在宅時間が長くなり、体重が気になっているという人も少なくないはず。日々の健康管理で体重のチェックは欠かすことができないだけに、一家に1台は体重計・体組成計を備えておきたいものです。最近の製品には多くの体組成項目を測定し、スマホアプリと連動して測定データを管理できるものもあり、効率的な健康管理に役立てられます。そこで、家電製品の専門家が体重計・体組成計の選び方のポイントを目的別に解説。おすすめの製品を紹介します。
<監修> デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
1973年生まれのデジタル&家電ライター。PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開し、寄稿先は多岐にわたる。調理家電のテストの空間「コヤマキッチン」にて、メディアに向けて実際の検証に基づく情報を発信。「米・食味鑑定士」資格を保有。企業のコンサルティングやアドバイザーなども務める。
50代を迎えて健康に対する意識が高まり、健康管理やダイエットのためにも体重計にはこまめに乗るように心がけている。いろいろな製品を試したが、現在はアンカーの「Eufy Smart Scale P2 Pro」を愛用中。
「体重計」は体重のみを測定する機器のことを指します。これはアナログメーターやデジタル表示で体重を計測するシンプルな機器で、病院や公衆浴場など、多くの場所で使われています。
これに対して「体組成計」は、体重に加えて体脂肪率や内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢などが測定できる製品のこと。足裏から微弱な電流を体に流し、その電気抵抗値から体脂肪率や筋肉量などを測定します。体組成計なら、同じ体重でも筋肉が多いのか、脂肪が多いのかがわかり、より効果的な健康管理やダイエットができます。
最近は、スマートフォンと連携して記録したデータを、アプリに転送できる体重計・体組成計が増えています。計測したデータは専用アプリやスマートフォンのヘルスケア機能で管理でき、歩数や消費カロリーなどとまとめて確認できます。
「スマホと連動して測定データをアプリ上で管理できる体重計・体組成計は、Wi-FiやBluetooth経由でスマートフォンに自動で測定データを転送し、スマホアプリ上でグラフやチャートを確認できるので、計画的な健康管理に役立ちます」
また、体重計・体組成計のなかには、両手からも微弱な電気を流すことで、四肢の筋肉量など、より正確な身体情報が分かるアスリート向けモデルもあります。
【体重計・体組成計で測定できる主なデータ】
体重/体脂肪率/BMI/内臓脂肪レベル/筋肉量(骨格筋量)/基礎代謝量/体内年齢/推定骨量/水分量/皮下脂肪量/体幹バランス など
なお、体重計・体組成計の測定値は、測定のタイミングや状態により変動することがあります。正確に測定するには、常に同じ時間と状態で行うようにしましょう。一般的には、食前かつ入浴前の測定が推奨されています。これは、食事や入浴により体内の水分量や体温などが変化し、体組成の測定値に影響が出るためです。
日々の健康管理のために体重計・体組成計の購入を考えているなら、価格帯が安いものでもなるべく多くの情報を計測できる体重計・体組成計を選ぶのがおすすめ。3,000円台の体重計・体組成計でも、体脂肪率や内臓脂肪レベル、肥満度を見るBMI、生命維持に最低限必要なエネルギーである基礎代謝を測定できるものがあります。
「体脂肪率などを知ることで、体重やBMIだけでは見えてこないことが分かることもあり、より健康管理の手助けになります」
ダイエットを始めたい、またはすでに行っている人には、体脂肪率や皮下脂肪率、内臓脂肪レベルや基礎代謝などをきめ細かく計測できる体重計・体組成計がおすすめです。ただ体重を減らすのではなく、骨格筋を増やしながら体脂肪や内臓脂肪を減らすことで、より太りにくい体が作れます。
また、中長期的なダイエットのために欠かせないのが、身体の変化をしっかりと記録すること。スマホ連携機能を搭載する体重計・体組成計なら、計測した身体データの変化をスマホやスマートウォッチのアプリ上で表示したり、運動データと組み合わせて管理したりできるので、細かく進捗を確認しながらダイエットが行えます。
「より細かい体重の変動を把握するためにも、50g単位で体重を測定できる体重計・体組成計がおすすめ。また、ダイエットの進捗管理を行ううえでは、スマホアプリ連動型が有利。毎日の測定結果を見える化することで、ダイエットのモチベーションを維持する効果も期待できるからです」
筋トレを行いたい、またはすでに行っている人なら、体の部位(右腕、左腕、右脚、左脚、体幹部)ごとの体脂肪率や筋肉量が測定できる体重計・体組成計がおすすめです。
価格帯は1万円〜4万円程度と幅広く、計測できる項目や、機能、精度に違いがあります。なかには、測定項目が20項目を超えるものも。こうした体重計を活用して、体の部位ごとに骨格筋の付き方を意識した筋トレを行うことで、より効果的なトレーニングができます。
