隔週スマホニュース
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楽天モバイルが無料サポータープログラムを拡大。正式サービスは4月に開始

直近2週間に発表された、スマートフォンなどをはじめとするモバイル業界に関わるニュースや、各社のスマートフォンのアップデート情報をまとめて紹介する連載「隔週スマホニュース」。今回は、楽天モバイルの無料サポータープログラムの追加募集と、auの料金プランの一部値下げ、NTTドコモが提示した6Gのコンセプトという3本の話題をお届けする。

楽天モバイルが無料サポータープログラムを拡大。正式サービスは4月に開始

楽天モバイルは、2020年1月23日、実施中の「無料サポータープログラム」の二次募集を開始した。「無料サポータープログラム」は、昨年10月に開始される予定だった正式サービスの代わりに実施中の無料のテストサービスで、現在5,000名が利用している。今回の二次募集は最大で2万名の定員となるが、前回の募集に落選した人が優先される。対象となるのは前回と同じく、東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市に住む満18歳以上の人。テスト期間は2020年3月31日までだ。

無料サポータプログラム(二次募集)の概要。条件は一次募集から変更はない

無料サポータプログラム(二次募集)の概要。条件は一次募集から変更はない

また、楽天モバイルの正式サービスを4月より開始することも発表された。ただし、4月1日からの開始を目指しているものの、詳細な日程は未定。気になる料金については、後日発表されるという。なお、正式サービス開始が遅れた場合、無料サポータープログラムを延長する措置がとられる。また、正式サービスの内容がまだ非公開なこともあり、無料サポータープログラムのユーザーが、正式サービスに移行する際には別途契約が必要となる。

4月中の正式サービス開始が改めて発表された

4月中の正式サービス開始が改めて発表された

このほか、基地局設置などネットワーク構築の現状についての状況説明も行われた。2020年1月の時点における基地局数は3,020で、3月には4,400局まで増強されるという。この数値は計画の3,432局を上回るもの。現状、屋外についてはある程度のエリア構築ができているようだが、屋内については超小型の基地局であるフェムトセルを活用するとしており、詳細については後日発表するとしているが、ユーザーになるべく負担をかけないようになる見込みだ。

なお、2019年12月10日に発生した大規模なネットワークダウンについて、山田社長がお詫びするとともに、事実関係の詳細については1月17日に発表した報告通りであるとコメントした。こちらの報告によると、影響があったのは音声通話147回線、データ通信約1,000回線。「西日本Central Data Center内の課金制御機器におけるデータベースロック処理の不具合によりデッドロックが発生したことにより、データ処理が停止してしまったためで、仮想化技術が原因ではない」と説明している。

基地局の設置は計画よりも速いペースで進んでいるという

基地局の設置は計画よりも速いペースで進んでいるという

出力を抑えた小型基地局用のフェムトセルも公開された。LANケーブルを介して外部のインターネット回線と接続することで、屋内のエリア拡大につなげる

このほか、音声通話やSMSなどをひとつのアプリにまとめた独自のアプリ「楽天Link」のベータ版を本日より配信する。このアプリは、国内・国外の音声通話、国内・国外SMS、テキストメッセージやグループチャット、写真や動画、位置情報の共有などをまとめたもので、楽天モバイル独自の機能として以前から告知されていたものだ。なお、SMSには標準規格の「RCS(Rich Communication Service)」が使われている。RCSは、NTTドコモ、au、ソフトバンクが導入する「+メッセージ」でも使われているが、両サービスは連携していない。

楽天モバイル独自のサービスとして注目される「楽天Link」のβ版が配信開始された

楽天モバイル独自のサービスとして注目される「楽天Link」のβ版が配信開始された

また、楽天モバイル初の独自端末である「Rakuten Mini」の発売も1月23日より開始された。1,280×720のHD表示に対応する約3.6インチの液晶ディスプレイを備え、SoCにエントリー向け「Snapdragon 439」を搭載するほか、3GBのメモリーと32GBのストレージを搭載する。OSはAndroid 9。NFCおよびFeliCaポートを搭載するほか、IPX2等級の防水仕様と、IP5Xの防塵仕様もクリアしている。メインカメラは約1,600万画素、フロントカメラは約500万画素のイメージセンサーをそれぞれ採用。なお、SIMカードはeSIMのみの対応となる。

