いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ

スマホの写真サイズを変えてストレージ容量を節約する方法

このエントリーをはてなブックマークに追加

「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第27回は、スマートフォン(スマホ)で撮影する写真のサイズを変更する方法を紹介します。ストレージ容量の節約にもつながるで、容量不足で困っている人はぜひ試してみてください。

撮影する前に“解像度”を変更する

スマホを使っていて気になるのがストレージの空き容量だ。特に写真はファイルサイズが大きいため、バンバン撮影していると、あっという間に空き容量が少なくなってしまう。写真をこまめにパソコンにバックアップする(関連記事:スマホで撮った写真をパソコンに取り込む一番簡単な方法)、写真を「Googleフォト」などのクラウドサービスにアップロードするなどして、スマホの中にあるデータを削除する方法もあるが、まずはカメラアプリの設定を見直してみよう。

設定のポイントは写真の解像度だ。この場合の解像度とは、ピクセル数で表現される画像の大きさのことで、「3264×2448ピクセル」のように「横のピクセル数×縦のピクセル数」で表現される。

Androidスマホでは、この写真の解像度をカメラの設定で変更できる。解像度が低い(画像が小さい)ほうがファイルサイズが小さくなるので、それだけストレージ容量を節約できるのだ。たとえば、フェイスブックやツイッターのようなSNSに投稿する写真なら、スマホやWebブラウザー上で小さい画像として見るだけなので、解像度が低くても大して問題はない。

逆に高い解像度で撮影しておきたいのは、プリンターで印刷してフォトフレームに入れて飾りたいような、印刷したい写真だ。きれいに印刷するためには解像度が高いほうがよいので、ここぞというシーンを撮るときはなるべく解像度を上げて撮影しておこう。解像度と同時に写真の横:縦の比率が変わることがあるので、そこは注意が必要だ。

写真の解像度の変更方法は機種によって違う。ここではAndroid 6.0搭載のいくつかの機種の変更方法を紹介するので、自分のスマホでの変更方法を知っておこう。

「Xperia Z5」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)の場合

カメラを起動すると、歯車の形のアイコン(1)があるので、これをタップ。メニューが表示されるので、「解像度」(2)をタップする

設定できる解像度が一覧表示される。「MP」は「メガピクセル」の略で、()内は写真の横:縦の比率だ。解像度を下げたいなら小さい数字を選ぶ。この場合は「8MP(16:9)」が一番低い解像度。マニュアル撮影モードにすると、もっと細かく解像度を設定できる

「Moto G4 Plus」(モトローラ製)の場合

カメラを起動したら、ディスプレイの左端から右に向けてスワイプし、カメラの設定画面を表示する

カメラを起動したら、ディスプレイの左端から右に向けてスワイプし、カメラの設定画面を表示する

カメラの設定画面で、「写真サイズ(背面)」(1)をタップする。ちなみに、ここで「ストレージ」(2)をタップすると、写真の保存先を本体内蔵ストレージ(電話)にするか、取り付けてあるメモリーカード(microSDカード)にするかを選べる。本体内蔵メモリーに余裕がなければ、メモリーカードにしておこう

設定できる解像度が一覧表示されるので、好きなサイズを選ぶ。この場合の一番低い解像度は「16:9(6MP)」

設定できる解像度が一覧表示されるので、好きなサイズを選ぶ。この場合の一番低い解像度は「16:9(6MP)」

解像度の設定を変更できた

解像度の設定を変更できた

「ALCATEL ONETOUCH」(TCLコミュニケーションテクノロジー製)の場合

上記の「Moto 4G Plus」と同様、カメラを起動したら、ディスプレイの左端から右に向けてスワイプし、カメラの設定メニューを表示する

設定メニューの下にある、歯車型のアイコンをタップする

設定メニューの下にある、歯車型のアイコンをタップする

カメラの設定画面が表示される。ここで「サイズ」をタップする

カメラの設定画面が表示される。ここで「サイズ」をタップする

設定できる解像度が表示されるので、選んでタップする。ここでは「10M(16:9)」が一番低い解像度だ

設定できる解像度が表示されるので、選んでタップする。ここでは「10M(16:9)」が一番低い解像度だ

「iPhone」(アップル製)の場合

「iPhone」のカメラアプリは、Androidスマホのように撮影時に解像度を下げることはできないが、写真でストレージ容量を圧迫するのを避けるために、「iPhoneのストレージを最適化」という機能が用意されている。ストレージの空き容量が少なくなった場合に、写真と動画を最適化したバージョン(解像度を下げたもの)に置き換えるというものだ。フル解像度のバージョンは、アップルのオンラインストレージ「iCloud」に保存される。

このほか、「ポートレートモード」(「iPhone 7 Plus」のみ)やHDR(ハイダミックレンジ)で撮影した場合に、通常の写真を残さないように設定しておくのも、ストレージ容量を節約するためのひとつの手だ。なお、メールで写真を送りたい場合は、送信時にサイズを選べるので、必要に応じてサイズを変更しよう。

「設定」の中にある「写真とカメラ」という項目で、「iPhoneのストレージを最適化」を選ぶ。ここで「オリジナルをダウンロード」を選ぶと、フル解像度のバージョンをダウンロードできる

「ポートレートモード」やHDRを撮影する場合、通常の写真を残すかどうかを選択できる。加工目的や、各モードの仕上がりに不満がない場合は、通常の写真を残さないように設定すると、ストレージ容量の節約につながる

純正メールアプリでは、送信時に添付画像のサイズを小・中・大・実際のサイズの4つから選べる

純正メールアプリでは、送信時に添付画像のサイズを小・中・大・実際のサイズの4つから選べる

湯浅英夫

湯浅英夫

音楽、プラモ、鉄道、アニメ、腰痛など趣味の多い元ジャズミュージシャンライター。日経BP社、マイナビなど各社でIT・ネット関連を中心に執筆中。愛用の2in1ノートの画面にヒビが入ってタッチパネルが使えなくなってしまったのが最近の出来事。

このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
連載最新記事
連載記事一覧
2017.11.17 更新
ページトップへ戻る