レビュー
使い勝手ともみ感が向上した新モデルを使ってみた

自宅でお尻まわりをマッサージ!コードレスで使える「骨盤おしりリフレ」が気持ちいい


お尻まわりをマッサージするパナソニック「骨盤おしりリフレ」の存在は知っていましたが、正直、お尻や腰が疲れている感じもないので興味はありませんでした。しかし、人からすすめられて試してみたところ、想像以上に気持ちいいだけでなく、寝つきまでよくなってビックリ! そんな骨盤おしりリフレの最新モデル「コードレス 骨盤おしりリフレ EW-RA79」を紹介します。

マッサージ力がアップ&使いやすくなった新モデル

骨盤おしりリフレは、お尻まわりから太ももまでを空気圧でマッサージするエアーマッサージャー。エアーバッグが内蔵されたベルトを巻き付け、そのエアーバッグに空気を送ってふくらませることで身体の部位を締めつけ、空気を抜いて緩めるという動きを繰り返してマッサージします。これにより、疲労回復、血行促進、筋肉の疲れを取る、筋肉のコリをほぐす、神経痛や筋肉痛の痛みをやわらげるといった効果が得られるのだそう。また、エアーバッグの大きさや形状、配置する場所、送り込む空気の量やふくらませるタイミングなどを複合的に調整することで、人の手でマッサージされるような心地よさを実現しているそうです。

骨盤おしりリフレを広げた状態。お尻まわりや太ももに巻き付け、サイドにある2つのベルトで固定します。上ベルトの幅は1,300mmで、下ベルトの幅は1,260mm

面ファスナーで固定するので、体型にあわせてフィットさせることができます。巻きつけ可能な周囲は約80〜110cm

EW-RA79は、2015年に発売された初代「EW-NA75」を改良した2世代目となります。大臀筋の付け根への効果を高めるエアーバッグを2個追加し、エアーバッグの面積を従来モデルより40%増すとともに、お尻下に配置される「ヒップストッパー」を硬い素材からウレタン素材に変更することで、ホールド力とマッサージ力をアップ。さらに、計14個配置されているエアーバッグの一部を二重に重ねることにより、骨盤まわりの筋肉(梨状筋・中臀筋・大臀筋)をあらゆる方向から力強くマッサージできるようになったといいます。

前モデルよりエアーバッグの数が増えたことで、お尻まわりを包み込む布も広くなりました。お尻への密着度を高め、エアーバッグの力が的確に伝わるように立体的な縫製を採用しているのだそう

14個のエアーバッグは、このように配置。(7)が二重に配置されているエアーバッグです

14個のエアーバッグは、このように配置。(7)が二重に配置されているエアーバッグです

それぞれのエアーバッグが、梨状筋、中殿筋、大殿筋、骨盤前の筋肉、太もも後側の筋肉、太もも外側の筋肉に圧をかけてマッサージします

「おしりの下に当てる」と記された部分にあるのが「ヒップストッパー」。前モデルにも装備されていましたが、素材がウレタンに変わったことで、お尻の筋肉がよりホールドされるようになりました

そして、新モデル最大の進化点はコードレスでも使えるようになったこと。従来どおりAC電源に接続して使うこともできますが、コードレス仕様のほうがわずらわしさを感じずに済みます。さらに、前モデルでは空気を送るポンプが内蔵された操作部と本体はホースで接続されていましたが、新モデルはホースのないスッキリとしたデザインとなりました。

前モデルは電源コードが必要だったうえ、操作部もホースで接続しなければなりませんでした

前モデルは電源コードが必要だったうえ、操作部もホースで接続しなければなりませんでした

電源コードやホースがあるとマッサージを行う際にじゃまになるほか、ちょっと動きたい時にもサッと行動できません

いっぽう、新モデルの操作部は直接本体に装備され、ホースはない状態に

いっぽう、新モデルの操作部は直接本体に装備され、ホースはない状態に

さらに、駆動方法はAC電源と単3形電池(4本)で選択可能。乾電池を使用する場合、充電式ニッケル水素電池が推奨されています。充電式ニッケル水素電池を使用した場合、1回の充電で約12回マッサージが行えるとのこと

コードレス仕様なら準備もカンタン! 電源コードやホースもないので使用中に動きを制限されないのでストレスもありません。骨盤おしりリフレを巻いたまま移動することも余裕でできます

骨盤おしりリフレのマッサージを体験してみよう!

