Office、PDF、ファイル管理、手書きメモ

新社会人必見! 仕事に役立つ定番「iPad Pro」アプリ5選

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アップル「iPad Pro」は、ノートパソコン代わりに使えるタブレット端末の代表的なモデルだ。高性能なのはもちろん、「Apple Pencil」(別売)を使って手書き入力ができ、「Smart Keyboard」(別売)を使ったキー入力もできる。アプリを使えば、パソコンと同じようにマイクロソフトの「Office」やPDFファイルも扱える。新社会人の中には、タブレット端末をパソコン代わりに使おうと考えている人も少なくないだろう(なかにはスマートフォンで済ませてしまう人もいるかもしれないが……)。そんな人にとって、iPad Proはぴったりのモデルと言える。そこで今回は、新社会人やこれからiPad Proを仕事に活用しようと考えているビジネスパーソンのために、iPad Proにインストールしておきたい5つの定番アプリを紹介したい。

発売から約1年が経過し、価格もこなれてきたiPad Proの9.7インチモデル。一番安価な32GBのWi-Fiモデルの価格.com最安価格は58,377円(2017年3月8日時点)。発売時より14,000円ほど安くなっている。新モデルの噂もあるが、値ごろ感が出てきた今が買い時かもしれない

Officeは無料版で基本はOK! マルチタスク機能も便利

「Word」「Excel」「PowerPoint」といったマイクロソフトのOfficeは、仕事で使う超定番アプリだ。iPadには多くのOffice互換アプリがあるが、無料で使える本家の「Office for iPad」を使わない手はない。純正なので、パソコンのExcelで作成した複雑なグラフなども、崩れることなく表示できる互換性の高さが魅力だ。ただし、パソコン版とまったく同じではないので、その点は注意しておきたい。Excelはオートフィルやテーブル、関数まで使えるが、ピポットテーブルの新規追加やマクロの実行はできない。Wordは引用文献や文末脚注の追加と更新、それに文章校正などが利用できない。PowerPointでできないのはビデオやオーディオの追加や更新などだ。

Office for iPadは無料アプリだが、一部の機能は有料のプレミアム版を契約しないと利用できない。ファイルの閲覧・編集といった基本的なことは無料版でもこなせるので、まずは無料版を試して、必要に応じてプレミアム版にするかどうかを判断するといいだろう。

Office for iPadは、機動性を活かして、移動中や外出先で下書きを作成したり、作成済みの文書を修正したりといった使い方が適している。また、「iOS 9」以降に搭載されたマルチタスク機能(「Slide Over」と「Split View」)を使えば、PowerPointで作業しつつ、Excelで作成したグラフをコピーするといった作業も簡単に行える。さらに、iPad ProならSmart KeyboardとApple Pencilを使って、グラフにテキストを挿入したり、手書きで書いた矢印を自動でまっすぐにするといった加工や編集も瞬時に行える(下動画)。

Excel

パソコンで作成した手の込んだ図やグラムをほぼ正確に再現できるiPad用のExcel

Wordは無料版でも十分使える機能がそろっている。イメージを埋め込んだWordをiPadで開くと、文字送りがズレることもあるが許容できる範囲だ

PowerPointは、ゼロから作るのではなく、パソコンで作成したファイルを出先で見せるのが主要な使い方になるだろう。細かな文字修正などはできる

手書きの文字を素早くテキスト化してくれる「GoodNotes」

ビジネスシーンでは、会議の議事録、上司からの指示、取引先との打ち合わせ内容などメモを取る機会が多い。ペンと手帳、ペンと紙のノート、ノートパソコン、スマートフォンなどメモを取る道具は人それぞれだが、iPad ProとApple Pencilも強力なコンビだ。Apple Pencilは、追従性が高く、細い線も思い通りに引ける。iPad Proに直接差して15秒ほど充電すれば、約30分利用できるのも便利だ。