「筋肉量に加えて、独自に筋肉の質を評価する「筋質点数」が算出できる製品や、アスリートモードを搭載する製品もあります。こういった機能も筋トレのモチベーション維持に有効。なお、筋トレ向けのモデルは、細かな進捗管理が重要になるので、大半の製品がスマホアプリ連動型となっています」
体重計・体組成計を選ぶときは、必要な機能を確認しましょう。特に、測定できる項目や前回の計測値を記録するメモリー機能や、家族で使い分けができる複数人登録機能、スマホ連携機能の有無をまずチェック。
家族で利用する場合は、ユーザーの切り替え機能があるモデルを選びましょう。身長や年齢などの設定に合わせてBMIなどが算出できます。ユーザーの切り替えはボタンを押すタイプのほか、自動認識ができるモデルもあります。
体重計・体組成計に乗るだけで電源が入り、計測できる機能。いちいち電源スイッチを入れる必要がないので、入浴の前後に自然に体重の計測ができます。
体重の計測後に前回の計測値を表示する機能。毎日の体重の増減がわかります。
BluetoothやWi-Fiでスマホ、クラウドと連携する機能。計測した体重や各種データはスマホアプリで管理でき、体重の増減をグラフなどで表示できます。
アスリートは筋肉量が多いため、通常の体重計・体組成計では正しく計測できないことがあります。アスリートモードを搭載した体組成計なら、鍛えている人でも正しく計測できます。また、四肢の筋肉量を細かく計測できるモデルもあります。
体重計・体組成計本体の大きさや薄さも使い勝手を左右します。体重計・体組成計を使うときの設置場所に加えて、使わないときの収納場所も事前に考えておきましょう。家具の隙間に立てかけ収納ができる体重計・体組成計を選ぶのもよいでしょう。
「最新の体重計・体組成計は、昔ながらのアナログメーターを用いた体重計と比べて、薄型・コンパクトなものが多くなっています。コンパクトなものは収納が少ないひとり暮らしの住まいにも導入しやすいので、製品選びのポイントにするとよいでしょう」
価格.comの「体重計・体脂肪計・体組成計」カテゴリーにおける、アクセス別のメーカーシェアを見ると、タニタやオムロンのシェアが高いことがわかります。また、スマホ連携モデルの増加に伴い、ANKERやHUAWEIなど、電子機器や通信機器をメインに扱うメーカーのシェアも増えています。バスマットタイプの体重計を扱うissinなど、ユニークなメーカーも。
オムロングループの中で、体温計や体組成計などのヘルスケア製品を担当するブランド。体組成計では「カラダスキャン」シリーズをラインナップしています。
また、部位別で細かく測定できる両手両足測定タイプの体組成計も用意。シンプルな体重計もiPhone/Androidスマートフォンアプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」との連携に対応しています。
世界で初めて体組成計を製造・販売した測定機器メーカー。針で体重を示すアナログタイプの体重計から、多機能モデルの体組成計まで数多くのラインアップを用意しています。
体組成計では独自の高精度測定技術「TANITA 4C Technology」を採用。50g単位での計測ができるモデルもあります。Bluetooth/Wi-Fi対応モデルでは健康管理アプリ「ヘルスプラネット」と連携できます。
中国の通信機器メーカー。日本国内ではスマートウォッチやパソコン、タブレットなどを中心に製品を展開しています。体組成計は、スマートウォッチの周辺機器としてラインアップ。スマートウォッチなどで取得した活動記録とともに、体組成データを管理できます。
価格.comの「体脂肪計・体重計」カテゴリーにおける人気売れ筋ランキングを基に、健康管理、ダイエット、筋トレの目的別におすすめの体重計・体組成計を厳選しました。
ユーザー登録した人の中から自動で測定者を認識し、測定から結果表示までを自動で行う「乗るピタ」機能を搭載。立てかけて収納すると生じる誤算を自動で補正する機能もあり、収納した状態からでもすぐに測れます。大型のディスプレイで表示が見やすいのも特徴。5人までユーザー登録ができます。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜150kgまでは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢
登録人数:5人
通信機能:なし
文字高30mmの大型表示のため、立ったままでも測定結果を見やすいです。体脂肪率や内臓脂肪レベルなどはスクロールで表示。乗るだけで計測できて手軽です。ディスプレイの下にボタンを配置しており、操作がしやすいのもポイント。「アスリートモード」を搭載しているため、1週間に12時間以上のトレーニングや本格的な競技を行っている人でも正確に測定できます。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜150kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢
