「Surface Studio」の国内発売の準備は整った?

Surfaceブランド初のキーボードとマウスはシンプルでクセのない使い心地

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日本マイクロソフトから、「Surface」ブランド初のキーボードとマウスが登場した。製品名は、その名もズバリ「Surfaceキーボード」と「Surfaceマウス」。一体どんな製品なのか試してみた。

2016年12月1日に発売されたSurfaceキーボードとSurfaceマウス(手前)。今回は「Surface Book」に「Surface ドック」を組み合わせて試した。価格.com最安価格はSurfaceキーボードが11,641円、Surfaceマウスが5,907円(2016年12月26日時点)

軽快にタイピングできるシンプルモデル「Surfaceキーボード」

まずはSurfaceキーボードから見ていきたい。日本語配列のオーソドックスな、テンキー付きのキーボードだ。カラーは2in1タブレット「Surface Pro 4」や「Surface Book」と同じシルバーで、キーはグレー。装飾などは一切なく、Surfaceシリーズとマッチするシンプルなデザインに仕上げられている。素材は金属に見えるが、樹脂素材で見た目よりもずっと軽い。キーはさらっとした手触りで、指紋も付きにくかった。Bluetooth接続で、Windows 10/8.1/8やMac OS X v10.10.5/10.11.1および10.11.4で利用できる。Windows 10 PhoneやAndroid 4.4.2〜5.0(6.0でも動作することを確認)、iOS 8.1〜9.2.1(10.2でも動作することを確認)でも使える。ただし、複数の機器を登録しておけるマルチペアリングには対応しておらず、この点は少々残念だ。

Surfaceキーボード

Surfaceキーボード

キーのタイプは、アイソレーション型。キーピッチは実測で19〜20mm、キーストロークは実測で約3mm。打鍵感は軽めだが、ノートパソコンのキーボードよりもストロークが深く、軽快にタイピングできた。打鍵感や質感はSurface Pro 4用のカバー兼キーボード「タイプカバー」に近いが、ストロークが深い分、こちらのほうが打ちやすい。気になる点は、使用頻度が高いBackspaceキーとEnterキーがやや小さいこと。慣れるまでは、誤って隣のキーを押してしまいそうだ。個人的には、Spaceキーがもう少し長いとうれしかった。今回はSurface Bookと組み合わせて試用したが、右上のキーがロックキーになっていたり、F12キーに設定、F10キーにタスクビューが割り当てられていたり、便利な機能が搭載されていた。これらの機能は手元に合ったWindows 10パソコンでも動作することを確認できた。特に、ロックがすぐにできるのは、Ctrl+Alt+Deleteキーを押すよりも簡単で、セキュリティの観点から見ても便利な機能と言えるだろう。

電源は単4形電池2本を使用。電池の寿命はカタログスペックで最長1年という長さを誇る。本体サイズは420.90(幅)×112.60(奥行)×19.30(高さ)、重量は419.30g(電池を含む)。

右上にロックキーを搭載する。Ctrl+Alt+Deleteキーを押さずにロックできる

右上にロックキーを搭載する。Ctrl+Alt+Deleteキーを押さずにロックできる

キーストロークは実測で3mmほど。デスクトップパソコン向けキーボードとしては浅いが、ノートパソコンのキーボードよりも深くて、押しやすい。底に強く当る感触もない

底面の電池を収納する部分は、スタンドの役割も果たす。ペアリングボタンや電源ボタンは、電池を収納する部分の左右に備える

シンプルで万人向けの「Surfaceマウス」

Surfaceマウスは、左右ボタンとスクロールホイールで構成されたシンプルなマウス。マイクロソフトのマウスではおなじみの「BlueTrackテクノロジー」により、さまざまな場所で使えるのが売りの1つだ。解像度は1000ppi、フレームレートは4000fpsとスペックも充実している。Surfaceキーボードと同じく、こちらもBluetooth接続でWindowsパソコンやMac、Androidなどで利用可能。

Surfaceマウス

Surfaceマウス

マウスの表面はサラッとした仕上がりで、強めにクリックしてもがたつかない。本体サイズは64.16(幅)×115.16(奥行)×33.76(高さ)mmで、小さすぎず、大きすぎずといったところ。重量も90.9gと軽すぎず、重すぎず。クリック音は静かで、軽いタッチでクリックできる。ただ、金属製のスクロールホイールがやや重く、頻繁にスクロール操作をするような作業には向かないかもしれない。こちらも電源は単4形電池2本を使用し、電池寿命は最長1年。

本体サイズは64.16(幅)×115.16(奥行)×33.76(高さ)mm。大きすぎず、小さすぎない、よく考えられたサイズ感だ。重量も90.9gと重すぎず、軽すぎず。この“ちょうどよさ”が一番の特徴かもしれない

青色光源を使ったBlueTrackテクノロジーを採用し、きめの粗い木材の表面やカーペットの上でも利用できる

青色光源を使ったBlueTrackテクノロジーを採用し、きめの粗い木材の表面やカーペットの上でも利用できる

まとめ

Surface用のキーボードと言えばタイプカバーを思い浮かべるかもしれないが、今回のSurfaceキーボードはテンキーを備えたデスクトップパソコン向けだ。Surfaceマウスも比較的大きめで、持ち歩けなくはないが、机の上での利用を想定したもの。Surfaceシリーズは2in1タブレットなのになぜ? と思うかもしれないが、実はこの2つは、今年10月にマイクロソフトが米国で発表した28型液晶一体型デスクトップパソコン「Surface Studio」用のものだ。パソコン本体は国内で発売されるかどうかは不明だが、キーボードとマウスが先行して販売された形なのだ。キーボードとマウスが販売されるということは本体の販売もいやがおうにも期待しています。

価格.com最安価格はSurfaceキーボードが11,641円、Surfaceマウスが5,907円。どちらも比較的高級な部類に入る。両方を試して感じたのは、シンプルなデザインで、触り心地がよいこと。どちらも長時間使うものなので、触り心地は重要な要素と言える。ここにしっかりとこだわって作られたのが、今回のSurface キーボードとSurface マウスだ。また、打鍵感などの使い勝手に、クセがないのも特徴だ。ノートパソコンをメインに使っている人でも、デスクトップパソコン派という人でも、自然に使い始められるだろう。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

製品 価格.com最安価格 備考
Surface Keyboard WS2-00019 [シルバー] 10,800 Surfaceブランド初のBluetoothキーボード
Surface Mouse WS3-00007 5,054 Surfaceブランド初のBluetoothマウス
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2017.2.28 更新
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