文字がきれいなら別だが、手書きの字が汚いと、後から読み返しにくく、共有もしにくいという欠点もある。それを解消してくれるのが「GoodNotes」(960円)というメモアプリ。手書きの文字を瞬時にテキスト化してくれるのがポイントで、その精度も非常に高い。テキスト化したものは、「メモ」アプリに保存したり、メールで送ったりできる。テキスト化しておけば、後から確認するのも簡単だし、編集も共有もしやすい。メモアプリとしての機能も充実している。まず、文字入力用の専用パネルを備えており、1マスに1文字をきれいに収めたいといった几帳面な方にもピッタリ。カメラで撮影した写真やオンラインストレージ内の画像などイメージも追加できる。イメージの拡大・縮小に加え、トリミングも可能だ。

文字入力用の専用パネルを使って、1マスに1文字をきれいに収められる。四角形や三角形などもきれいに作成できる

テキスト化したい手書き文字を選択して「変換」を実行すると……

テキスト化したい手書き文字を選択して「変換」を実行すると……

テキストに変換される。変換精度が非常に高く、文字の大小に関係なく正しくテキスト化できる

テキストに変換される。変換精度が非常に高く、文字の大小に関係なく正しくテキスト化できる

「Document 5」を使えばiPad Proでもパソコンのようにファイル管理できる

iPad Proにはファイルを管理するという概念がないため、複数のファイルをフォルダーにまとめて管理するパソコンライクな使い方はできない。パソコンのようにファイル管理をしたい場合はファイル管理アプリを使おう。「App Store」にはたくさんのファイル管理アプリがあるが、無料でありながら使い勝手がいいと人気なのが「Document 5」だ。PDFや写真、動画、音楽、Officeなど対応ファイルが多く、これさえあればほとんどのファイルを閲覧できる。メニューは画面左にまとめられており、新規フォルダーの作成、ファイルのコピー、移動などが可能。ファイルの一覧性が高く、検索もできるので、ファイルが増えても扱いやすい。複数のオンラインストレージに対応しており、パソコンとのデータのやりとりにも困らない。

Windowsパソコンでよく利用されるZIPファイルの圧縮・解凍にも対応。メールに添付されたZIPファイルもDocument 5があれば中身を確認できる。iPad Proのマルチタスク機能を使って、片方にDocument 5を、もう片方にメモアプリなどを開いて、作業することも可能だ。Document 5は、iPadを購入したら、とりあえずインストールしておきたい無料アプリだ。

パソコンのようにファイルを管理できるDocument 5

パソコンのようにファイルを管理できるDocument 5

パソコンのように新規フォルダの作成が可能。zip圧縮やファイルの統合などもできる

パソコンのように新規フォルダの作成が可能。zip圧縮やファイルの統合などもできる

正確な議事録を残すなら録音もできる定番アプリ「Notability」

「Notability」はロングセラーの定番メモアプリ。前述のGoodNotesと同様、多機能なメモアプリだが、一番の特徴はメモと同時に録音ができること。録音したものを再生すると、手書きやキーボードで入力したメモもシンクロして再現されるので、音と文字の2つでメモを振り返ることが可能。筆者のようなインタビューや発表会を取材する記者やライターにとっては、なくてはならないアプリの1つだ。もちろん、記者やライター以外でも、正確な議事録を残しておきたい人などにもNotabilityは便利なアプリと言えるだろう。

録音した音声とメモを書いた部分がシンクロして再生される。再生速度も調整可能

録音した音声とメモを書いた部分がシンクロして再生される。再生速度も調整可能。価格は1,200円

PDFファイルを扱うことが多い人には「PDF Expert 5」

iPad Pro上でPDFファイルを頻繁に利用する人には、少々値の張るアプリだが、「PDF Expert 5」(1,200円)をオススメしたい。PDFファイルに手書きの文字を書き込んだり、マーカーを付けたりできる、編集者やライターから絶大な支持を受けているアプリだ。Apple Pencilをサポートするのはもちろん、リストプロテクションが強力で誤操作がほとんどないのが魅力(右利き、左利きを設定する必要あり)。細かな文字も書きやすく、ハイライトを付けて、テキストでメモを取ることも可能。「DropBox」や「Google Drive」などオンラインストレージとの連携機能も備えている。万人向けではないが、PDFファイルを扱う業種の人にとっては便利すぎるアプリだ。

PDFファイルに注釈を付けられるPDF Expert 5

PDFファイルに注釈を付けられるPDF Expert 5

※アプリの価格は2017年3月8日時点

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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2017.8.23 更新
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