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不可解?「Rakuten Mini」で2回の仕様変更が発覚

直近2週間に発表された、スマートフォンなどをはじめとするモバイル業界に関わるニュースや、各社のスマートフォンのアップデート情報をまとめて紹介する連載「隔週スマホニュース」。今回は、楽天モバイルの端末「Rakuten Mini」の仕様変更や、LinksMateの5G対応格安SIMオプションなど、4つの話題をお届けする。

不可解? 楽天モバイル「Rakuten Mini」で2回の仕様変更が発覚

楽天モバイルが販売する超小型スマートフォン「Rakuten Mini」で、LTE対応バンドの仕様変更が告知なしに行われていたことが発覚した。2020年6月8日頃にSNS上で話題になり、11日に楽天モバイルがニュースリリースを発表して事実であると確定したもの。今回発覚した仕様変更は、5月以降に出荷したロットで2回行われ、結果として、仕様の異なる3種類の「Rakuten Mini」が市場に混在している状態になっている。

各ロットの仕様の違い
■初期ロット(IMEIが351676110356708まで)
対応:Band 1、非対応:B4/5/B38
■第二ロット(IMEIが351676110356716〜351676110680487)
対応:B1/5/38、非対応:B4
■第三ロット(IMEIが351676110680488以降)
対応:B4/5/38、非対応:B1
※これ以外の対応バンドには変更はない

2020年6月12日訂正:IMEI番号に間違いがありました。以上訂正しお詫び申し上げます。

今回、仕様の変わったB1/4/5/38の各バンドはいずれも楽天モバイルの通信サービスでは使用しない。ただし、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)の3社はいずれもこのうちB1のバンドを使った通信サービスを行っている。また、B1は「IMTコアバンド」とも呼ばれており、世界各国の通信キャリアで広く使われているバンドだ。そのため、対応する地域で海外ローミングを使用する際には影響するだろう。いっぽう、B4は北米で、B5やB38は中国などで使われている。そのため、今回の第2ロット、第3ロットでの仕様変更は、北米での利用をより重視したものと思われる。楽天モバイル広報によると、「北米やヨーロッパでのローミング利用促進を目的にしたが、対応周波数をこれ以上増やせないためB1を削除した」としている。

しかし、事前はおろか事後の告知もされないまま、立て続けに2回も利用バンドの仕様変更を実施したことはいささか不可解と言わざるを得ない。なお、楽天モバイルは、B1削除の影響があるユーザーには、B1対応機に交換するとしている。

今回の仕様変更は、楽天モバイルのSIMを国内で使っている分には影響しないものの、B1は国内・海外で広く使われている。eSIMの書き換えやローミング利用の際には影響が出るだろう

LinksMateが国内初となる5G対応SIMカードを発売

格安SIMサービス「LinksMate」を運営する「LogicLinks」は、2020年6月8日、5G通信が利用可能となる「5G回線オプション」サービスを同日より開始すると発表した。同オプションは、「LinksMate」のSIMカードを対象に、月額500円(税別・SIMカード1枚あたり)を支払うことで、既存の通信サービスに加えてNTTドコモの5G通信サービスを利用可能になるというもの。なお、同オプションは、音声+SMS+データ通信またはデータ通信のみのSIMカードが対象で、SMS+データ通信SIMカードでは利用できない。

こちらのオプションを利用する端末だが、現状、5G対応スマホは、通信キャリア各社が販売する製品がメインになっているため、それらを必要に応じてSIMロック解除して使うことになる。なお、6月12日には、SIMフリーの5Gスマホとして、ファーウェイ「P40 Pro 5G」が発売予定となっている。端末の動作状況はLinksMateのWebページで公開されているので参照いただきたい

なお、同オプションの開始を記念した「月額オプション料金無料キャンペーン」を2020年9月30日まで実施する。このキャンペーン期間中なら月額500円のオプション料金が無料で利用できる。

格安SIMとしては国内初の5Gサービス利用のオプションとなった

格安SIMとしては国内初の5Gサービス利用のオプションとなった

NTTドコモがMRヘッドセット「Magic Leap 1」を販売開始

NTTドコモは、2020年6月8日、MRヘッドセット「Magic Leap 1」を6月19日より発売すると発表した。価格は249,000円(税別)。「Magic Leap 1」は、Magic Leap社の開発した軽量なMRウェアラブルヘッドセット。VR映像と現実の映像を重ねて表示するMR(Mixed Reality)を実現し、ゲームなどへの応用が期待されている。対象となるのはMRに興味のある法人や個人で、NTTドコモの法人営業部門だけでなく、ドコモオンラインショップでも購入できる。

