くさび形のユニークなボディが特徴のタブレット。YOGA Tabletシリーズは、10.1インチディスプレイ(1920×1200)を備えた中型モデル、8インチディスプレイ(1920×1200)の小型モデル、13.3インチディスプレイ(2560×1440)とプロジェクター機能を備えた大型モデルの3つのバリエーションがある。
ボディのサイズはさまざまだが、CPUはインテルのクアッドコアプロセッサー「Atom Z3745」を備え、2GBのRAMを備えている点はシリーズで共通。ストレージについては、16GBまたは32GBが設定されている。
本機は、基本的に共通のボディながら、Android版と「Windows 8.1 with Bing」を採用するWindows版が用意されているのが大きな特徴。そのWindows版のなかでも、10.1インチディスプレイを備えた「Yoga Tablet 2-1051」は、Office Home & Business 2013がプリインストールされているのに加え、Bluetoothキーボードカバーが同梱されており、小型のモバイルノートPCとしても利用可能だ。
また、通信機能を見ると、Wi-Fiモデルに加えて、LTE対応モデルが8インチと10.1インチモデルに用意されている。LTEモデルはいずれもSIMロックがされておらず、対応バンドもFDD LTEのバンド1/3/5/8/19、とW-CDMAのバンド1/2/4/5/8に対応しており、NTTドコモの「Xi」が保有するバンド1/3/19と、「FOMA」のバンド1、auの「au 4G LTE」のバンド1と、ソフトバンク・ワイモバイルでは、LTEのバンド1/3/8と、W-CDMAのバンド1と8に技術的には適合する。
このほかにも、派生モデルとして、ボールペンや鉛筆などをそのままスタイラスとして利用できる「AnyPenテクノロジー」対応モデルが、8インチのWindowsモデルに用意されている。
Yoga Tablet 2は、8インチ、10.1インチ、13.3インチという3つの画面サイズのモデルをラインアップする。8インチと10.1インチモデルは、OSにWindows 8.1 with Bingを搭載するものとAndroidを搭載するものを用意
Windows搭載の10.1インチモデルには標準でキーボードが付属している
シリーズ共通の特徴的なくさび形のボディ。見た目のインパクトにとどまらず、ボディの薄さと持ちやすさを両立させるという機能性の面でもすぐれている
背面のスタンドを使って、立てかけたり、フックに引っかけたりできる