パソコン作業中心の仕事なんかだと、1日中、ずーっとキーボードを触っていることも多いですよね。
キーの配列や感触など、こだわって選んでいる人も少なくないでしょう
しかし、使い心地以上に気になってしまうのがキーボードの汚れ。一説には、キーボードに潜む細菌は便器以上だとか……。
とはいえ精密機器なので、ウエットティッシュで拭くくらいしか掃除方法はありません
キートップを全部外して掃除する方法もありますが、面倒……。
そんな中発見したのが、水洗いできるキーボード!
バッファローのゲーミングキーボード「BSKBUG500BK」
見た目はごく普通のUSBキーボードです
「ゲーミングキーボード」というだけあって、ゲームプレイに便利な機能が搭載されているものの、まあ当然、普通に仕事などに使うこともできるキーボードです。
使い勝手も普通
ストローク深めのメンブレン式キーボードで、キータッチは若干カチャカチャ感があるタイプ。そのへんは好みが分かれるところかもしれませんが、まあおおむね可もなく不可もなくといったところでしょう。
このキーボードが本領発揮するのは、使い込んで、汚れてきたな……というタイミング。
ドバーッと豪快に水洗いすることができるんです!
普通だったら明らかにぶっ壊れる狂気の行動。しかし、このキーボードだったら無問題なのです!?
ポイントは、裏側に開けられた排水用の穴
キーボード内部に入り込んだ水が、この穴からジャジャーッと排出されるらしいです
普通のキーボードの場合、どんなに乾燥させても内部に水分が残ってしまい、それが故障の原因となってしまいますが、「BSKBUG500BK」はこの構造のおかげでしっかり乾燥させられるため、水洗いオッケーになっているというわけです。
あとは水滴を拭き取り、よーく乾燥させれば完了
うん、普通に使えてますね
ただ、水洗いオッケーとはいっても、完全防水ではないので、いろいろと注意は必要です。
・パソコンなどに接続した状態では洗わない
・USB端子は絶対にぬらさない
・USBケーブルを水につけない
・水温50℃以下の水道水を使用する
・強い噴流水は避ける
・水洗いをする際には流水を使用し、本体を水に浸さない
・食洗機を使用しない
・アルコールや洗剤を使用しない
・水洗い後は水滴をしっかりと拭き取り、室温で8時間以上自然乾燥させる
水洗いはできるものの、水分が残った状態で通電させるのはNG。8時間以上放置しても水分が残っている場合があるので、丸1日くらい、ガッツリと乾燥させるのがよさそうです。
乾燥などにだいぶ時間がかかるため、「毎日水洗いして清潔なキーボードを使うぞ!」みたいな用途には向かなそうですが、何か月かに一度、しっかり水洗いするだけで、清潔感はアップしそうです。
さらに、突発的なトラブルに水洗いで対応できるのも安心感があります。
ありがちなシチュエーションですが……
悪夢!
こんなときもあわてずに水洗いです。
ジャジャーッ
注意点としては、コーヒーやジュースなどが乾燥して、固形分が内部で固まってしまうと、水洗いをしても復旧は難しいということ。
飲み物をぶっかけてしまったら、とにかく急いで水洗いをするのが重要です。
たぶん、これで中までキレイになったはず!
再び、丸1日乾燥させて使ってみると……。
問題ナシ!
念のため、すべてのキーを順番に押してみましたが、問題なく反応しているようです。
水で丸洗いしたいくらいキーボードの汚れが気になっている人、ちょいちょい飲み物をひっくり返してしまう、おっちょこちょいにもほどがある人には最適だと思います!