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洗濯機、いつもありがとう。

ハイターですっきり! ドラム式洗濯乾燥機の大掃除をしてみた

最近はいつもより家で過ごす時間が長いので、部屋の掃除や断捨離がはかどっているという方も多いでしょう。しかし、ステイホームも長くなってくると、部屋もきれいになったし、断捨離もやりつくした! ということで今回は、ちょっと手を広げて、洗濯機の大掃除にトライ! 掃除するのは、自宅で使用しているドラム式洗濯乾燥機です。
※ご自宅の洗濯機を掃除する場合は、故障などに気をつけ、自己責任にて行ってください。

使用歴5か月の、ドラム式洗濯乾燥機「NA-VX800A」(パナソニック)。日頃の感謝の気持ちを込めて掃除します

使用歴5か月の、ドラム式洗濯乾燥機「NA-VX800A」(パナソニック)。日頃の感謝の気持ちを込めて掃除します

掃除法の参考にしたのはこちらの記事。縦型洗濯機を掃除する場合は、こちらのほうがわかりやすいです。なお、お使いの洗濯機の取扱説明書に、お手入れについての記載がありますので、お掃除前にそちらにも必ず目を通しておいてください。
<関連記事>洗濯王子に聞く! 意外と知らない「洗濯機の掃除法」

歯ブラシ・タオル・衣類用漂白剤があれば準備OK! 始める前に、溜まった洗濯を済ませておくのを忘れずに

まずは、必要なアイテムを用意しましょう。ドラム式洗濯機を掃除する際、必ず用意したいのは、歯ブラシ、タオル、衣類用漂白剤です。歯ブラシとタオルは細かいパーツや筐体の掃除に、衣類用漂白剤は、洗濯槽のクリーニングに使用します。衣類用漂白剤ではなく、専用の洗濯槽クリーナーでももちろんOK。

今回は衣類用「ハイター(塩素系)」を用意。歯ブラシやタオルなどは、使い古しで大丈夫です

今回は衣類用「ハイター(塩素系)」を用意。歯ブラシやタオルなどは、使い古しで大丈夫です

衣類用漂白剤は塩素系? 酸素系?

衣類用漂白剤には塩素系と酸素系のものがありますが、今回は掃除をする「NA-VX800A」の取り扱い説明書にのっとり、塩素系をチョイスしました。

一般に、塩素系は酸素系よりも殺菌力が強いとされ、汚れを溶かして落とし、菌の繁殖を防ぐ効果も。酸素系は、洗濯槽に付着した汚れをはがし落としてくれます(ワカメのような汚れが出てくるアレ)。どちらを使用するかは、使用している洗濯機の取り扱い説明書などを確認して選んでください。

塩素系漂白剤(左)と酸素系漂白剤(右)。衣類用の漂白剤は専用の洗濯槽クリーナーより安価なうえ、残りを洗濯に使用できて一石二鳥

溜まった洗濯物は先に済ませて

洗濯機の掃除は時間がかかります。少なくとも半日は洗濯機を使用できなくなるのを覚悟し、余裕を持って行いたいところ。先に洗っておきたい洗濯物がある場合は、掃除を始める前に片付けておきましょう。

洗濯槽は最後! 細かいところからきれいにしていきます

プロの業者に行ってもらう場合はまた変わってくるでしょうが、洗濯機の掃除を自力で行う場合、掃除をするのはおもに下記の3か所。掃除する順番も、(1)→(2)→(3)の順で行うとスムーズです。

(1)洗剤投入ケース、ごみ取りネット、乾燥フィルター、排水フィルターなど
(2)フタの裏やパッキンの裏、洗濯層のフチなど、陰になる場所
(3)洗濯槽

では、順にやっていきましょう!

(1)乾燥フィルター、排水フィルター、洗剤投入ケースなど

まずは、乾燥フィルター、排水フィルター、洗剤投入ケースなど、細かいパーツをきれいにしていきましょう。外せる部分は外してぬるま湯につけ、歯ブラシでこすって汚れや固まった洗剤や柔軟剤を落とします。

これらのパーツの汚れは洗濯物に直接触れない部分なので油断しがちですが、洗濯物に付着したり、ニオイの元になることもあるそう。また、汚れが溜まることで運転時間や乾燥時間が長くなるなど、電気代が余分にかかってしまうこともあります。

各パーツの位置は大体このあたり

各パーツの位置は大体このあたり

乾燥フィルターは使用のたびにゴミを取ることが推奨されている場所。まずは普段通りのケアをします

乾燥フィルターは使用のたびにゴミを取ることが推奨されている場所。まずは普段通りのケアをします

ティッシュや固く絞ったタオルなどでぬぐうと、ほこりがするりと取れます。気持ちいい! 汚れが溜まってフィルターの目が詰まっている場合は、フィルターを傷めないようにぬるま湯でやさしく洗い、しっかり乾かします

