上、宇宙などに通信圏を広げ、地球を覆い尽くすネットワークを目指す

NTTドコモとauが、6月1日より新料金プランをスタート

NTTドコモとauは、2019年6月1日よりすでに発表済みのスマートフォン向け新料金プランの受け付けを開始した。NTTドコモの「ギガホ」と「ギガライト」は初めての分離プランということもあり、新端末の発売や旧端末の料金改定なども同時に行われている。ドコモオンラインショップにおける端末価格の変化を見ると、docomo with対象機だった「iPhone 7(32GB)」が39,600円のままなど、変わらないものも少なくないが、ZTEの2画面スマホ「M」は、600円(実質負担金)から73,800円(端末単体の一括払い)になるなど、旧モデルの中には、かなり極端に価格が変動して見えるものもある。

いっぽう、auの新料金プラン「新auピタットプラン」と「auフラットプラン7プラス」も6月1日から受け付けを開始した。「新ピタットプラン」は、従来は、契約当初1年のみだった月額2,980円という料金が、2年目以降もずっと続くというもので、ライトユーザーに適している。「auフラットプラン7プラス」は、指定のSNSサービスついては通信容量としてカウントされないカウントフリーなのが特徴だ。

NTTドコモとKDDIが発表した新料金プランが6月1日から受け付け開始となった

NTTドコモとKDDIが発表した新料金プランが6月1日から受け付け開始となった

NTTドコモ「Disney Mobile on docomo」スマホの販売を2019年8月で終了

NTTドコモは、2019年5月23日、ディズニーキャラクターをデザインモチーフにあしらった「Disney Mobile on docomo」の提供を2021年8月22日に終了すると発表した。これにともない、「Disney Mobile on docomo」のスマートフォンは8月31日で販売を終了する。これにより、2018年2月に発売された「DM-01K」が最後のモデルとなった。

なお、NTTドコモとディズニーは、有料のコンテンツサービスである「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」を2019年3月より開始している。「Disney Mobile on docomo」の終了にともなう移行措置として「Disney Mobile on docomo」ユーザーが「Disney DELUXE」に入会することで、オリジナルデザインのdポイントカードをプレゼントするキャンペーンも発表された。

「Disney Mobile on docomo」は、2012年の登場から、1年に1モデル程度だが定期的に端末も発売され、ファンは今でも少なくない。終了の理由として「『好きな機種でディズニーのコンテンツを楽しみたい』というユーザーの声に応じた」としている。

「Disney Mobile on docomo」の最終モデルとなった「DM-01K」。すでに直販サイトでの発売は終了しており、店頭在庫のみの取り扱いとなっている。入手するなら急いだほうがよさそうだ

NTTドコモとソフトバンクが、5G時代を見据えた高精度位置情報システムを相次いで発表

NTTドコモは、2019年5月28日、「GNSS位置補正情報配信基盤」を同年10月1日より開始すると発表した。また、ソフトバンクも2019年6月3日、センチメートル級の測位サービスを11月末から開始すると発表した。

いずれも、「GPS」や「みちびき」といった測位衛星(GNSS)からの位置情報と、地上に設置した固定局からの電波情報を組み合わせることで、誤差数センチメートルという位置情報の取得を実現するもの。両サービスは地上の固定局に違いがあり、NTTドコモでは国土地理院の設置した電子基準点と、NTTドコモが新設する独自の固定局を併用する。いっぽう、ソフトバンクではLTEの基地局の一部を固定局として利用する。エリア展開の速度についてみれば既存の設備を使えるソフトバンクのほうが条件は有利だ。

両社が類似するサービスを準備するのは、来年2020年に商用サービスの始まる5Gサービスを見据えた結果だろう。5G時代には、モバイルネットワークを使ったドローンや建設機材などの遠隔操作が現実となることが見込まれているが、その際には、現状のGNSS以上の高精度な位置情報をリアルタイムで計測する必要がある。もちろん、自動車の自動運転でもこうした精度の高い位置情報は必須となる