MRは遅延の少ない5Gとの相性にすぐれており、通信キャリア各社が研究や提携を進めている

MRは遅延の少ない5Gとの相性にすぐれており、通信キャリア各社が研究や提携を進めている

ソフトバンクがストリーミングゲーム「GeForce NOW Powered by SoftBank」を開始

ソフトバンクは、2020年6月5日、ストリーミングゲームサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」を日本国内で6月10日より開始すると発表した。同サービスは、NVIDIAが提供するゲームストリーミングサービス「GeForce NOW」の日本語版。ゲームの処理をクラウドサーバー上で行い、リアルタイムのストリーミングで映像を配信するため、低スペックのPCやスマートフォンでも最新のゲームをプレイできるのが特徴だ。ただ、通信回線の帯域や遅延には影響されやすいため、5Gにおいて期待されるサービスのひとつとなっている。料金は月額1,800円(税別)。macOS 10.10以降、Windows 7以降(64bitのみ)、Android 5.0以降対応で、iOSには非対応。ソフトバンク・ワイモバイル以外のユーザーでも利用できる。

ハードウェアの性能に左右されずに高画質なゲームがプレイできるゲームストリーミングサービスも、5G次代に普及が予想されるコンテンツだ

スマホや携帯電話のアップデート情報まとめ

2020年5月30日から6月11日の間に公開された、スマートフォンやタブレット、携帯電話のソフトウェアアップデート情報をまとめた。なお、定期的なアップデートが行われている端末については、除外している。

通信キャリアおよびSIMフリー共通

iOS13.5.1およびiPadOS 13.5.1の配布
・「iPhone」(アップル)
・「iPad」(アップル)

NTTドコモ

セキュリティアップデートおよび不具合修正
・Galaxy Note10+ SC-01M(サムスン)
・Galaxy Note10+ Star Wars Special Edition SC-01M(サムスン)
・Galaxy S10 SC-03L(サムスン)
・Galaxy S10+ SC-04L(サムスン)
・Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L(サムスン)
・Galaxy S9 SC-02K(サムスン)
・Galaxy S9+ SC-03K(サムスン)
・Galaxy Note9 SC-01L(サムスン)
・Xperia XZ3 SO-01L(ソニーモバイル)
・Xperia XZ2 SO-03K(ソニーモバイル)
・Xperia XZ2 Premium SO-04K(ソニーモバイル)
・Xperia XZ2 Compact SO-05K(ソニーモバイル)
・arrows Be F-04K(富士通)
・HUAWEI P20 Pro HW-01K(ファーウェイ)
・dtab Compact d-02K(ファーウェイ)

au

Android 10へのバージョンアップ
・HUAWEI P30 lite Premium HWV33(ファーウェイ)
・AQUOS sense3 plus サウンド SHV46(シャープ)

セキュリティアップデートおよび不具合修正
・TORQUE G04(京セラ)
・GRATINA KYF39(京セラ)
・Galaxy Note10+ SCV45(サムスン)
・Galaxy A30 SCV43(サムスン)
・LG it LGV36(LG)

ソフトバンク・ワイモバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正
・Simply B(セイコーソリューションズ)
・シンプルスマホ4(シャープ)
・AQUOS R3(シャープ)
・AQUOS sense3 plus(シャープ)
・AQUOS R5G(シャープ)
・Lenovo TAB5(レノボ)
・どこかなGPS(ZTE)
・Pocket WiFi 802ZT(ZTE)

楽天モバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正
・Rakuten Mini(楽天モバイル)
・Xperia Ace(ソニーモバイル)
・HUAWEI nova lite 3(ファーウェイ)
・HUAWEI P30 lite(ファーウェイ)

UQモバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正
・HUAWEI P30 lite(ファーウェイ)
・HUAWEI nova lite 3(ファーウェイ)
・Xperia 8(ソニーモバイル)
・Galaxy A30(サムスン)

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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