登録人数:5人
通信機能:なし
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「手ごろな価格で購入でき、アスリートモードや乗るピタ機能を備えるなど、コストパフォーマンスにすぐれています。ボタン操作がわかりやすいのもポイントです」
8日以上体重を測定していないと、測定していないユーザーの個人番号を表示する「おさぼり番号表示」機能付き。家族やカップルなどで声をかけ合えるので、体重管理を続けやすいです。測定したデータはBluetoothでスマホアプリ「ヘルスプラネット」に転送可能。スマホの画面でデータの管理ができます。体重は50g単位で測定できるため、細かな変化も確認可能。体脂肪率やBMIは6歳から測定できます。
【基本スペック】
最小表示:50g(100〜150kgは100g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、推定骨量
登録人数:5人
通信機能:Bluetooth LE
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「50g単位で細かく体重の測定が可能。アスリートモードを備えており、トレーニングにも活用できます。スマホアプリと連動するので、スマホで測定データを管理できます」
最大4人分のデータが登録でき、過去の測定結果から誰が乗ったのかを自動認識してくれる体組成計。体年齢や内臓脂肪レベルなどを含めた7項目が測定できます。大型のディスプレイを搭載しており、大きな文字で計測結果を表示できるので、乗ったままでも各種通知が見やすいのがポイント。本体の厚みが28mmのスリムデザインとなっており、ちょっとした隙間に収納できます。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜135kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、基礎代謝、骨格筋率、体年齢
登録人数:4人
通信機能:なし
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「6歳から体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝が測定できるので、家族で共用するのに最適。項目別の数値やレベル判定から、体重だけでない一人ひとりの改善ポイントがわかります。手ごろな価格ながら充実の機能で、本格的な体重管理を始めたい人にも便利です」
Bluetoothに対応したコンパクトな体組成計。計測したデータはスマートフォン用アプリ「オムロン コネクト」に転送して管理できます。「オムロン コネクト」はさまざまなヘルスケアアプリと連動可能。また、ユーザーを自動認識して、乗るだけで測定を開始できる「自動認識機能」を搭載しており、約4秒で測定できます。赤ちゃんやペットの体重を、抱いて計ることで測定できる「体重引き算機能」も搭載しています。
【基本スペック】
最小表示:50g
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、基礎代謝、骨格筋率、体年齢
登録人数:4人
通信機能:Bluetooth
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「低価格ながらスマホアプリと連動できるモデル。iPhoneのヘルスケア機能などと連携できるので、体重など各種データの管理がしやすいです」
本体上部の大きな液晶画面に、測定した8つのデータを一覧表示できます。多くの体重・体組成計は、計測したデータを表示する際にスクロールしたり、画面が切り替わったりしますが、このモデルは1画面にまとめて表示します。Wi-FiやBluetoothなどの通信機能は搭載しないものの、専用アプリ「ECLEAR plus」が使用でき、体重と体脂肪率を入力するだけで、そのほかのデータ管理が可能。なかでも内臓脂肪量は筑波大学と共同研究した測定データを元に、30段階で正確に評価することができます。
【基本スペック】
最小表示:50g(100kg以上は200g)
測定項目:体重、BMI、前回体重値、内臓脂肪レベル、皮下脂肪率、体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝
登録人数:4人
通信機能:なし
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「液晶画面には体重、BMI、骨格筋率、体脂肪率、皮下脂肪率、基礎代謝、内臓脂肪レベルが一覧表示され、文字が大きく見やすいです。通信機能がないのは残念」