昨年9月に公表された「Rakuten Mini」は。FeliCaや防水・防塵に対応しつつ、重量約79gという軽さを実現している

auが使い放題プランを月額1,500円値下げ。

auは、2020年2月1日より、スマートフォン向けのデータ通信容量無制限料金プラン「auデータMAXプランPro」の月額料金を1,500円値下げする。これにより月額料金は7,650円(2年契約N適用の場合7,480円)となる。あわせて、同プランのテザリング・データシェア・国際ローミング通信にかかっていた通信容量を従来の月間10GBから20GBに倍増される。なお、今回の料金見直しに際し、同プランに適用されていた月額2,400円×12か月間の学割が、月額2,000円×12か月に変更される。

NTTドコモが6Gのホワイトペーパーを発表

この春に日本国内でも待望の5Gのサービス開始が予定されているが、NTTドコモでは、2020年1月20日、「6G」に向けた技術コンセプト「ホワイトペーパー」を発表した。

NTTドコモでは2018年から5Gの高度化(5G evolution)ならびに次世代通信技術「6G」に向けた検討と研究開発を進めており、今回発表されたホワイトペーパーでは6Gに関する、ニーズや利用スタイル、必要な目標性能および技術要素などが提示されていた。なお、6Gの実用化の時期を2030年頃に想定しているようだ。

このホワイトペーパーでは、100Gbps以上の超高速・大容量通信、超低遅延、超高信頼通信(99.99999%)、超低消費電力・超低コスト、超多接続のように5Gをさらに拡大させたコンセプトとなっている。ユニークな点として、通信エリアの拡大を目指す「超カバレッジ拡張」がある。このコンセプトでは、エリア内であればどこでもギガbpsクラスの通信速度が確保できることに加えて、高度1万m程度の空、200海里程度の海上、そして宇宙にまで通信可能エリアを拡張することを掲げている。

ホワイトペーパーでは、6Gで必要になる性能について6個の方向性を示している

ホワイトペーパーでは、6Gで必要になる性能について6個の方向性を示している

スマホや携帯電話のアップデート情報まとめ

2020年1月10日〜1月23日の間に公開された、スマートフォンやタブレット、携帯電話のソフトウェアアップデート情報をまとめた。なお、定期的なアップデートが行われている端末については、除外している。

NTTドコモ

Android 10へのバージョンアップ
・Galaxy S10 SC-03L(サムスン)
・Galaxy S10+ SC-04L(サムスン)
・Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L(サムスン)

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・HUAWEI P20 Pro HW-01K(ファーウェイ)
・AQUOS sense SH-01K(シャープ)

au

Android 10へのバージョンアップ
・Galaxy Note10+ SCV45(サムスン)
・Galaxy S10 SCV41(サムスン)
・Galaxy S10+ SCV42(サムスン)
・AQUOS R3 SHV44(シャープ)

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・Qua tab QZ10(京セラ)
・Qua tab QZ8(京セラ)
・AQUOS sense3 plusサウンド SHV46(シャープ)
・HUAWEI P20 lite HWV32(ファーウェイ)

ソフトバンク(ワイモバイル)

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・シンプルスマホ4(シャープ)
・キッズフォン2(セイコーソリューションズ)
・Lenovo TAB5(レノボ)
・DIGNO BX(京セラ)

楽天モバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・Reno 10x Zoom(OPPO)
・Find X(OPPO)
・R17 Pro(OPPO)
・OPPO A5 2020(OPPO)

UQモバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・A5 2020(OPPO)
・おてがるスマホ01(京セラ)
・Galaxy A30(サムスン)
・AQUOS sense2(シャープ)

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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