「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
WindowsやOutlookなど、マイクロソフトが提供するサービスにサインインするときは、メールアドレスとともにパスワードの入力が必要です。しかし、ランダムな文字列のパスワードに設定していても、個人情報漏洩による不正ログインなどによってパスワードが盗み出されてしまっては意味がありません。
マイクロソフトは、パスワードそのものにセキュリティリスクがあるとして、パスワード入力を必要としない認証方法を法人向けに提供していましたが、これを一般ユーザー向けにも解放することを明らかにしました。
具体的には、Windows Hello(顔認証/指紋認証)や物理セキュリティキー、コード発行型2段階認証、認証アプリ「Microsoft Authenticator」のどれかを利用することで、一般ユーザーでもマイクロソフトのアカウントへのパスワードレス認証が可能になります。
なお、パスワードレス認証は今後数週間かけて展開される予定とのことです。
ソース:マイクロソフト
LGエレクトロニクスは、超ハイエンドのホームシアター向けディスプレイ「Direct View LED Home Cinema Display」を発表しました。最も大きな325インチモデルは、8K解像度に対応し、170万ドル(約1億8,500万円)という驚きの価格になっています。
8K、325インチモデルのイメージ写真
「Direct View LED Home Cinema Display」は、81〜325インチの9種類、解像度は200万〜3300万画素(2K〜8K)が用意されており、それぞれのサイズと解像度の組み合わせで30種類以上のモデルが用意されています。
最も大きい325インチモデルは対角の長さが約8.2mもあり、家庭用のミニシアターのような場所での設置が想定されています。一般的な4K、アスペクト比16:9のモニターのほか、ウルトラストレッチモデルという294インチの横長モデルもラインアップ。いつかは、これくらい大きなテレビで映画やゲームを見てみたいものですね。
294インチの横長モデル
ソース:LG
ゲーミングPCやヘッドセット、ディスプレイ、キーボードなどゲーミング関連のデバイスを手がけるRazerですが、ゲーミングマスクといった、一見ゲームとは関係がないとんがったデバイスも販売しています。
このRazerが「ゲーミング指サック」なる製品を発表。実はこれ、スマホのゲーム中に指が滑ったりなどの操作ミスを防ぎ、快適なタッチ操作が行えるという立派なゲーミングデバイスなのです。
スマホゲームガチ勢は必須!?
ナイロンとスパンデックスによる伸縮性のある素材を採用することで、通気性と吸湿性を両立。手に汗をかいても画面を汚す心配はありません。また、指先を常に乾いた状態にすることで、タッチの感度と反応を高める効果もあると言います。
こういったスマホ向けの指サックは多くの種類が市場で出回っていますが、Razerのような大きなメーカーが発売するのは非常にまれなこと。アメリカでの価格は9.99ドルで、日本のRazer公式サイトでも1,280円(税込)で販売されています。
ソース:Razer