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ドコモの冬春スマートフォン&タブレット12機種に迫る!

3機種目のXperia Z5はコンパクトモデル
ソニー「Xperia Z5 Compact SO-02H」

今回発表されたXperiaシリーズとしては3機種目となる製品。HD表示対応の約4.6インチ「トリルミナスディスプレイ for モバイル」を採用しつつ、PREMIUM 4Gや、オクタコアのSnapdragon 810 MSM8994を採用するなど、上位機種と比べてそん色ない性能を備えている。Xperiaシリーズの特徴であるカメラやAV性能も上位機種と共通する点も多く、約2300万画素のメインカメラやハイレゾやノイズキャンセリングなどはもちろん対応だ。

デザインはXperia Z5シリーズに共通する新デザインのボタンなどを採用するが、用意される4色のカラーバリエーションは全般に明るめのチョイスとなっており、重厚さよりもカジュアルさを前面に出している。

発売は11月中旬を予定している。

虹彩認証を引き続き搭載
富士通「arrows NX F-02H」

サブカメラを使った虹彩認証機能「Iris Passport」を搭載し、好評だった前機種を継承する新しいarrows NX。ディスプレイは画面解像度が前機種と同じ1440×2560表示だが、約5.2インチのIPSパネルから、約5.4インチのIPS-NEOパネルに変更されたほか、発熱に問題が指摘されていたオクタコアプロセッサーSnapdragon 810から、ヘキサコアの「Snapdragon 808 MSM8992」に切り替えられるなど細かなブラッシュアップがなされている。

新たな機能としては、MIL-STD-810Gの14項目に準拠したタフネス性能を備えているほか、ボディ上面のアルミ部分の塗装が強化され従来機種と比較して2倍の耐傷性を実現しているなど、従来から重視されていたボディの耐久性をいっそう高めている点が挙げられる。

前機種では少し影を潜めていたバッテリーの持続性も改善されており、3390mAhの大容量バッテリーやソフトウェアによる省電力制御により3日のバッテリー持続を実現している(NTTドコモ調べ)。

発売は11月下旬予定となっている。

小型だがフルHD対応のハイスピードIGZOを装備
シャープ「AQUOS Compact SH-02H」

約4.7インチのディスプレイを備えた比較的コンパクトなスマートフォン。しかし、ディスプレイはフルHD対応のハイスピードIGZO液晶という最新スペックのうえに、処理性能もヘキサコアの「Snapdragon 808 MSM8992」に3GBのRAMという組み合わせで、上位機種と比べてもそん色ないレベルを保っている。ただ、LTEの対応バンドは、バンド1、バンド3、バンド19とやや少なめだ。

また、AQUOSシリーズ独自の会話AI「エモパー」がバージョン3.0にバージョンアップされていたり、リコーの画質基準である「GR certified」を取得した約1310万画素のメインカメラと、自撮りに強い約500万画素のインカメラを備えるなど、遊べる機能も豊富に揃っている。

発売は12月上旬を予定している。

キラキラのディズニースマホ
ディズニーモバイル「DM-01H」

AQUOS Compactをベースにしたディズニーモバイル向けモデル。ハードウェアは共通しているが、背面のデザインやオリジナルのディズニーコンテンツなどを備えている点が異なっている。

以前のモデルでも採用されていたスマホピアスが復活している。スマホピアスをヘッドホン端子に装着すると、画面の中にディズニーキャラクターが現れさまざまなリアクションを見せてくれる。

発売は1月下旬を予定している。

Android 6.0搭載Nexusがドコモから登場
Google「Nexus 5X」

NTTドコモとしては2011年11月のGALAXY NEXUS以来4年ぶりに、Nexusシリーズのスマートフォンが登場する。このNexus 5Xは、最新OSであるAndroid 6.0を搭載しており、OSレベルで対応となった指紋認証を利用できるほか、接続ポートとして新たにUSB Type-Cに対応しているなど、次世代のAndroidスマートフォンのあるべき姿を体現した製品である。

このドコモ版のNexus 5Xは、ハードウェアは大筋でGoogle版と共通しており、グローバルモデルらしいシンプルな製品だ。そうしたこともあり、通常の「ドコモスマートフォン」には含まれず、「SC-04D」や「F-01H」といった型番も付けられない「その他のスマートフォン」という独自の位置付けがなされている。なお、SIMロックがされた状態で出荷される点がGoogle版と異なっている。

発売は10月下旬を予定している。

AV機能が強化された3世代dtab
NTTドコモ「dtab d-01H」

NTTドコモブランドのタブレット「dtab」に新モデルが追加された。新しいdtabは、約10.1インチのWQXGA液晶を備えたWi-Fiタブレットで、LTE通信機能は備えていない。

大きな特徴は強化されたAV機能だろう。新たにフルセグチューナーを備えているほか、harman/kardonの監修した4個のスピーカーを側面に備え、擬似的なサラウンド再生が可能となっている。

発売は11月下旬の予定。

作成中のメールでも文字を大きくできる
パナソニック「P-01H」

夏モデルで、Androidを採用したケータイ「AQUOS ケータイ SH-06G」と「ARROWSケータイF-05G」を投入しているが、今回発表されたのは、従来どおりのiモードケータイである「P-01H」だ。

1000mAhのバッテリーを備え、連続待ち受け時間約750時間、連続通話時間約250分となっている。メインディスプレイはフルワイドVGA表示に対応する約3.4インチ液晶を採用、サブディスプレイには約0.9インチの有機ELパネルを採用している。

チップセットの新作が難しいiモードケータイは、新たな機能追加がかなり難しくなっている。しかし、本機はメール作成中の文字を拡大できる新機能が加えられている。

発売は11月下旬を予定している。

田中 巧(編集部)
Writer / Editor
田中 巧(編集部)
通信を中心にしたIT系を主に担当。Androidを中心にしたスマートデバイスおよび、モバイルバッテリーを含む周辺機器には特に注力している。
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