ガーミンのスマートウォッチとの連携に便利な体組成計。検索できる項目は体重など6項目と少なめですが、Wi-Fi接続で健康管理アプリ「Garmin Connect」と同期が可能。このため、スマートウォッチで取得したアクティビティの記録などと合わせて管理できます。また、「Garmin Connect」では、日々の運動記録や消費カロリー、睡眠状態やストレスレベルなどのライフログと、体重などの数値を合わせて体の状態を見たり、トレーニングの計画を立てたりできます。
【基本スペック】
最小表示:100g
測定項目:体重およびその推移、体脂肪率、BMI、体内水分量、骨格筋量(筋肉量)、骨率
登録人数:16人
通信機能:Wi-Fi、Bluetooth
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「スマートウォッチをトレーニングに活用する人に最適な体組成計。健康管理アプリ『Garmin Connect』で、トレーニングの記録と体の状態をまとめて管理できます」
付属のソフト珪藻土マットを本体に被せて乗るユニークな体重計。ディスプレイは搭載しておらず、両足で乗ると自動的に測定し、体重の変化をスマホアプリで確認できます。「健康維持モード」「ダイエットモード」「チャイルドモード」「マタニティモード」などを搭載しており、各モードに合わせて、必要な測定項目を優先します。ファミリーで共用する場合は、体重は表示せず、測定値の変化のみを表示することも可能。
【基本スペック】
最小表示:100g(75〜150kgは200g)
測定項目:体重、BMI
登録人数:無制限
通信機能:Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「一見すると体重計には見えないデザインが特徴。あえて細かな体組成は計測せず、体重だけを測定してスマホアプリで表示します。体重を測ることを意識せずに使えるのがユニークです」
手ごろな価格ながら、内臓脂肪レベルや骨格筋率など7項目の測定が可能。ボディの四隅に滑り止めゴムを備えており、裏面には持ちやすい窪みが付いているため、床を傷つけることなくスムーズに収納ができます。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜135kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、基礎代謝、骨格筋率、体年齢
登録人数:4人
通信機能:なし
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「4色のカラーバリエーションを用意するシンプルな体組成計。厚さ28mmで、コンパクト。家具などの隙間に収納しやすいです。体組成計測は基本の6項目で、骨格筋率にも対応しています」
こちらも手ごろな価格ながら、体重に加え、内臓脂肪レベルや体内年齢など6項目の体組成が測定できるコストパフォーマンスにすぐれたモデル。本体に乗ると自動で測定を開始する「乗るピタ機能」搭載で、測定結果が液晶画面に大きく表示されて見やすく、手軽に健康管理をしたい人におすすめです。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜150kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢
登録人数:5人
通信機能:なし
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「体組成の基本となる6項目(体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢)が測定できるシンプルな体組成計です。大画面を備えており立ったままでも数字が見やすく、5人まで登録できるので家族で使いたい人に最適です」
7項目が測定でき、体重計をスマホアプリ(iPhone/Android対応)に連動させれば測定状況の管理も簡単。測定後60分間は、スマホアプリを立ち上げなくても自動でデータが転送されるようになっています。ガラス天板の薄型デザインで、スタイリッシュなのも特徴。6歳から体脂肪率などの体組成が測定できる「子どもアルゴリズム」を搭載しており、お子さんの肥満予防にも役立ちます。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜135kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、基礎代謝、骨格筋率、体年齢
登録人数:4人
通信機能:Bluetooth
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「Bluetooth機能を搭載しており、計測したデータをアプリに転送して管理できるのがポイント。ただし、本体側にメモリー機能を搭載していないのがやや不便です」