用意されているマッサージコースは、骨盤おしりまわりをマッサージする「しめつけ」「もみほぐし」「ひきあげ」と、太ももをマッサージする「つぶしもみ」の4種類。コースごとにエアーバッグをふくらませる量やタイミングを変えたプログラムが搭載されており、それぞれで異なるもみ感を体験できます。強さも「強」「中」「弱」で切り替え可能。

コースを選択して、電源ボタンを押せばマッサージが始まります。全コースともマッサージの時間は10分。10分経過すると、運転は自動停止します。エアー圧力は「強」が約47kPa、「中」が約39kPa、「弱」が約27kPa

下の動画はマッサージ中の様子。14個のエアーバッグが異なるタイミングでふくらんだり、しぼんだりしています。「強」モードでの運転ですが、ふくらみはかなり大きく、強力に締めつけられそう。コードレス仕様/AC電源ともに空気圧のパワーに差はありません。

●骨盤おしりまわりのマッサージコース「しめつけ」

「しめつけ」コースは、骨盤まわりの梨状筋、中臀筋、大臀筋を360°からしめつけてマッサージするもの。立った状態、座った姿勢、仰向けに寝転んだ状態で使うといいそうです。

腰付近に装着された操作部の扱いやすさは上々。前モデルのように手で持たなくていいので、動線も短くて済みます

実際に試してみると、エアーバッグがふくらみギューッと締めつけられます。その締めつけは想像以上だったようで、初めて使用した価格.comマガジン編集部員が思わず「おー!」と声を上げてしまうくらいパワフル。座った姿勢で使用したので下の動画のように外観はほとんど変化していないように見えますが、エアーバッグは大きくふくらんでおり、内側(体のほう)に全方位から圧がしっかり伝わってきます。それでも運転音は小さいので、会話やテレビ視聴のじゃまになることはないでしょう。

締めつけが強いことにビックリしましたが、ここまではある程度、想定内。血圧計の腕に巻く部分みたいな感じで圧がかかってくるのだろうと思っていたのですが、その後の動きがすごかった。エアーバッグのふくらみ方が変わり、締めつけながらお尻の上のほう(腰の下あたり)が押されるようになると、人の手で施術されているような心地よさに変わってくるのです。続いて始まった、お尻まわりの両サイドを下から上に押し上げるような動作は、手根(手首に近い手のひらの部分)でグッと押されている感覚。空気圧で、これほど細やかでリアルなもみ感が得られることに驚きました。

●骨盤おしりまわりのマッサージコース「もみほぐし」

続いて、「もみほぐし」コースも体験してみました。といって、同じ部位のマッサージは1日1回のみ(10分以内)しか行えないため、別日に実行。もみほぐしコースも骨盤まわりの筋肉に作用するものですが、しめつけコースとは異なり、締めつけるのではなく、もみほぐすマッサージとなるそうです。使用時の姿勢は、立った状態、座った状態、仰向けに寝転んだ状態がよいとのこと。

今回は、仰向けに寝転んでマッサージしてみました

今回は、仰向けに寝転んでマッサージしてみました

しめつけコースとどの程度違うのかという点が気になっていたのですが、あきらかに別物。エアーをふくらませる←→緩めるの切り替えが多く、しめつけコースのようにめいっぱい加圧した状態で停止する動きはなく、締めつけ感は控えめです。一部に圧をかけながら、サイドを転がすようにマッサージされる感がよく行われている印象。個人的には締めつけて抜く感じが気持ちいいので、しめつけコースのほうが好きかも。

イメージ的にはまさにこんな感じ。前側がグッと押される感もありました

イメージ的にはまさにこんな感じ。前側がグッと押される感もありました

●骨盤おしりまわりのマッサージコース「ひきあげ」

「ひきあげ」コースは、お尻まわりにある梨状筋と大臀筋を外側から中心に押し上げるマッサージ。新モデルで素材がウレタンに変更されたヒップストッパーが効いてきそうですね。このコースは立った状態か、うつぶせで寝転んで実行するのがよいそうです。