ソフトバンクのサービス概念図。NTTドコモも基本的に同様のもの。衛星からの情報と地上の固定局の情報を組み合わせて高精度な位置情報を取得する

KDDIが、迷惑SMS・電話対策サービス「迷惑メッセージ・電話ブロック」提供開始

KDDI(au)は、2019年6月4日より、迷惑SMSや電話を検知し、スマートフォンに警告表示する「迷惑メッセージ・電話ブロック」を開始する。警察や自治体からの情報提供、セキュリティサービスを手がけるトビラシステムズ社の構築した「迷惑電話番号データベース」を参照して、迷惑SMS・電話と思われる電話番号からの着信があった場合に、警告表示を行うというものだ。なお、auのAndroidスマートフォン(Android 4.03以降)または、iPhone(iOS 11以降)に、専用アプリ「トビラフォンモバイル for au」をインストールして利用する。auスマートパスまたはauスマートパスプレミアムの会員向けコンテンツのひとつとして提供されるが、非会員の場合でも30日間は無料で利用できる。

迷惑SMSや電話を検知して警告を行う「迷惑メッセージ・電話ブロック」。振り込め詐欺対策として期待されている

Amazonが「P30」シリーズの販売を再開

2019年5月24日人発売されたファーウェイの最新スマートフォン「P30」シリーズは、米中貿易戦争のあおりを受けて通信キャリアや一部のMVNOから発売延期の措置を受けており、購入できるのは一部の家電量販店やECサイト、イオンモバイルなどのMVNOの一部に限られていた。そんな中、大手ECサイトのAmazon.co.jpは、6月3日より「P30」および「P30 lite」の販売を再開した。販売価格は「P30」が76,456円、「P30 lite」は34,800円となっている(いずれも税込)。

スマホや携帯電話のアップデート情報まとめ

2019年5月23日から6月5日の間に公開された、スマートフォンやタブレット、携帯電話のソフトウェアアップデート情報をまとめた。なお、Googleの「Pixel」シリーズや「Android One」シリーズのように、定期的なアップデートが行われているものについては、除外している。

通信キャリア版およびSIMフリー版共通

OSのマイナーアップデート(iOS 12.3.1の配布)

「iPhone」および「iPad」(アップル)

NTTドコモ

セキュリティアップデートおよび不具合修正など

Xperia XZ2 Compact SO-05K(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
Xperia XZ2 Premium SO-04K(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
Xperia XZ2 SO-03K(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
Xperia XZ3 SO-01L(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
AQUOS R2 SH-03K(シャープ)
JOJO L-02K(LG電子)
V30+ L-01K(LG電子)
AQUOS sense2 SH-01L(シャープ)
Galaxy S9 SC-02K(サムスン)
Galaxy S9+ SC-03K(サムスン)

au

Android 9 Pieへのバージョンアップ

AQUOS sense2 SHV43(シャープ)

セキュリティアップデートおよび不具合の修正など

Qua phone PX(LG電子)
AQUOS sense2 SHV43(シャープ)
AQUOS R3 SHV44(シャープ)
Speed Wi-Fi HOME L01s(ファーウェイ)
Speed Wi-Fi HOME L01(ファーウェイ)
BASIO3(京セラ)
Galaxy Note9 SCV40(サムスン)
Galaxy S9 SCV38(サムスン)
Galaxy S9+ SCV39(サムスン)

ソフトバンク

セキュリティアップデートおよび不具合の修正など

DIGNO ケータイ2(京セラ)
DIGNO ケータイ2 for Biz(京セラ)
シンプルスマホ4(シャープ)
DIGNO J(京セラ)
AQUOS ケータイ2(シャープ)
Mate 10 Pro(ファーウェイ)
DIGNO ケータイ(京セラ)
DIGNO ケータイ for Biz(京セラ)

UQモバイル

Android 9 Pieへのバージョンアップ

P20 lite(ファーウェイ)

セキュリティアップデートおよび不具合の修正など

AQUOS sense2(シャープ)

SIMフリー

Android 9 Pieへのバージョンアップ

P20 lite(ファーウェイ)

セキュリティアップデートおよび不具合修正など

R17 Pro(OPPO)

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

関連記事
価格.comマガジン「動画」まとめページ
ページトップへ戻る