今回は大掃除ということで、本体側のほこりも一掃! 専用のおそうじブラシがあればよいのですが、ないので今回は固く絞ったタオルで拭いてみると、大きなほこりのかたまりがごそっと取れました

続いて、排水フィルターを外します

続いて、排水フィルターを外します

洗剤や柔軟剤の投入ケースも外します。「NA-VX800A」には洗剤自動投入機能が搭載されているので、自動投入用のケースも外します

外したパーツはさっとゆすいだ後ぬるま湯につけ、歯ブラシでやさしくこすります。洗剤などは特に使用しなくても、十分きれいになります

しっかり乾いたら、元の位置にセットし直します。これで細かいパーツの掃除は完了

しっかり乾いたら、元の位置にセットし直します。これで細かいパーツの掃除は完了

(2)フタの裏やパッキンの裏など、見えにくい場所

次は、フタの裏やパッキンの裏など、普段は目に付かないものの、ほこりや洗剤カスなどが溜まりやすい場所を拭いていきます。タオルを手に巻き付け、しっかり拭き取りましょう。手が届かない部分は、歯ブラシでやさしくこすってもOKです。

タオルを手に巻きつけて使用します。広い部分は手の全体を、細かい部分は指先を、という風に使い分けましょう

パッキンの裏をタオルでぐりっと一周させると……

パッキンの裏をタオルでぐりっと一周させると……

使用歴5か月の洗濯機ですが、こんなにほこりが取れました!

使用歴5か月の洗濯機ですが、こんなにほこりが取れました!

外れないパーツに洗剤や柔軟剤がこびりついてしまっている場合は、60℃くらいのお湯をかけて溶かしてからこするという手もありです(濡れてもよい場所限定。お湯の温度が高すぎると故障の原因になるので注意)

(3)洗濯槽は、専用の洗浄コースがあれば簡単

最後に、いよいよ洗濯槽を洗っていきましょう! 衣類用漂白剤の成分を洗濯槽に行き渡らせ、汚れやカビを落としていきます。ドラム式洗濯機には「槽洗浄コース」などのお掃除専用コースが搭載されていることが多いので、搭載されている場合は、説明書にならってそのコースを使用するのがよいでしょう。

「NA-VX800A」には塩素系漂白剤を使用して槽洗浄するコースがあるので、使用しました。塩素系漂白剤を直接洗濯槽に入れ、「槽洗浄コース」をスタートさせるだけ。洗浄から乾燥まで、約11時間(3時間コースもあり)で完了するコースです

【!!注意!!】塩素系の漂白剤は酸性のもの混ぜると、猛毒の塩素ガスが発生する可能性がありとても危険です。絶対に混ぜないように! また、使用する場合は必ず換気を行ってください

専用コースがない場合は、洗濯槽にバケツ1杯分ほどのお湯(40〜60℃)を入れ、そこに衣類用漂白剤を加えます。時々ドラムを回しながら洗濯槽全体に漂白剤の成分を行き渡らせながら、最低2〜3時間(できれば8時間ほど)置いておきましょう。「つけおき洗い」のコースなどを利用すると便利な場合もあります。

バケツ1杯分(10Lほど)のお湯を投入

バケツ1杯分(10Lほど)のお湯を投入

使用量の目安は、「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)は、水10Lに対し50g」「塩素系漂白剤は、水10Lに対し50cc」です。洗濯槽専用のクリーナーを使う場合は、パッケージの規定量に従いましょう

つけ置きをしている間は、洗濯機の外側や下を掃除すれば、時間を有効活用できます。固く絞ったタオルなどで、さっと拭くだけでも見違えます。

本体の奥側などは、思った以上にほこりや汚れがたまっています

本体の奥側などは、思った以上にほこりや汚れがたまっています

操作部や扉など、触れる機会が多い場所は、指紋や皮脂が付いています

操作部や扉など、触れる機会が多い場所は、指紋や皮脂が付いています

十分につけ置いたら、衣類を入れずに「洗い」→「すすぎ」→「脱水」で運転させれば完了です!

漂白剤のにおいなどが気になる場合は、さらに1回運転させればより安心

漂白剤のにおいなどが気になる場合は、さらに1回運転させればより安心

洗濯機の掃除は月1回の習慣に。まずは時間のある今のうちにトライ!

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と違い、「洗濯槽の汚れがワカメみたいに浮いてきた!」という成果を目視できないため、正直の快感のほどはいまひとつですが、気持ち的にはとてもすっきりしました。

実は、洗濯機の掃除頻度の目安は月1回。これから暖かくなって、カビの発生もより心配になる季節です。洗濯機の大掃除は難しくはないものの、つけ置きに時間がかかるので、時間に余裕がある間に、まずは一度トライしてみてはいかがでしょうか?

※ご自宅の洗濯機を掃除する場合は、故障などに気をつけ、自己責任にて行ってください。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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