うつぶせに寝っ転がるこの姿勢が、もっともリラックスしやすかったです

うつぶせに寝っ転がるこの姿勢が、もっともリラックスしやすかったです

「ひきあげ」というだけに、下から上に押し上げる動きとサイドに手を添えてグーッと押すような動きが中心。その際、ヒップストッパーがガッチリお尻の筋肉をホールドしているのも感じられました。また、サイドを下から上に転がすような動きもあり、お尻全体が力強くグイグイほぐされます。しめつけコースより時間は短めですが、エアーバッグを大きくふくらませたタイミングで止めて締めつける感もしっかりあり、緩急による気持ちよさもたっぷり。比較的、お尻下のほうに圧がかかったままマッサージされる印象です。

●太もものマッサージコース「つぶしもみ」

太ももをマッサージするコースは1種類のみ。「つぶしもみ」コースは太ももの外側と前後の筋肉をつぶして、もんでくれます。骨盤おしりリフレを太ももに巻いてマッサージするので、座った姿勢で使うといいでしょう。

ベルトを太ももに巻き付けて使用。小柄な女性に装着してもらったので下ベルトが余っているように見えますが、しっかりホールドされています

お尻まわりよりも太もものほうが細いので、十分な締めつけを得られるかという点が気になっていましたが、強力さは変わらず。下ベルトをクロスして装着しているおかげかもしれません。太ももがギューと締めつけられ、空気圧を抜いていくと、本当にほぐされている感がします。普段、ヒールなどを履いて足が疲れている価格.comマガジン編集部員は、特に太もものコースが気に入ったそう。

お尻まわりのマッサージの際にも、下ベルをクロスさせて巻くとお尻の引き上げ効果が高まります

お尻まわりのマッサージの際にも、下ベルをクロスさせて巻くとお尻の引き上げ効果が高まります

【もう少し効かせたい時】ほぐしパッドを使おう!

すべてのコースを「強」モードで試しましたが、痛くて耐えられないことも物足りないこともなく、ちょうどいいくらいでした。もし、もっとピンポイントで効かせたい部分があるようなら、付属の「ほぐしパッド」をベルトに差し込めば、より効果的に圧が伝わります。

パワフルな空気圧に加え、突起で押されるので、そのもみ感は相当なもの。狙いたいポイントがあるなら、エアー圧の強さを調整してほぐしパッドを使うとちょうどいい気持ちよさにできるでしょう

まとめ

骨盤おしりリフレを使って、まずビックリしたのは締めつけの強さ。コードレス仕様だとそこまで強力に圧はかけられないだろうと思っていたので、衝撃でした。価格.comマガジン編集部の男性スタッフにも使ってもらいましたが、力強い締めつけに「お、効く……」という声が漏れたほど。しかも、この男性、定期的に整体に通っているそうで、そのような人が効くと言うくらいなのですから、骨盤おしりリフレのマッサージ力はなかなかのものと言えるでしょう。筆者はというと、どこの部位も凝っている感はありませんが、骨盤おしりリフレを使って「気持ちいい」と感じたということは、気付かないうちに筋肉が硬くなって疲労が蓄積していたのかもしれません。人が行うマッサージとまったく同じ感覚が得られるワケではありませんが、細部に効かせられるように非常によく工夫されていると思います。

ブラックモデルもラインアップされているので、男性も骨盤おしりリフレをちゅうちょせずに使えます。こんなふうに、仕事しながら使うのも可能

運転時間は10分ですが、マッサージを終えたあとは腰まわりが軽くスッキリとします。また、マッサージ中、体がポカポカになるのもあげておきたいポイント。これは、今回試した3人全員が体感したことなので、圧迫と弛緩を繰り返す骨盤おしりリフレにより、血行がよくなっていると言えるのではないでしょうか。さらに筆者は、体が温かくなるとともに眠気が襲ってきてきました。仕事中にレビューしていたので、寝ることもできず大変でしたが(笑)。就寝前に使うと寝つきもよくなりそうです。

腰まわりをマッサージするマッサージャーはいろいろなメーカーから発売されていますが、骨盤おしりリフレは使用時も未使用時も場所を取らないのでじゃまになりません。コードレスでも使えるようになったので、準備や後片付けのしやすさ、使い勝手が向上しただけでなく、好きな場所で使いやすくもなりました。正直、前モデルより断然いいので、買い換えても満足できるはずです。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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