厚さ約2.4cmで棚の下にもすっきり収まる薄型サイズを実現。スマートフォンと連携させれば、専用アプリの「ウェルネスノート」に転送された測定データをグラフや数値で確認することができます。また、スマートフォンに内蔵された歩数計アプリとも連動。カレンダー機能で日々の管理確認ができ、記録漏れも防げます。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜150kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、体水分率、筋肉率、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝、BMI
登録人数:10人
通信機能:Bluetooth
全16項目の身体データが計測できる多機能モデル。視認性の高い3.5型カラーディスプレイを搭載しています。専用アプリによる目標の設定が可能で、測定のたびに目標までの進捗やトレンド分析などがビジュアルで表示されます。なお、専用アプリでは3Dモデルで体型の変化を表示したり、体重や体脂肪率などの推移をグラフで表示したりできます。また、体重計で測定したデータは「Google Fit」やAppleの「ヘルスケア」などと連携が可能です。
【基本スペック】
最小表示:50g(5kg以上は100g、75kg以上は200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、心拍数、水分量、基礎代謝量、内臓脂肪、除脂肪体重、体脂肪量、骨量、体内年齢、タンパク質、皮下脂肪量、ボディタイプ、骨格筋量
登録人数:制限なし
通信機能:Wi-Fi/Bluetooth
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「コスパの高いデジタルガジェットやスマート家電を数多く手がけるアンカーならではのお得なモデル。測定できるデータが豊富で、ダイエットのモチベーションアップにも役立ちます」
16項目の測定ができる高性能モデル。BluetoothとWi-Fiに対応しており、Appleの「ヘルスケア」や、「Google Fit」「Fitbit」などの健康管理アプリと連携が可能です。独自の「U-Body機能」により、測定データに基づいて3Dモデリングされた体形を専用アプリで確認できます。赤ちゃんやペットなどの体重測定にも対応。
【基本スペック】
最小表示:50g、100g(0.1〜5kgまでは50g、5〜75kgまでは100g、75〜150kgまでは200g)
測定項目:体重、心拍数、体脂肪率、BMI、内臓脂肪、筋肉量、基礎代謝量、水分量、体脂肪量、除脂肪体重、骨量、タンパク質、体内年齢、骨格筋量、皮下脂肪率、ボディタイプ
登録人数:無制限
通信機能:Wi-Fi、Bluetooth LE
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「1万円以下で買える価格ながら16項目の測定に対応した高コスパモデル。スマホ連携機能を備えるほか、赤ちゃんなど体重が5kg以下なら50g単位で測定できるなど高性能です。自分の体形の3Dモデルが見られるのも面白いですね」
体重を支えるだけの脚の筋肉量があるかを「脚点」として表示する機能を搭載。計測項目は「脚点」を加えた8項目です。乗った人を自動で認識して測定する「乗るピタ」機能を備えており、立てかけ収納にも対応しています。本体厚は26mmとスリム設計なのもポイントです。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜150kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、基礎代謝、骨格筋率、体年齢、脚点
登録人数:5人
通信機能:なし
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「『脚点』は50〜150 ポイントで表示され、点数に応じて「良い」「やや低い」「低い」の3段階で判定します。脚の筋肉量は加齢の影響を受けやすいので早めの対策が吉。測定の継続状況に合わせて画面表示が変わる「マイサポ」機能を備えており、継続的な測定をサポートしてくれるのも便利です」
Bluetooth接続により、ワイヤレスでスマートフォンに測定データを送信し、測定状況を専用のスマホアプリ(iPhone/Android対応)上で細かく管理できます。8項目を測定でき、測定の状況に合わせて表示が変わる機能も搭載。一定期間測定していない家族の個人番号を表示してくれるので、家族で健康管理をするのにも便利です。
【基本スペック】
最小表示:50g(100〜150kgは100g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、推定骨量
登録人数:5人
