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ahamoショック襲来! 携帯キャリア各社の対抗策は?

直近2週間に発表された、スマートフォンなどをはじめとするモバイル業界に関わるニュースや、各社のスマートフォンのアップデート情報をまとめて紹介する連載「隔週スマホニュース」。今回は、NTTドコモから発表された新料金プラン「ahamo」に対する各社の反応など、4つの話題をお届けする。

※本記事中の価格は税別で統一している。

ahamoショック襲来! 携帯キャリア各社の対抗策は?

2020年12月3日にNTTドコモが発表した新料金プラン「ahamo(アハモ)」が、国内のモバイル業界に少なくない影響を与えている。発表の翌日4日には、国内における格安SIMカード事業の草分けである日本通信が、新料金プラン「SSDプラン」(月額1,980円で16GB、ahamo開始後は20GBに増量)を発表している。公開されたニュースリリースは「日本通信、ドコモの新料金への対抗プラン投入を決定『MVNO潰し』ではないかと言われているドコモの新料金に対してMVNOの代表として対抗プランを1,980円で投入」というわかりやすいタイトルで、NTTドコモへの対抗心をあらわにしている。

日本通信は「SSDプラン」をはっきりと「ドコモへの対抗プラン」と位置づけている

日本通信は「SSDプラン」をはっきりと「ドコモへの対抗プラン」と位置づけている

翌週7日には、楽天モバイルが予定していた新製品の記者発表会がキャンセルされた。大手企業の発表会は事前に綿密な準備を行ったうえで開催されるのが常であり、直前にキャンセルされることはあまりない。楽天モバイルは中止の理由を「諸般の事情」としており明らかにしていないが、通信料金の安さで新規ユーザーの獲得を進めている楽天モバイルにとっては、何かしらの対抗策を講じたいのかもしれない。なお、当日発表される予定だった新製品「Rakuten Hand」および「Rakuten WiFi Pocket」の発表は、8日にニュースリリースの公開として行われた。

また、KDDIは9日、auの5G向けの新料金プラン「データMAX 5G with Amazonプライム」を発表した。これはauのデータ通信無制限プランに、映像配信サービス「TELASA」のアカウントとAmazonプライムの利用権をバンドルし、料金は月額9,180円(2年契約N適用時)というもの。これだけでは、ahamoの対抗とは言えないが、さまざまな割引きを組み合わせることで、契約当初6か月間の最低料金は、月額3,760円となる。しかし、同プランの発表会では、シンプルなahamoの料金体系と比較して、条件のある割引きを組み合わせないと料金が安くならないこと、安くなるのは契約当初だけという料金説明のわかりにくさを指摘する声が多くあがった。なお、KDDIの東海林崇副社長は「ここは必ずお客さまに満足いただけるものを必ずやっていきたい。」と、将来的にahamoの対抗プランを投入することをほのめかした。

※関連記事:ahamo対抗プランは後のお楽しみ? auがAmazon プライム付き新料金を発表

KDDIとソフトバンクが番号移行の無料化を発表

KDDI・沖縄セルラーとソフトバンクは、2020年12月9日、それぞれ、au⇔UQ mobile、ソフトバンク⇔ワイモバイルの移行にともなう番号移行手数料の見直しを行うと発表した。

KDDI・沖縄セルラーが見直し対象にしているのは、契約解除料(最大9,500円)、番号移行手数料(3,000円)、「au」の新規事務手数料(3,000円)、「UQ mobile」の SIM パッケージ料金(3,000円)。これらが2021年2月以降、店頭およびWeb手続きのいずれでも無料となる。さらに、2021 年夏以降、「au」と「UQ mobile」間の番号移行手続きを、料金プラン変更と同様のよりシンプルな手続きに変更するという。

ソフトバンクが見直し対象にするのは、契約解除料(9,500円)、MNP転出(番号移行)手数料(3,000円)、契約事務手数料(3,000円)。これらを2021年春以降無料にする。なお、店舗における契約事務手数料については従来どおり3,000円が発生する。

KDDIが、4G用3.5GHz帯の転用を12月中旬からスタート

KDDIは、2020年12月10日、12月中旬より4Gで使用している3.5GHz帯(B42)の5G NRへの転用を東名阪地区で実施すると発表した。なお、「Galaxy S20」シリーズや「Galaxy Note20 Ultra 5G」、「iPhone 12」シリーズなどの5G対応端末であれば、アップデート後に転用された周波数での5G通信が行える。また、KDDIは700MHz帯および1.7GHz帯の5Gへの転用も計画しており、こちらは来年度以降順次実施される予定だ。

3.5GHz帯の5Gへの転用が発表された。12月中旬以降順次実施される

3.5GHz帯の5Gへの転用が発表された。12月中旬以降順次実施される

NTTドコモが「5Gギガライト」「ギガライト」に1GBの通信上限オプションを用意

NTTドコモは、2020年12月9日、段階制料金プラン「5Gギガライト」「ギガライト」に対するオプションメニュー「ギガライト上限設定オプション」を翌年3月1日より実施すると発表した。同オプションは、月間通信容量を1GBまでに制限するというもので、追加料金はかからない。なお、NTTドコモの旧プランではデータ通信容量に上限を設ける「データ量上限設定オプション」が用意されており、子どもの使いすぎに対する歯止めになっていた。なお、現在実施中の学割「ドコモのロング学割」を使用した場合、月間2GBの容量増加が適用され月間3GBまで利用できるようになる。

スマホや携帯電話のアップデート情報まとめ

2020年11月27日から12月10日の間に公開された、スマートフォンやタブレット、携帯電話のソフトウェアアップデート情報をまとめた。なお、定期的なアップデートが行われている端末については、除外している。

NTTドコモ

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・Galaxy A41 SC-41A(サムスン)
・Galaxy S10 SC-03L(サムスン)
・Galaxy S10+ SC-04L(サムスン)
・Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L(サムスン)
・Galaxy Note9 SC-01L(サムスン)
・Xperia 5 II SO-52A(ソニーモバイル)
・Xperia 10 II SO-41A(ソニーモバイル)
・Xperia 1 II SO-51A(ソニーモバイル)
・Xperia XZ3 SO-01L(ソニーモバイル)
・arrows Be4 F-41A(富士通)
・arrows Be F-04K(富士通)
・らくらくスマートフォン me(F-01L)(富士通)
・AQUOS sense4 SH-41A(シャープ)
・AQUOS zero2 SH-01M(シャープ)
・キッズケータイ SH-03M(シャープ)
・dtab d-41A(シャープ)
・LG style L-03K(LG)

au・UQ mobile

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・AQUOS R5G SHG01(シャープ)
・GRATINA KYV48(京セラ)
・BASIO4(京セラ)
・AQUOS sense3 SHV45(シャープ)
・AQUOS zero2 SHV47(シャープ)
・OPPO Find X2 Pro OPG01(オッポ)
・OPPO Reno3 A(オッポ)
・AQUOS sense3 plus サウンド SHV46(シャープ)
・Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06(サムスン)

ソフトバンク・ワイモバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・Simply(セイコーソリューションズ)
・AQUOS zero(シャープ)
・Libero3(ZTE)

楽天モバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・AQUOS sense3 lite(シャープ)
・AQUOS sense4 lite(シャープ)
・OPPO Reno3 A(オッポ)
・Rakuten WiFi Pocket(楽天モバイル)
・Rakuten Hand(楽天モバイル)

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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