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アクアから、食材の鮮度を守る「旬鮮チルド」搭載の冷凍冷蔵庫「SV」シリーズ登場

2017年11月20日、アクアは、食材の鮮度をキープする「旬鮮チルド」を搭載した冷凍冷蔵庫「SV」シリーズを発表した。定格内容積415L、355L、272Lの3機種が用意され、2017年11月22日より順次発売予定となる。シリーズ最大容量の「AQR-SV42G」には、食品の冷凍焼けを抑制する「旬鮮フリーザー」も装備。ボディカラーは、チタニウムシルバー、グロスブラウンの2色展開となる。

定格内容積415Lの「AQR-SV42G」は、2017年12月中旬発売予定。市場想定価格は18万円(税別)

定格内容積415Lの「AQR-SV42G」は、2017年12月中旬発売予定。市場想定価格は18万円(税別)

定格内容積355Lの「AQR-SV36G」(左)は、11月22日より発売予定。市場想定価格は16万円(税別)。定格内容積272Lの「AQR-SV27G」(右)は、12月6日発売予定。市場想定価格は14万円(税別)

全サイズに、すばやく冷やしてうるおいを保つ「旬鮮チルド」搭載

「SV」シリーズは、全サイズに食材の鮮度をキープする「旬鮮チルド」を搭載している。チルドルームの冷気にうるおいをプラスする「HCS2-C フィルター」を搭載することで、「スピード冷却」と「チルドルーム内の湿度コントロール」を両立し、食材の鮮度をしっかり守るという。

チルドルームの奥にある「HCS2-Cフィルター」が、ドアの開閉時に外気の水分を吸収。吸収した水分を、運転中にうるおいとして室内に向けて放出する

チルドケースの高さは約15cmあるため、350ml缶を立てて収納可能。まとめ買いをした食材や厚みのある生鮮食品も保存しやすい

「旬鮮チルド」で3日間保存したスライスハムとスライスチーズを、冷蔵室で3日間保存したものと比較。スライスハムは約28%、スライスチーズは約47%も乾燥率が抑制できている

おいしさの“旬”を閉じ込める「旬鮮フリーザー」(「AQR-SV42G」のみ)

「旬鮮フリーザー」は、シリーズ最大容量の「AQR-SV42G」にのみ、冷凍室のユニットとして組み込まれている機能。食材のうま味や食感を損なう霜を抑制する。

従来の冷凍室は、霜取り運転時など、庫内の温度変化によって食材から抜けた水分が霜となり表面に付着することが多かった。「旬鮮フリーザー」は、霜取り運転時に暖かい空気が冷凍庫内へ入ることを防ぐ「アンチフロスト機能」により、食材の乾燥や霜つきを抑え、作り置き料理の風味やアイスクリームのなめらかさなど、冷凍食品のおいしさを守るという。

通常運転時は冷気をファンで送り込み、庫内を冷却。霜取り運転時はファンのカバーを閉じることで、外の暖かい空気が庫内に侵入するのを防ぎ、庫内の温度上昇を抑制する

「旬鮮フリーザー」で3か月間保存した豚ひき肉と豚ロース肉を、一般的な冷凍室で保存したものと比較したところ、豚ひき肉は約15.3%、豚ロース肉は約21%も乾燥率が抑制できたという。また、「旬鮮フリーザー」で保存したものは霜がほとんどついていない

「旬鮮フリーザー」と一般的な冷凍庫でそれぞれ3か月間保存した「ガリガリくん」(アイス)の硬さを数値化したもの。一般的な冷凍庫で保存したものは硬さが4倍ほどになっているが、「旬鮮フリーザー」で保存したものは、購入したばかりのものに近い値を保つことができている

大幅な省エネ化&デザインにもこだわり

「SV」シリーズは、すべての機種に高効率インバーターコンプレッサーを装備。さらに定格内容積415Lモデル、355Lモデルには、真空断熱材を採用することで従来モデルと比べて年間約34%の消費電力量削減を実現しているという。また、大型の取っ手を採用するなどデザインにもこだわっているだけでなく、キッチンスペースを有効活用できるよう、大容量のオーブンレンジなども置ける「耐熱 100℃トップテーブル」を上面に採用した。

握りやすいグリップハンドルを採用。ハンドルの両サイドを曲線にすることで安全性にも配慮した

握りやすいグリップハンドルを採用。ハンドルの両サイドを曲線にすることで安全性にも配慮した

引き出し部の上面はフラットなデザインにすることで汚れがたまりにくく、掃除もしやすい

引き出し部の上面はフラットなデザインにすることで汚れがたまりにくく、掃除もしやすい

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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