通信機能:Bluetooth LE
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「測定できる体組成は7項目ですが、体重を50g単位で計測できるのがポイント。より細かな体重変化を記録できます」
スマホアプリと連動する体組成計のエントリーモデル。Bluetooth接続により、ワイヤレスでスマートフォンに測定データを送信し、測定状況をスマホの専用アプリ(iPhone/Android対応)上で管理できます。8項目を測定でき、測定状況に合わせて表示が変わる機能も搭載。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜150kgは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、推定骨量
登録人数:5人
通信機能:Bluetooth LE
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「コンパクトボディに数値を大きく表示できるディスプレイを搭載。さらにBluetooth対応でスマホアプリと連動させて使えます。アスリートモードも備えているので、トレーニングにも活用できます」
Bluetooth機能を搭載し、スマホアプリ「HUAWEI Health」と連携して測定データを登録できるスマート体組成計。アプリを立ち上げなくても体組成計の上に乗るだけで体重と体脂肪率を表示でき、アプリを立ち上げると各種データと同期できます。測定できる項目は全12項目と豊富。アプリ上では変化をグラフ状にして表示できます。落下テストや高温、低温環境などの品質試験もクリアしたタフな設計です。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜150kgは200g)
測定項目:体重、BMI、体脂肪率、除脂肪体重、骨ミネラル量、骨格筋量、体内水分率、タンパク質、内臓脂肪、基礎代謝量、体格、身体年齢
登録人数:10人
通信機能:Bluetooth
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「測定項目が豊富でスマートフォン連携が便利なモデルです。価格も手ごろなので、スマホ連携モデルを試してみたいという人の初めての1台としておすすめ。透明感のあるデザインなので、脱衣場の雰囲気を一新してみたいというニーズにも応えてくれます」
11項目を測定でき、体幹・両腕・両足の筋肉の質も測定して点数で評価するので、ユーザーのトレーニング目標に合わせて、どこを鍛えればよいかの目安が付けやすくなっています。平常時の脈拍数の測定も可能。専用のスマホアプリ(iPhone/Android対応)と連動して、細やかな体組成管理が行える高機能モデルです。
【基本スペック】
最小表示:50g(100〜200kgまでは100g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、推定骨量、筋質点数、脈拍数
登録人数:4人
通信機能:Bluetooth LE
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「乗るだけでなく、グリップを両手で握ることで体の部位別に筋質の測定ができます。体重は50g単位で測定し、脈拍も測定できるなど、本格的なアスリート向けのモデルです」
8項目の測定ができ、全身をはじめ、体幹や両腕、両足といった部位ごとの皮下脂肪と骨格筋率も測定。体の部位を意識したトレーニングやダイエットが効率的に行えます。スマホと連動して体組成計から転送された測定データを、専用のスマホアプリ(iPhone/Android対応)上で運動グラフや数値としてチェック可能。
【基本スペック】
最小表示:100g(100〜135kgまでは200g)
測定項目:体重、体脂肪率、BMI、皮下脂肪率、骨格筋率、基礎代謝、内臓脂肪レベル、体年齢
登録人数:4人
通信機能:Bluetooth LE
【コヤマタカヒロ氏のコメント】
「グリップ付きで、両腕、体幹、両足の部位別に筋肉や脂肪の状態が計測できます。7項目の体組成測定に対応しており、アプリでの管理が可能。体の部位別測定ができるタイプの中ではお手頃な価格も魅力」
ダイエットや筋トレが必要ない人にとっても、体重は健康のバロメーターとして常に把握しておく必要があります。それだけに、一家に1台は体重計・体組成計を備えておきたいものです。最近はスマホアプリと連動して測定値を管理できる製品が増えており、活動量と合わせて管理できるものも発売されています。
スマホアプリを活用すると、より体重や体組成の管理がしやすくなり、健康管理やトレーニングの動機付けにもなります。体重だけ測定できるものや、スマホアプリ連動機能を搭載していないものと比べると価格はやや高くなりますが、これから体重計・体組成計を買うなら、スマホアプリ連動タイプがおすすめです。